第162話:ナダレの町(信用手形編)52
◆シルフィー・マリア編◆
サクロン邸へ来た2人。
門番「マリア様!」
マリア「お父様は居ますか?」
門番「はい、ダルク様は中に居られます。」
マリア「わかりましたわ。」
2人は、中へ入っていった。
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マリア「お父様!」
ダルク「マリア、おかえり。」
シルフィー「お久しぶりです。」
ダルク「シルフィー殿、お久しぶりですな。」
シルビア「マリア、おかえりなさい。」
マリア「お母様、ただいま戻りました。」
シルビア「あら、2人だけなのね。」
マリア「はい、お父様にお願いしたい事がありまして。」
ダルク「おねがいとは?」
マリア「メイドを数人お借りしたいのです。」
シルビア「あら、確か1人借りていなかったかしら?」
マリア「はい、実は…。」
マリアは、アリスを助けた事を話した。
ダルク「ほぉ、エルネスの姫をスノームで…。」
シルビア「よく見つけたわね。」
マリア「ナターシャさんが、偶々見つけたようです。」
ダルク「うむ、エルネスで何か起こってるのかもしれんな。」
マリア「聖矢さんの領地で匿うつもりなのです。」
ダルク「メイド長よ、3人程用意出来るか?」
メイド長「はい、お任せください。」
メイド長は、急いでメイド室に向かった。
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30分後、メイド長が3人のメイドを連れ戻ってきた。
メイド長「お待たせしました。」
ダルク「その3人にしたのか。」
メイド長「はい、領主に仕えた経験のある者にいたしました。」
メイド達「お嬢様、シルフィー様、よろしくお願いします。」
マリア「はい、お願いしますね。」
ダルク「姫様に粗相のないようにな。」
メイド達「はい!」
シルフィー「マリア、行きますか?」
マリア「はい、お願いします。」
ダルク「もう行くのか。」
マリア「はい、久々に帰ったので、もっとお話しをしたいのですが、この後も用事がありますので…。」
ダルク「そうか…。」
シルビア「用事なら仕方ないわね…、マリア無茶はしないのよ。」
マリア「はい、お母様。」
そして、2人とメイド達は、屋敷に転移した。
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◆聖矢・シンシア・ミリス編◆
屋敷に戻ってきた4人。
アリス「ここがお屋敷ですか?」
聖矢「小さなお屋敷ですみません…。」
アリス「そ、そんな事はないですわ。」
ミリス「お姉様、入りましょう!」
アリス「ミ、ミリス!?」
聖矢「どうぞどえぞ。」
4人は屋敷に入った。
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4人が中に入ると。
聖矢「アリス様、狭いですが、客間をお使いください。」
聖矢は、アリスを客間に迎える。
アリス「狭くなんてありませんわ。」
アリスは、部屋のカーテンを開く。
アリス「広い畑ですね、聖矢様の畑ですか?」
聖矢「いえ、この畑は花屋の畑なんですよ。」
アリス「そうなのですか?」
聖矢「はい、朝になると花が沢山咲きますよ。」
アリス「朝?」
聖矢「はい、朝になると花だらけです。」
アリスは少し首を傾げる。
アリス「花って、種からですよね?」
聖矢は首を振る。
聖矢「いえ、花が咲くのです。」
シンシア「外にライムさんが居ますよ。」
聖矢「それなら、実際に見てもらおうかな。」
アリス「もるのですか?」
聖矢は頷くと、屋敷の裏から畑へ案内する。
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聖矢「ライムさん、少し良いですか?」
ライム「おぉ、聖矢さんおかえりなさい。」
聖矢「少し用事の途中で抜けてきたのです。」
ライム「そえなのか、何か聞きたい事でも?」
聖矢は、アリス
聖矢「こちらは、スノームの森で助けた、『アリス』さんです。」
ライム「ほぉ、エルフじゃない。」
アリス「アリスと言います、暫く聖矢様の屋敷でお世話になります。」
ライム「これはご丁寧に。」
聖矢「中で八家の事を話してまして。」
アリス「朝になったら、花が咲くって聞きました。」
ライム「ああ、そうじゃ。」
アリス「私の所でも、お庭はありましたが、すぐには咲きませんよ?」
ライム「ああ、そう言う事か。」
ライムは、畑の仕組みを話した。
アリス「モンスターを使って花を咲かせて、危なくないですか?」
ライム「まあ、一応モンスターじゃから、危険はあるよ。」
ライムは、木の箱を外ずし、フラワープラントを見せる。
ライム「しっかり拘束しておるからだおじょうぶじゃ。」
アリス「安心地下、しかし、こんな方法があるなんてビックリしましたわ。」
シルフィー「聖矢さん!」
聖矢「あっ、2人とも来たんだね。」
マリア「はい、3人のメイドを連れてきました。」
聖矢「ありがとう。」
聖矢は、ライムにアリスの護衛と町の案内を頼むと、屋敷に戻った。
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屋敷に入ると…。
メイドA「聖矢様、アリス様、よろしくお願いします。」
メイド達「お願いします。」
聖矢「はい、アリス様をお願いします。」
メイド達「はい!」
聖矢「アリス様、私達は、スノームに戻りますが、町を楽しんでください。」
聖矢は、金言銅貨を30枚ずつありすに渡した。
アリス「こ、こんなに良いのですか!?」
聖矢「はい、町を満喫してもらうためなのめ。」
アリス「ありがとうございますわ。」
聖矢「それでは、おねがいします。」
メイド達「はい!」
そして、聖矢達5人は、スノームへ転移して。
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スノームへ戻ってきた聖矢達。
聖矢「さあ、ナターシャは見つけてるかな。」
ゴス王女「あっ、居たわ!」
5人「!?」
ゴス王女「居なくなってて驚いたわよ!」
聖矢「ごめん、アリス様の事で屋敷に戻ってたから…。」
ゴス王女「まあいいわ、兵士と盗賊団見つけたわよ。」
聖矢「なら、行こう。」
ゴス王女「もうナターシャは戦ってると思うわ。」
聖矢「なら、武器を構えよう。」
聖矢達は、ナターシャの元へ転移した。
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◆信用手形依頼書
Aランク盗賊の捕縛:
Bランク盗賊の捕縛:◯
Cランク盗賊の捕縛:
薬草×300/1000本
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今回の報酬
薬草×300
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名前:光野聖矢
Lv:52
(経験値:2126745 )
体力:4520
攻撃:540
防御:500
魔力:490
速度:450
幸運:400
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体攻防魔速運
◯〇○〇〇○
火水風光闇補回
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特殊
多弾・調剤・検査・召喚・変身・分身・錬金・安定
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.52
シルフィー:lv.52
ナターシャlv.53
フィオナ:lv.52
シンシア:lv.53
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
ミリス:lv.36
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読んでいただきありがとうございます。
アリスをメイド達やライムに任せ、いよいよ盗賊退治を開始する。
感想や評価を頂けると幸いです。