第27話:依頼報告と渡航許可証
ガイアス城、庭園に魔法陣が現れる。
兵士「な、何だ!?」
魔法陣から、聖矢達が現れた。
兵士「た、隊長!?」
隊長「任務を終え戻った、王に伝えてくれ。」
兵士「わかりました!」
兵士は、王様の元へ走って行った。
隊長「町長と盗賊の頭を牢屋へ。」
兵士A・B「わかりました!」
兵士A・Bは、捕らえた2人を連れて行った。
隊長「あなたは、王と会って頂きます。」
町長の妻「は、はあ…。」
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王の間へやって来た6人。
王様「聖矢達よ、解決ご苦労だった。」
4人「はい。」
王様「お前達は、確か渡航許可証が欲しいのだったな?」
聖矢「はい、
マナード帝国へ行きたいのです。」
王様「不安定な情勢下だが、よかろう。」
大臣「それでは、許可証を発行してまいりましょう。」
聖矢「ありがとうございます。」
大臣は、王の間を出て行った。
王様「ところで、そちらの女性は?」
隊長「えっと、町長の妻でございます。」
町長の妻「町長の妻のメイリーンと申します。」
隊長「一応、参考人として連れて参りました。」
王様「じゃが、匿っていた家族の1人ではないのか?」
隊長「聴取はいたしますが、罪には問われないかと…。」
王様「うむ、それを決めるのは、審判官だか。」
隊長「その間、王都で生活をさせる許可を頂きたいのです。」
王様「それぐらいなら、許可しよう。」
町長の妻「ありがとうございます。」
王様「王都を出るではないぞ。」
町長の妻は頷いた。
……。
少しすると、大臣が戻ってきた。
大臣「渡航許可証を用意して参りました。」
王様「これで、隣国へ行く事ができるぞ。」
大臣から、渡航許可証を受け取る。
4人「ありがとうございます。」
王様「気を付けて行くのだぞ。」
4人は、頷くと、城を出ていった。
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聖矢「どうしようか?」
ナターシャ「マリアの屋敷へいきましょうよ!」
フィオナ「マリアに会いたい。」
シルフィー「私も旅立つ前に、会いたいです。」
聖矢「それもそうだな、ダルクさんのお陰で、渡航許可証をもらえたんだし。」
3人は頷く。
ナターシャ「それじゃあ、レッツゴー!」
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ダルクの屋敷へやって来た4人。
門番「聖矢さん。」
聖矢「マリアさんは、居られますか?」
門番「はい、居られますよ。」
門番は、門を開け、通してくれた。
ナターシャ「相変わらず、広い屋敷ね。」
門番「下位の爵位とは言え、貴族ですから。」
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ガチャ!
マリア「まあ、聖矢さん!」
聖矢「依頼達成した報告に来ました。」
マリア「お父様はこっちですわ。」
マリアに案内され。
ダルク「聖矢さん、ご苦労だったね。」
聖矢「いえ。」
シルフィー「朝はありがとうございました。」
ダルク「いやいや、気になさらず。」
マリア「今夜は泊まっていかれますよね?」
聖矢「良いのですか?」
シルビア「歓迎しますわ。」
マリア「ええ、ぜひ!」
聖矢「でわ、お言葉に甘えさせてもらいます。」
こうして4人は、サクロン邸に泊まることにした。
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4人とマリアは、部屋でくつろいでいる。
マリア「今回の旅は、どうだったのですか?」
ナターシャ「そうねぇー。」
フィオナ「薄暗かった…。」
聖矢「確かにそうだったけど、町の人の生気が無かったよね…。」
シルフィー「宿屋の人も、雰囲気が暗かったですね。」
マリア「グラスの町って、鉱山の町って聞いてたので、意外ですわ…。」
ナターシャ「町に鉱夫なんて見た?」
3人は首を振る。
シルフィー「見てないですね…。」
聖矢「だね、塔はあったけど。」
マリア「月の塔ですね!」
ナターシャ「マリア、知ってるの?」
マリア「はい、女神様が、最初に降りた所って習いますし。」
聖矢「それって習うの?」
マリア「ええ、学校で習いますしわ。」
ナターシャ「ガイアス王立学院ね。」
マリア「はい、私、そこの生徒ですから。」
聖矢「学校があるんだ。」
ナターシャ「貴族の学校だから、私達には無縁よ。」
マリア「そうですわね、でも下級貴族の私は、そこまで優遇されませんわ。」
フィオナ「下級貴族?」
マリア「ええ、貴族には、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵がありますの。」
ナターシャ「子爵や男爵は、下級貴族って、呼ばれてるの。」
シルフィー「公爵や侯爵は、王様の一族だから、上級貴族なの。」
聖矢「しゃあ、残りは、中級貴族か。」
マリア「その通りですわ。」
ナターシャ「普通なら、マリアと話しているのは、奇跡の様な事なのよ。」
マリア「聖矢さん達は恩人ですから。」
ナターシャ「月の塔では、ドラゴンと戦ったよ。」
マリア「ドラゴンですか!?」
聖矢「物理攻撃は殆ど効かなかったよ…。」
マリア「鱗や角や牙は、武器の素材になるくらいですから。」
シルフィー「素材を物理沢山持ち帰りましたよね。」
聖矢「えん。」
マリア「でわ、鍛冶屋さんを呼びましょうか?」
聖矢「どうしよっか?」
ナターシャ「せっかくだし、旅立つ前に装備を整えても良いんじゃない?」
マリア「もっと、旅の話も聞きたいですし。」
シルフィー「その間、王都観光したいかな。」
マリア「王都には、美味しいお店も沢山ありますよ。」
ナターシャ「それは是非食べに行かないと!」
フィオナ「私も行きたいな。」
聖矢「わかったわかった、装備が整うまで、王都観光しよう。」
3人「やった!」
マリア「明日、お父様に伝えますわ。」
こうして4人は、暫く滞在する事にした。
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今回の報酬
特になし
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名前:光野聖矢
Lv:27
(経験値:206745 )
体力:600
攻撃:100
防御:90
魔力:95
速度:85
幸運:60
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体攻防魔速運
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火水風光闇補回
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特殊
調剤・検査・召喚
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.27
シルフィー:lv.27
ナターシャlv.38
フィオナ:lv.27
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読んでいただきありがとうございます。
依頼をクリアし、無事に渡航許可証を手に入れた4人。
旅立つ前に、マリアの屋敷に立ち寄り、暫く滞在することにした。
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