表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/178

第30話:新たな旅立ち。

バランがサクロン邸にやって来た。


バラン「聖矢さん、できましたょ。」


聖矢「本当ですか!?」


バラン「まずは武器だな。」


テーブルに、ドラゴンブレード・ドラゴンスピア・ドラゴンロッド・ドラゴンナイフと並べる。


バラン「それぞれ、ドラゴンの牙を使っているから、武器としては最高の一品だ。」


聖矢は、ドラゴンブレードを手に取る。


ブンブン!


聖矢「軽くて扱いやすい。」


ナターシャは、ドラゴンスピアを手に取る。


ナターシャ「確かに軽いわね。」


シルフィー「杖は、ここでは使えないな…。」


シルフィーは、ドラゴンロッドを手に取るが、魔法を使うのを止めた。


フィオナ「私はナイフ!」


フィオナは、ドラゴンナイフを手に取る。


バラン「どの武器も魔攻が上がっているので、杖に持ち替えなくても、戦えると思いますよ。」


聖矢「やっぱり、素材の影響で?」


バラン「多分…。」


シルフィー「外で試してみても良いですか?」


バラン「良いですが、外?」


シルフィー「転移、草原!」


5人を魔法陣が包み、転移した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


転移により、マリアを助けた丘に着いた。


バラン「こ、ここは!?」


聖矢「確かにここなら。」


ナターシャ「バランさん、ここは以前、マリアを助けた所なんです。」


バラン「はあ…、一瞬で…。」


聖矢「まあ、試してみるか。」


フィオナ「スライム見つけた!」


聖矢「物足りないがいいや。


 ‡   バトルスタート   ‡ 


ーーーーーーーーーーーーーーー


スライムA:6/6

スライムB:6/6

スライムC:6/6

スライムD:6/6


∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧


聖矢:600/600

シルフィー:600/600

ナターシャ:980/980

フィオナ:600/600


ーーーーーーーーーーーーーーー


聖矢はスライムを物理攻撃。

スライムに280のダメージ。


ナターシャはファイヤーボールをかける。

スライムに400のダメージ。


シルフィーはファイヤーストームをかける。

スライムに370のダメージ。


ブースターはホーリージャベリンをかける。

スライムに420のダメージ。


 ‡    バトルエンド    ‡ 


ーーーーーーーーーーーーーーー


スライムA:0/6

スライムB:0/6

スライムC:0/6

スライムD:0/6


ーーーーーーーーーーーーーーー


バラン「!!」


ナターシャ「張り合い無いわね。」


聖矢「スライムだし…。」


ナターシャ「何か召喚できないの?」


聖矢「出来るのかな…。」


ナターシャ「ドラゴン召喚してよ。」


聖矢「グラスの町長みたいに?」


ナターシャ「そう!」


聖矢「フィオナ、バランさんを守ってね。」


フィオナ「うん。」


聖矢は目を閉じ、ドラゴンをイメージする。


聖矢「商館、ドラゴン!」


魔法陣が現れ、大きなドラゴンが現れた。


ギャオー!


バラン「ドラゴン!?」


 ‡   バトルスタート   ‡ 


ーーーーーーーーーーーーーーー


ドラゴン:1000/1000


∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧∨∧


聖矢:600/600

シルフィー:600/600

ナターシャ:980/980

フィオナ:600/600


ーーーーーーーーーーーーーーー


聖矢はドラゴンを物理攻撃。

ドラゴンに230のダメージ。


ナターシャはファイヤージャベリンをかける。

ドラゴンに540のダメージ。


シルフィーはウインドカッターをかける。

ドラゴンに380のダメージ。


フィオナはダークジャベリンをかける。

ドラゴンに440のダメージ。


 ‡    バトルエンド    ‡ 


ーーーーーーーーーーーーーーー


ドラゴン:0/1000


ーーーーーーーーーーーーーーー


聖矢「斬れ味良いな。」


ナターシャ「槍でこの威力凄すぎるわ。」


シルフィー「上級魔法だと、威力どれくらいかな。」


フィオナ「使いやすいよ。」


バラン「この方達強すぎる。」


聖矢「バランさん、ありがとうございます。」


バラン「喜んでいただけたなら良かったです。(この方達に渡して良かったのだろうか…。)」


聖矢「じゃあ、帰ろう。」


シルフィー「転移、サクロン邸応接室!」


魔法陣が5人を転移させた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


バラン「帰ってきた…。」


聖矢「便利でしょ。」


バラン「ええ、ただ怖くもありますね…。」


聖矢「そうですか?」


バラン「はい、侵入が容易に出来そうですし…。」


3人「確かに…。」


バラン「まあ、ダンジョン等から、脱出するのには、良さそうですが。」 


聖矢「確かにそれなら脱出が容易に。」


バランが頷く。


バラン「でわ、防具を。」


バランは、テーブルにドラゴンメイル・ドラゴンヘルム・ドラゴンローブ×3・ドラゴンティアラ×3を並べる。


バラン「聖矢さんには、ドラゴンメイルとドラゴンヘルムです。」


聖矢「ドラゴンの鱗で出来てる。」


バラン「はい、ドラゴンの鱗を重ねながら、強度と耐久性、装備のしやすさを考えて作りました。」


聖矢「やっぱり、魔法耐性も高いのですか?」


バラン「はい、火・水・風・光・闇への耐性があり、特に火は完全耐性です。」


聖矢「それは凄い。」


バラン「ナターシャさん、シルフィーさん、フィオナさんには、ドラゴンローブとドラゴンティアラです。」


ナターシャ「ドラゴンの鱗は見当たらないですが…。」


バラン「はい、ドラゴンローブはグリーンキャタピラーの糸にドラゴンの鱗の粉を混ぜた特別な糸で編んだローブなんです。」


ナターシャ「丈夫さはあるのですか?」


バラン「はい、ミスリルの武器で斬っても破れない程の丈夫さがあります。」


シルフィー「それは丈夫ですね。」


バラン「魔法耐性は、ドラゴンメイルと同等です。」


ナターシャ「着てみても良いかしら。」


バラン「伸縮性もあるので、キツくはないと思います。」


3人は、ドラゴンローブを着てみる。


ナターシャ「確かに、着やすいわね。」


フィオナ「私もピッタリ。」


シルフィー「洗っても大丈夫かな。」


バラン「はい、大丈夫です。」


シルフィー「それなら良かったです。」


バラン「ドラゴンティアラは、ドラゴンヘルム程の物理防御力は無いけれど、魔法防御力は高いですよ。」


4人「ありがとう御座います。」


バラン「いえいえ、旅の無事を願ってます。」


聖矢「いくらですか?」


バラン「素材は渡されていたので、制作代だけですね。」


ガチャ!


ダルク「それは、私が出そう。」


聖矢「ダルクさん!?」


バラン「えっと…。」


ナターシャ「ダルクさん、お気遣いは嬉しいのですが。」


聖矢「お金には余裕があるので…。」


ダルク「これからの旅に取っておきなさい。」


4人「…。」


バラン「金貨1300枚です。」


ダルク「わかった、後で届けさせよう。」


バラン「ありがとうございました。」


バランは、鍛冶屋へ帰って行った。


聖矢「ダルクさん、良いのですか?」


ダルク「ああ、気にしなくていい。」


聖矢「ありがとう御座います。」


ダルク「それで、何時旅立つ?」


聖矢「そうですね…。」


聖矢は、3人を見る。


ナターシャ「戦争が始まりそうなら、急いだ方が良いと思うけど?」


2人も頷く。


聖矢「でわ、2日後の出発出。」


3人も頷く。


ダルク「わかった、王様にも伝えておこう。」


聖矢「お願いします。」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


次の日、4人はガイアス王立学院へ行き、ケイン先生に出発の挨拶をする。


ケイン先生「いよいよ出発ですか。」


聖矢「はい、マナード帝国へ向かいます。」


ケイン先生「無事を祈ってますね。」


聖矢「ありがとうございます。」


ケイン先生「旅の為に、マナード帝国の勉強をしましょうか?」


4人「ぜひ!」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ケイン先生と、魔法修練場へ来た4人。


ケイン先生「でわ、特別授業を行います。」


4人「お願いじます。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ケイン先生「マナード帝国に生息するモンスターには、オーク系、コボルト系、ハーピィ系、クラウド系が多く生息しています。」


聖矢「オークは月の塔に居たからわかるな。」


シルフィー「クラウド系のモンスターって?」


ケイン先生「マナード全域で見られるのは、クラウド、フレアクラウド、アイスクラウドですね。」


シルフィー「どんなモンスターですか?」


ケイン先生「雲のモンスターなので、物理攻撃は効きませんし、風魔法も利きません。」


聖矢「雲に風が効かないのはわかる気がする。」


ケイン先生「ちなみに、ハーピィ系にも風魔法は効きませんよ。」


ナターシャ「面倒なモンスターが多いって事ね。」


ケイン先生「確かにそうですね、もっとメンドウなモンスターも居ますが…。」


聖矢「えっ…。」


ケイン先生「面倒なモンスターは、エレメントグリフォンですね。」


聖矢「エレメントグリフォン?」


ケイン先生「はい、物理攻撃は効きませんし、属性が変化するので、とても厄介なモンスターです。」


ナターシャ「出遭わないことを願うわね。」


聖矢「スライム系は居ないのですか?」


ケイン先生「一応居ますが、遭えないとおもいますよ。」


聖矢「どう言う事ですか?」


ケイン先生「ゴールドスライムです。」


ナターシャ「キラキラ光るしてて、すぐにわかりそう。」


ケイン先生「いえ、ダンジョンに生息しているらしいですが、見たも者は、文献の中にしか…。」


聖矢「今の冒険者には居ないと。」


ケイン先生「はい。」


ナターシャ「もし遭えたら、ラッキーかもね。」


ケイン先生「でわ、マナード帝国には、帝都マナードと、ザネルの町と、ダストの村があります。」


聖矢「マナード帝国は、町が少ないですね。」

ケイン先生「はい、戦争相手国のスノーム王国と同じでユキグニなので、人が密集しているのだと王様もぃます。」


ナターシャ「雪国なら、コートが要るわね。」


ケイン先生「そうですね、それか、フレアコートと言う魔法がありますよ。」


聖矢「どんな効果の魔法ですか?」


ケイン先生「補助魔法の1つで、体に炎を纏う事ができ、雪国では必須の回復。マホウですね。」


聖矢「便利な魔法をありがとうございます。」


ケイン先生「ザネルの町は、4つの塔の1つ『星の塔』がありますよ。」


聖矢「月の塔以外にも女神の降りた塔があるのですか!?」


ケイン先生「はい、ガイアス王国には『月の塔』、混てには『星の塔』、スノーム王国には『太陽の塔』、エルネス精国には『神の塔』があります。」


聖矢「知らなかったです。」


ナターシャ「全部登りたいね。」


ケイン先生「太陽の塔は、スノーム王国の城ですから、行けば登りますよ。」


ナターシャ「取りあえずは、帝都マナードに向かわないと。」


聖矢「そうだね。」


ケイン先生「マナード帝国の勉強は以上ですね。」


4人「ありがとうごさいました。」


ケイン先生「スノーム王国の勉強がしたければ、転移で木てくださいね。」


4人「はい。」


4人は学院をあとにした。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


出発の日、ダルク一家と共に、王都の北門へやって来た。


王様「やっと来たな。」


聖矢「お、王様!?」


王様「見送ると言ったであろう。」


聖矢「し、しかし、城を出て来られるとは。」


大臣「止めたのですが…。」


聖矢「…。(^_^;)」


王様「まあ、良いではないか。」


マリア「また、帰ってきてくださいね。」


ダルク「きっとだぞ。」


シルビア「無事を祈ってますね。」


王様「マナード皇帝によろしくな。」


大臣「いってらっしゃい。」


聖矢「でわ、行ってきます。」


4人は、皆に手を振り、マナード帝国へ向け旅立って行った。


???「聖矢、星の塔で、待ってるからね…。」


小さな何かは、4人を追って飛んで行った。


***************


今回の報酬


ドラゴンブレード

ドラゴンメイル

ドラゴンヘルム

ドラゴンスピア

ドラゴンロッド

ドラゴンナイフ

ドラゴンローブ×3

ドラゴンティアラ×3


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:27

(経験値:206745 )


体力:600


攻撃:100


防御:90


魔力:95


速度:85


幸運:60


―――――――――――――――


体攻防魔速運

✕✕○✕✕○✕


火水風光闇補回

○○✕○✕✕✕


特殊

調剤・検査・召喚


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.27

シルフィー:lv.27

ナターシャlv.38

フィオナ:lv.27


\/\/\/\_/\/\/\/

読んでいただきありがとうございます。


新しい装備を手に入れた4人。

これから始まる、マナード帝国での旅のゆくへは。


感想や評価を頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ