第156話:ナダレの町(信用手形編)㊻
◆聖矢・シルフィー・ナターシャ・シンシア・マリア・ミリス編◆
宿屋を出た6人。
聖矢「ハイド!」
全員の姿が消えた。
聖矢「じゃあ、兵士達の様子を観察してくれ。」
5人「はい!」
こうして、聖矢・スーラ・ゴス王子は、北門へ。
シルフィー・マリアは、南門へ。
シンシア・ミリス・ゴス王女は、東門へ。
ナターシャは、上空から兵士の詰所へ。
ナターシャ以外、それぞれの場所へ、転移した。
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◇ 聖矢・スーラ・ゴス王子 ◇
北門へ転移した、聖矢達は、兵士を観察する。
スーラ「特に兵士に変化はないね。」
聖矢「まあ、見てるのは門の兵士だならね。」
ゴス王子「聖矢さん。」
聖矢「どうした?」
ゴス王子「白ちゃんが近くにいますが…。」
聖矢「白ちゃん?」
ゴス王子「はい、聖矢さんを探してるみたいです。」
聖矢は、少し考え思い出した!
聖矢「あっ、薬草!?」
スーラ・ゴス王子「薬草?」
聖矢「うん、白ちゃんに配達を頼んでたんだった…。」
ゴス王子「あちらで、ハイドを解けばいおと思います。」
聖矢「少し、ここを頼む。」
スーラ・ゴス王子「はい!」
聖矢は、路地に入り、ハイドを解いた。
聖矢「白ちゃん!」
白ちゃん「聖矢さん!」
聖矢「ごめん、ハイドで隠れてた。」
白ちゃん「そうでしたか、気配はあるのに見てなかったもので。」
聖矢は、白ちゃんから薬草を受け取る。
聖矢「ありがとう、助かるよ。」
聖矢は、白ちゃんに金貨4枚を渡す。
聖矢「1枚は白ちゃんのだ。」
白ちゃん「良いんですか!?」
聖矢「ああ、残りの配達込みの手間賃だから。」
白ちゃん「ありがとうございます!」
聖矢「1つ頼みがあるんだけど。」
白ちゃん「はい、何でしょう?」
聖矢「明日で構わないから、ハッカーズの様子を見てきてほしい。」
白ちゃん「ハッカーズですね、見ておきます。」
そう言うと、白ちゃんは、グラスの町へ戻って行った。
そして、再び自らにハイドをかけて戻った。
聖矢「様子はどつかな?」
スーラ「特に変な事は起きてないよ。」
ゴス王子「旅人8人、商人5人が入って、旅人3人がエイセツの町へ向かったよ。」
聖矢「そうか、ありがとう。」
聖矢達は観察を続けた。
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◇ シンシア・ミリス・ゴス王女編 ◇
東門へ転移した2人とゴス王女は、兵士を近くで観察する。
シンシア「2日前と変わりませんね。」
ゴス王女「まあね、盗賊団が直ぐに見つかるとは思えないもの。」
ミリス「2日前にも来てるんですか!?」
シンシアは頷く。
シンシア「はい、今、捕まえようとしている盗賊団の仲間を捕まえたんです。」
ミリス「まあ、すごいですわね!」
シンシア「盗賊団は、Dランクだったんですか…、1人だけAランクの盗賊が居たんです。」
ミリス「でわ、今回の盗賊団は、Aランクなんですね!?」
シンシア「はい、でも捕まえた盗賊の情報は隠されていて…。」
ミリス「まあ、外に漏れると、逃げられてしまいますからね。」
シンシア「なので、隠れて見ているんです。」
ミリス「何だか、楽しいですわね。」
シンシア「楽しいですか?」
ミリス「ええ、何だかイケナイ事をしている感じがしますわ。」
シンシア「まあ、何となくはわかる気もします。」
ミリスは、とても楽しそうにしているのを、横目にシンシアは、観察を続ける。
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◆信用手形依頼書
Aランク盗賊の捕縛:
Bランク盗賊の捕縛:◯
Cランク盗賊の捕縛:
薬草×300/1000本
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今回の報酬
薬草×300
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名前:光野聖矢
Lv:52
(経験値:2126745 )
体力:4520
攻撃:540
防御:500
魔力:490
速度:450
幸運:400
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体攻防魔速運
◯〇○〇〇○
火水風光闇補回
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特殊
多弾・調剤・検査・召喚・変身・分身・錬金・安定
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.52
シルフィー:lv.52
ナターシャlv.53
フィオナ:lv.52
シンシア:lv.53
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
ミリス:lv.36
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読んでいただきありがとうございます。
合流した6人。
Aランクの盗賊団は見つかるのか!?
感想や評価を頂けると幸いです。