第53話：太陽の塔⑯
ジリリリ！ジリリリ！
６人「！？」
スーラ「朝だよ、起きてスラ！」
聖矢「もう朝が。」
シルフィー「スーラ、早起きだね。」
スーラ「だって、時計だからスラ。」
ナターシャ「時計？」
スーラ「そうだよ、時計スラ。」
ナターシャ「スーラは時計だったのね。」
聖矢「そっか、時計が。」
シルフィー「スーラは時計じゃなくて、スライムですよ。」
ナターシャ「でも、ここに時計が。」
６人「えっ！？」
聖矢「時計なんて出した？」
５人は首を振る。
スーラ「スライムの僕が時計スラ」
シルフィー「えっ、えっと、どういう事ですか！？」
スーラ「時計を食べたら、時計になれたスラ。」
６人「えー！」
スーラ「そんな、驚く事ないスラ。」
聖矢「いやいや、驚くよ。」
５人も頷く。
スーラ「スライムの特殊スラ。」
シンシア「モンスターにも特殊があるの？」
スーラ「あるよ、これは義体スラ。」
シンシア「義体？」
スーラ「取り込んだモノになれるスラ。」
聖矢「それは、人にも？」
スーラ「僕には、無理スラ。」
シルフィー「どうして？」
スーラ「人は大きすぎるスラ。」
シルフィー「大きいから？」
スーラ「うん、自分自身の大きさより大きいのはなれないスラ。」
フィオナ「じゃあ、カロンは？」
スーラ「カロンにはなれるスラ。」
フィオナ「偏心して。」
スーラ「うーん、カロンを取り込んでないから今は無理スラ。」
フィオナ「カン、スーラに取り込まれて？」
５人「！？」
カロン「えー！」
フィオナ「お願い。」
スーラ「髪の毛でも大丈夫スラ！！」
カロン「そ、それなら…。」
カロンは毛を１本抜くと、スーラに渡す。
フィオナ「ワクワク！」
スーラ「義体スラ！」
スーラの体がウネウネと波打ち、カロンの姿になる。
６人「おぉー！」
フィオナ「カロンが２人だりになった！」
シンシア「髪の毛は、青色なんですね。」
スーラ「義体だからスラ。」
聖矢「人になるには、どうするの？」
スーラ「進化かな。」
６人「進化！？」
スーラ「うん、進化して、大きくなれれば、人にも義体できるスラ。」
聖矢「進化はできないの？」
スーラ「とっくにできるスラ。」
シンシア「どうして進化しないの？」
スーラ「進化したら、レベル１に戻るスラ。」
聖矢「それはまた…。」
スーラ「だから、このままで良いスラ。」
聖矢「わかった、エレメントグリフォン倒す前に進化すればいいよ。」
スーラ「うんスラ。」
聖矢達は、右上の魔法陣に乗り転移した。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
聖矢達は、先程の部屋の、左の部屋に転移して来た。
シンシア「隣の部屋に来たみたいです。」
聖矢「この部屋は魔法陣が３つか。」
スーラ「左上が宝箱の部屋だスラ。」
シルフィー「モンスター居ますか？」
スーラ「あの部屋は広いから、大きいのが居るかもスラ。」
聖矢「ビッグスライムなら良いけど、ゴーレムは嫌だな。」
ナターシャ「同感ね。」
聖矢達は、宝箱の部屋への魔法陣に乗り転移した。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
聖矢達は、３つ目の宝箱の部屋に転移した。
聖矢「今回は２つ目の部屋くらい広いな。」
スーラ「２番目に広い部屋スラ。」
ナターシャ「中身も期待かな。」
聖矢「モンスター次第じゃないかな。」
シンシア「居ましたよ、モンスター。」
聖矢達の前に、５本の首を生やしたドラゴンが現れた。
‡ バトルスタート ‡
ーーーーーーーーーーーーーーー
フィフスドラゴン（火）：2500/2500
フィフスドラゴン（水）：2500/2500
フィフスドラゴン（風）：2500/2500
フィフスドラゴン（光）：2500/2500
フィフスドラゴン（闇）：2500/2500
∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧
聖矢：1300/1300：防
シルフィー：1300/1300：防
ナターシャ：1610/1610：防
フィオナ：1230/1230：防
シンシア：1680/1680：防
カロン：980/980：防
スーラ：1420/1420
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スーラ「フィフスドラゴンは厄介スラ。」
シルフィー「そうなの？」
スーラ「魔法で攻撃すればわかるスラ。」
聖矢「わかった。」
カロンはホーリープロテクションをかける。
スーラの防御力があがった。
シンシアはマジックコートをかける。
全員の魔法防御力があかった。
聖矢はファイヤージャベリンをかける。
フィフスドラゴン（火）が守りに入り、効かなかった。
ナターシャはアイシクルジャベリンをかける。
フィフスドラゴン（水）が守りに入り、効かなかった。
シルフィーはウインドジャベリンをかける。
フィフスドラゴン（風）が守りに入り、効かなかった。
フィオナはホーリージャベリンをかける。
フィフスドラゴン（光）が守りに入り、効かなかった。
スーラはダークジャベリンをかける。
フィフスドラゴン（闇）が守りに入り、効かなかった。
フィフスドラゴン（火）は聖矢を物理攻撃。
聖矢に450のダメージ。
フィフスドラゴン（水）はシルフィーを物理攻撃。
シルフィーに500のダメージ。
フィフスドラゴン（風）はナターシャを物理攻撃。
ナターシャに400のダメージ。
フィフスドラゴン（光）はフィオナを物理攻撃。
フィオナに500のダメージ。
フィフスドラゴン（闇）はスーラを物理攻撃。
スーラには効かなかった。
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フィフスドラゴン（火）：2500/2500
フィフスドラゴン（水）：2500/2500
フィフスドラゴン（風）：2500/2500
フィフスドラゴン（光）：2500/2500
フィフスドラゴン（闇）：2500/2500
∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧
聖矢：85 0/1300：防
シルフィー：800/1300：防
ナターシャ：1210/1610：防
フィオナ：730/1230：防
シンシア：1680/1680：防
カロン：980/980：防
スーラ：1420/1420：防
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聖矢「それぞれが守りに入るのか…。」
スーラ「厄介なのはそこスラ。」
ナターシャ「物理攻撃しかないじゃない！」
シルフィー「私じゃ、物理攻撃は…。」
スーラ「僕でも無理だスラ。」
聖矢「なんとかなるんじゃないかな。」
５人「えっ！？」
スーラ「物理攻撃は、シルフィーや僕では無理なんだすよ、どうするスラ？」
聖矢「取り敢えず、僕とナターシャとフィオナで首の１つを倒す。」
ナターシャ「わかったわ。」
フィオナ「うん。」
聖矢「シルフィーとスーラ、カロンとシンシアは倒すまで、回復と補助を！」
シルフィー「うん。」
シンシア「わかりました。」
カロン「うん。」
スーラ「わかったスラ。」
シンシアはヒールベールをかける。
全員の体力が400回復した。
カロンはヒールベールをかける。
全員の体力が全回した。
シルフィーはウイングチャージをかける。
聖矢の速度があがった。
スーラは防御体制をとる。
聖矢はフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に500のダメージ。
ナターシャはフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に600のダメージ。
フィオナはフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に400のダメージ。
フィフスドラゴン（火）はファイヤーボールをかける。
聖矢に400のダメージ。
フィフスドラゴン（水）はアイシクルストームをかける。
全員に400のダメージ。
フィフスドラゴン（風）はスーラを物理攻撃。
スーラには効かなかった。
フィフスドラゴン（光）はヒールをかける。
フィフスドラゴン（光）の体力が300回復した。
フィフスドラゴン（闇）はダークボールをかける。
スーラに400のダメージ。
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フィフスドラゴン（火）：2500/2500
フィフスドラゴン（水）：2500/2500
フィフスドラゴン（風）：2500/2500
フィフスドラゴン（光）：1300/2500
フィフスドラゴン（闇）：2500/2500
∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧
聖矢：800/1300：防速
シルフィー：900/1300：防
ナターシャ：1210/1610：防
フィオナ：830/1230：防
シンシア：1280/1680：防
カロン：580/980：防
スーラ：620/1420：防
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聖矢「やっぱりヒール持ってたか。」
ナターシャ「フィフスドラゴン（光）を攻撃したのは、それが理由？」
聖矢「そうだよ、ヒールは光魔法で補助魔法だから。」
シンシア「それを見越していたんですね。」
聖矢「うん、フィフスドラゴン（光）は後一息で倒せる。」
ナターシャ・フィオナ「うん。」
シンシアはハイヒールをかける。
聖矢の体力が全回した。
カロンはハイヒールをかける。
スーラの体力が500回復した。
シルフィーはヒールベールをかける。
全員の体力が300回復した。
スーラはヒールベールをかける。
全員の体力が全回した。
聖矢はフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に500のダメージ。
ナターシャはフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に600のダメージ。
フィオナはフィフスドラゴン（光）を物理攻撃。
フィフスドラゴン（光）に400のダメージ。
フィフスドラゴン（火）はファイヤーボールをかける。
聖矢に400のダメージ。
フィフスドラゴン（水）はウォーターボールをかける。
シンシアに300のダメージ。
フィフスドラゴン（風）はウインドボールをかける。
シルフィーに400のダメージ。
フィフスドラゴン（闇）はダークボールをかける。
スーラに400のダメージ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
フィフスドラゴン（火）：2500/2500
フィフスドラゴン（水）：2500/2500
フィフスドラゴン（風）：2500/2500
フィフスドラゴン（光）：0/2500
フィフスドラゴン（闇）：2500/2500
∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧
聖矢：900/1300：防速
シルフィー：900/1300：防
ナターシャ：1610/1610：防
フィオナ：1230/1230：防
シンシア：1280/1680：防
カロン：980/980：防
スーラ：1020/1420：防
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聖矢「これで、光属性魔法なら攻撃できるよ。」
スーラ「わかったスラ。」
シンシアはヒールベールをかける。
全員の体力が全回した。
カロンはウイングチャージをかける。
ナターシャの速度があがった。
聖矢はホーリージャベリンをかける。
フィフスドラゴン（闇）に600のダメージ。
シルフィーとナターシャはホーリーストームをかける。
全体に1300のダメージ。
フィオナはホーリージャベリンをかける。
フィフスドラゴン（風）に500のダメージ。
スーラはホーリージャベリンをかける。
フィフスドラゴン（水）に800のダメージ。
フィフスドラゴン（火）はシルフィー2を物理攻撃。
シルフィーに500のダメージ。
フィフスドラゴン（水）はウォーターボールをかける。
聖矢に400のダメージ。
フィフスドラゴン（風）はウインドストームをかける。
全員に400のダメージ。
フィフスドラゴン（闇）はダークボールをかける。
ナターシャに400のダメージ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
フィフスドラゴン（火）：1200/2500
フィフスドラゴン（水）：400/2500
フィフスドラゴン（風）：700/2500
フィフスドラゴン（光）：0/2500
フィフスドラゴン（闇）：600/2500
∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧
聖矢：500/1300：防速
シルフィー：400/1300：防
ナターシャ：810/1610：防速
フィオナ：830/1230：防
シンシア：1280/1680：防
カロン：580/980：防
スーラ：1020/1420：防
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聖矢「頑張れ皆！」
６人「うん！」
シンシアはハーフヒールをかける。
全員の体力が半分回復した。
カロンはヒールベールをかける。
全員の体力が300(回復した。
聖矢とシルフィーとナターシャはホーリーストームをかける。
全体に1700のダメージ。
‡ バトルエンド ‡
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フィフスドラゴン（火）：0/2500
フィフスドラゴン（水）：0/2500
フィフスドラゴン（風）：0/2500
フィフスドラゴン（光）：0/2500
フィフスドラゴン（闇）：0/2500
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聖矢「終わったー！」
シルフィー「強かったですね。」
聖矢「ああ、始めは、お互いに守り合うんだからな…。」
ナターシャ「聖矢の起点で勝てたんだから。」
聖矢「まあ、そうなんだけど、フィフスドラゴン（光）以外がヒールを使えてたら、無理だったよ。」
スーラ「まあ、宝箱開けようスラ。」
ナターシャ「そうね。」
聖矢「検査！」
宝箱は虹色に光っている。
聖矢「また女神様だったり！？」
ナターシャ「それは無いでしょ！」
聖矢は宝箱を開けると、３女神の像が入っていた。
聖矢「今回は、別々じゃ無いんだね。」
シンシア「以前にもあったのですか？」
聖矢「月の塔でね。」
シンシア「そうでしたか。」
スーラ「モンスターが再び現れる前に戻るスラ。」
聖矢「そうだな。」
聖矢達は、魔法陣に乗り、前の部屋に転移した。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前の部屋に戻った聖矢達。
シルフィー「次の部屋はどんな部屋？」
スーラ「次も狭い部屋だスラ。」
聖矢「じゃあ、モンスターはいなさそうだな。」
ナターシャ「次の部屋には宝箱は？」
スーラ「宝箱の部屋への魔法陣はあるスラ。」
聖矢「それじゃあ、行くか！」
６人「うん。」
聖矢達は、魔法陣に乗り、次の部屋へ転移した。
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今回の報酬
３女神の像
ドラゴンの角×10
ドラゴンの牙×8
ドラゴンの骨×20
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名前：光野聖矢
Ｌｖ：43
（経験値：826745 ）
体力：1300
攻撃：350
防御：290
魔力：340
速度：280
幸運：190
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体攻防魔速運
✕✕○✕✕○✕
火水風光闇補回
○○✕○✕✕✕
特殊
調剤・検査・召喚
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
／＼／＼／パーティー＼／＼／＼
聖矢：lv.43
シルフィー：lv.43
ナターシャlv.48
フィオナ：lv.42
シンシア：lv.49
カロン：lv.38
スーラ：lv.45
＼／＼／＼／＼＿／＼／＼／＼／
読んでいただきありがとうございます。
フィフスドラゴンを聖矢の起点で倒し、３女神の像を手に入れた。
残り３つの宝箱には、何が入っているのか。
感想や評価を頂けると幸いです。
