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第166話:ナダレの町(信用手形編)56

◆聖矢・ナターシャ・ミリス編◆


兵士と共に王都へ戻ってきた3人は。


門番「お前達はこの前の。」


聖矢「はい、以前はお世話になりました。」


門番「いやいや、盗賊を捕まえてくれたのだ、気にするな。」


聖矢「はい、ですが今回も…。」


門番「そのようだな。」


聖矢「しかも、今回『夜襲の爪』なので…。」


門番「連絡は来ていたからな、無事でなによりだ。」


話をしている間に、手続きは終わったようで、馬車が動き出す。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


兵舎に着くと…。


兵士長「盗賊共は牢へ、残りは片付けだ。」


兵士達「はっ!」


兵士達は、それぞれ動き出した。


兵士長「皆さんは、王宮へ来てください。」


聖矢「王宮ですか!?」


兵士長「はい、何か不都合でも?」


聖矢「いえ、以前は上層地区の入口まででしたので…。」


兵士長「なるほど、以前にも行かれたのですね。」


聖矢「はい、Cランクの盗賊団でしたが…。」


兵士長「今回は、Sランクの盗賊団だったので、国王との謁見があるのです。」


聖矢「そうですか…。」


兵士長「乗り気ではないようですね。」


聖矢「ええ、まあ…。」


兵士長に連れられ、上層地区へ上がった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


上層地区へ来ると、豪華な馬車が止まっていた。


御者「皆様、お待ちしておりました。」


ナターシャ「豪華な馬車ね。」


御者「城へお連れします、どうぞお乗りください。」


兵士長「私はここまでです。」


聖矢「来ないのですか?」


兵士長「はい、職務がありますので。」


聖矢「そうですか、ありがとうごさぃした。」


兵士長「帰りに、またお迎えに行きます。」


聖矢「わかりました。」


3人は、兵士長に頭を下げ、馬車に乗り込んだ。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ガラガラガラガラ…。


馬車に揺られながら、外を眺める3人。


聖矢「屋敷くらいの建物が多いな。」


御者「こちらは、下級貴族街なのです。」


聖矢「上層地区には、貴族しか居ないのですが?」


御者「はい、上級貴族・下級貴族の一部が住んでおります。」


ナターシャ「聖矢、ガイアスやマナードよりも、貴族多そうよ…。」


聖矢「ああ、大樹の中全体だからな…。」


御者「そうですね、下級貴族で、250名、上級貴族で50名ですね。」


聖矢「多過ぎませんか!?」


御者「他の国に比べれば多いですが、スノームでは普通ですよ。」


ミリス「多過ぎて、把握できそうにありませんね…。」


御者「そうですね、私も覚えてません…。」


聖矢「名前を呼び間違えると、不敬罪になりませんか?」


御者「なりませんね、国王様ですら覚えてらっしゃいませんので…。」


ナターシャ「それで良いの…。」


聖矢「まあ、お国事情だろうし…。」


ミリス「でも、どうしてこんな風になったのですか?」


御者「詳しくは知りませんが、初代スノーム王からの数だと言われています。」


3人「…。」


ガラガラガラガラ…。


御者「そろそろ、お城です。」


御者の言葉通り、目の前に紺の屋根の白亜の城が建っていた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


城の入口で止まると、3人は馬車から降りた。


セイリーン王女「聖矢様、ナターシャ様、ミリス様、ようこそいらっしゃおました。」


聖矢「王女様、直々ですか!?」


セイリーン王女「うむ、父に頼まれたからのぉ。」


ナターシャ「ナターシャと申します。」


セイリーン王女「えむ、聖矢の仲間じゃな。」


ナターシャ「はお。」


ミリス「初めまして、ミリスでござおます。」


セイリーン王女「えむ、マナードの姫じゃな。」


ミリス「えっ、えっと、そうです…。」


聖矢「ご存知だったのですか!?」


セイリーン王女「知っておるぞ。」


聖矢「じゃあ、僕の事も?」


セイリーン王女「ガイアスとマナードの伯爵の事じゃろう?」


聖矢「そこまで…。」


セイリーン王女「まあ、それぐらいわな。」


3人は、謁見の間に連れてこられた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


◆シルフィー・シンシア・フィオナ・マリア編◆


4人は、ナタリーと天狗山と共に、ナダレの町へ戻ってきた。


ガリア「皆様、おかえりなさい。」


ナタリー「お父様、ただいま帰りました。」

 

ガリア「天狗山どのも。」


天狗山「まあ、成り行きでな。」


ガリア「爆発の原因は?」


ナタリー「夜襲の爪と兵士が戦っていた。」


ガリア「無事だと言う事は、捕まえたのだね。」


ナタリー「聖矢さんとナターシャさんとミリスさんが、王都へ行っていますよ。」


ガリア「天狗山様が見られていたのなら、信用手形(ナダレの町)を与えても良いかな。」


天狗山「そうじゃな。」


ガリア「戻ってくる前に信用手形を用意しておくよ。」


シルフィー「ありがとうございます。」


ガリアは、部屋の奥へ行った。


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


◆信用手形依頼書


Aランク盗賊の捕縛:

Bランク盗賊の捕縛:◯

Cランク盗賊の捕縛:

薬草×300/1000本


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡



***************


今回の報酬


特になし、。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:52

(経験値:2126745 )


体力:4520


攻撃:540


防御:500


魔力:490


速度:450


幸運:400


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯〇○〇〇○


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

多弾・調剤・検査・召喚・変身・分身・錬金・安定


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.52

シルフィー:lv.52

ナターシャlv.53

フィオナ:lv.52

シンシア:lv.53

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40

ミリス:lv.36


\/\/\/\_/\/\/\


読んでいただきありがとうございます。


城へ来た聖矢達、スノーム王との謁見が行われる。


感想や評価を頂けると幸いです。

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