第161話:ナダレの町(信用手形編)51
◆ フィオナ・カロン編 ◆
天狗山「さあ、頑張るのだ。」
フィオナは頷くと、スタート地点に立った。
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1回目:成功(105秒)
2回目:成功(120秒)
3回目:2本目で失敗。
4回目:成功(95秒)
5回目:18本目で失敗。
6回目:成功(108秒)
7回目:8本目で失敗。
8回目:16本目で失敗。
9回目:成功(92秒)
10回目:成功(100秒)
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フィオナ「はぁ、はぁ…。」
天狗山「おしかったな。」
フィオナ「うん。」
天狗山「これで稽古は、終わりじゃな。」
フィオナ「まだ、成功してない…。」
天狗山「基本は教えた、後は経験を積んでいくだけじゃ。」
フィオナ「…。」
フィオナは、あまり納得していないようだ…。
ドーン!バサバサバサ!
3人・カロン「!?」
ナタリー「な、何の音!?」
天狗山「爆発のようじゃない…。」
フィオナが、空に上がると、森の中に煙が見えた。
フィオナ「あっちに、煙が出てる!」
天狗山「ドラゴンでも、暴れておるのか…。」
ナタリー「それって、危なくないですか?」
天狗山「フィオナよ、煙は町に近いか?」
フィオナは、首を振る。
フィオナ「ううん、街道の向こう側。」
天狗山「なら、心配はいらんじゃろう。」
ナタリー「そうなんですか…。」
ザワザワザワ…。
爆発音に、町人達が次々と出てくる。
フィオナ「みんな出てきたよ。」
天狗山「フィオナよ、先に何が起きてるか見てきなさい。」
ナタリー「それは、危険です!」
天狗山「上から見るだけで良い、儂らは後から追いかけるからの。」
フィオナ「うん。」
フィオナは、現場へ向かった。
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爆発地点に近づくと、空中を飛ぶ人影が…。
フィオナ「誰だろう…。」
ワー、ワー、、カン、キン!
現場では、兵士と盗賊が戦っていた。
フィオナ「ナターシャ!?」
ナターシャ「フィオナ、どうしてここに!?」
フィオナ「煙が見えたから。」
ナターシャ「なるほどね。」
ナタリー「ナターシャさん!」
ナターシャ「ナタリーも居たのね。」
ナタリー「私は、今着いたところでふ。」
天狗山「ゴールドスライムとは珍しい。」
ナターシャ「ん…、そちらは?」
天狗山「天狗山じゃ。」
ナタリー「フィオナさんの、稽古の先生です。」
ナターシャ「どうも…。」
天狗山「先程の爆発はお主か?」
ナターシャは首を振る。
ナターシャ「Sランクの盗賊団と兵士が戦ってるんです。」
天狗山「ほう、Sランクとはのぉ。」
ナタリー「加勢しないのですか?」
ナターシャ「取り敢えず、聖矢に場所を知らせようと思っててね。」
ナタリー「そうですね。」
ゴス王女「じゃあ、知らせに行くわ。」
ナターシャ「よろしく。」
ゴス王女は、王都スノームへ転移した。
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ナターシャ「じゃあ、フィオナもナタリーも居るから、違って待ってようか?」
フィオナ「うん!」
ナタリー「はい!」
天狗山「せっかくじゃし、弟子にし、手本を見せるかの。」
3人は、兵士側に飛び入った。
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今回の報酬
特になし
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名前:光野聖矢
Lv:52
(経験値:2126745 )
体力:4520
攻撃:540
防御:500
魔力:490
速度:450
幸運:400
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体攻防魔速運
◯〇○〇〇○
火水風光闇補回
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特殊
多弾・調剤・検査・召喚・変身・分身・錬金・安定
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.52
シルフィー:lv.52
ナターシャlv.53
フィオナ:lv.52
シンシア:lv.53
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
ミリス:lv.36
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読んでいただきありがとうございます。
ナターシャと合流したフィオナ。
後に合流する、聖矢達との、盗賊団退治が始まる。
感想や評価を頂けると幸いです。