第05 話:ハプニングとプレゼント
翌朝、目が覚めると、ナターシャとシルフィーが隣で寝ていた。
聖矢「な、何で二人が居るの!?」
聖矢は、飛び起き部屋の外に…。
聖矢「やはり、僕の部屋で間違い無い…。」
……。
バタン!
聖矢「二人とも起きて!」
シルフィー「聖矢さん、おはようございます…。」
ナターシャ「聖矢さん…。」
……。
シルフィー「えっ、ナターシャ何で隣で寝てるの!?」
ナターシャ「あれ、何でだろう…。」
……。
聖矢「えっと…、それは僕のセリフなんですが…。」
聖矢は、部屋番号を指差す。
シルフィー・ナターシャ「???」
二人は、部屋番号を見て、パッとする。
「あわわわ…。」
「……!!」
二人は顔を真っ赤にする。
シルフィー「ささ、3人で…!?」
聖矢は頷く。
シルフィーは、慌てで自分の部屋に閉じこもる。
ナターシャ「わ、私は仕事に…。」
ナターシャも顔を真っ赤にして下りていった。
聖矢「なんか、気不味くなっちゃったな…。」
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聖矢は、一人町へ繰り出した。
屋台のおじさん「今日は一人か?」
聖矢「うん、ちょっとね…。」
屋台のおじさん「ケンカしたか?」
聖矢「まあ…。」
屋台のおじさん「仲直りには、何か送ると良いぞ。」
聖矢は頷くと、また歩き出した。。
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散策をしていると、小物屋を見つけた。
カランカラン。
店員「いらっしゃい。」
聖矢は、店内を見ていると、赤い石が入った腕輪が置かれていた。
聖矢「これって、2つありますか?」
店員「プレゼントですか?」
店員の目が輝く。
聖矢「ええ、少し気不味くなっちゃって…。」
店員「ふーん…。」
店員が、1つずつ包んでくれた。
店員「銀貨6枚ですよ。」
聖矢は精算を済ませる。
店員「歓んでもらえると良いですね。」
聖矢「はい!」
聖矢は店をアトにした。
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夜、宿屋に戻ると、シルフィーとナターシャを呼んだ。
シルフィー「聖矢さん、どうしたんですか?」
ナターシャ「聖矢さん何か用?」
聖矢「仲直りしたくて。」
シルフィー・ナターシャ「仲直り?」
聖矢「朝の事で…。」
二人は頬が赤くなる。
聖矢「だから、これを仲直りに…。」
二人にプレゼントを渡す。
シルフィー「プレゼント?」
ナターシャ「くれるの?」
二人は包を開ける。
シルフィー「キレイ。」
ナターシャ「素的な腕輪。」
聖矢「これで仲直りしてくれると…。」
ナターシャ「あの時は気が動転してたから…。」
聖矢「うん…。」
シルフィー「でも、嬉しい。」
ナターシャ「聖矢さん、ありがとう。」
聖矢「喜んで貰えたなら良かった。」
二人は、ニコニコしながら腕にはめた。
シルフィー「これって魔属石?」
聖矢は頷く。
聖矢「全属性の効果が上がるみたい。」
ナターシャ「へー、じゃあ明日早速狩りに行かないとね。」
シルフィー「じゃあ、私も!」
3人は明日を楽しみに部屋に戻った。
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今回の報酬
特になし。
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.9
シルフィー:lv.17
ナターシャ:lv.34
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読んでいただきありがとうございます。
ハプニング!?
聖矢にとってはラッキーなのか…。
プレゼントを貰った、シルフィーとナターシャの活躍に期待。
感想や評価をいただけると幸いです。