表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/171

第129話:ナダレの町(信用手形編)⑲

皆がスヤスヤ眠る中、聖矢は天界へ。


セシリア「聖矢さん、お久しぶりです。」


聖矢「マナード城以来ですね。」


アリシア「あれからは良好な関係みたいね。」


聖矢「はい、色々起きてますが…。」


エミリア「太陽の塔、無くなったもんね!」


聖矢「町ごとですが…。」


セシリア「魔王を復活させてしまったからですね…。」


聖矢「まあ、復活は仕方ないですし。」


セシリア「ここによんだのへ、最近、加護をあげていなかったので、そのためによびました。」


聖矢「それなら、欲しい加護があります!」


セシリア「何が欲しいのかしら?」


聖矢「複数の魔法を同時に発動したいてわす!」


アリシア「それって、複合魔法を使うため?」


聖矢「そんなの出来るのですか?」


アリシア「出来るけど、数日寝込むわよ?」


聖矢「それは、困りますが、使いたいのは単発魔法です。」


エミリア「ファイヤーボールとか、ファイヤージャベリンとかの事?」


聖矢「はい、サハギンの時みたいに、大多数のモンスター対策のために。」


アリシア「それなら、私があげるわ。」


聖矢「ありがとうございます。」


エミリア「じゃあ、私は攻撃・魔力・速さの加護をあげるわ。」


セシリア「私からは、分身の加護をあげるわ。」


聖矢「2人になれるんですか!?」


セシリア「ええ、ただし、能力が半分になるけどね。」


聖矢「使い所を考えないといけないですね…。」


セシリア「じゃあ、授けるわね。」


聖矢は頷く。


女神達「えいっ!」


聖矢は虹色に光、部屋も光に包まれる。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


部屋の中で、聖矢が光出し、皆が飛び起きる。


ナターシャ・フィオナ「聖矢!?」


シルフィー・シンシア「聖矢さん!?」


ナタリー「聖矢様!」



光が更に強まり、部屋が白に染まった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


セシリア「あらあら、お部屋が大変!」


聖矢「えっ、部屋で何が!?」


エミリア「まあまあ、大丈夫だから。」


聖矢「本当ですか!?」


アリシア「すぐに収まるから。」


アリシアの言う通り、暫くしたら光が収まった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


部屋の光も、徐々に収まった。


ナタリー「聖矢様、光ってましたよ!?」


ナターシャ「これは、あれだね…。」


シルフィー「多分…。」


フィオナ「加護…。」


ナタリー「加護って、女神様のですか!?」


ナターシャ「うん、多分だけどね。」


シンシア「でも、今回は長くなかったですか?」


ナターシャ「たしかに…。」


シルフィー「加護が沢山付いたのかも…。」


ナターシャ「そうかも知れないわね。」


ナタリー「皆さん、何でそんなに落ち着いているんですか!?」


ナターシャ「何でって、何度か見てるからかな。」


ナタリー「聖矢様、何回も加護を貰っているんですか!?」


シルフィー「初めて会った時も光ってたよ。」


ナターシャ「シルフィーが連れてきたもんね。」


シルフィー「うん。」


ナターシャ「まあ、ろ、今回は長かっただけだから。」


ナタリー「皆さんが、そう言われるのであれば…。」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


セシリア「落ち着いたみたいですね。」


エミリア「良かった良かった。」


聖矢「いやいや、ナタリーさん不思議がってますよ。」


アリシア「後で説明すれば良いじゃない。」


聖矢「ま、まあ…。」


セシリア「起きる時間みたいね。」


エミリア「色々あるけど、聖矢と皆が頼りだから。」


アリシア「早く星の塔を登りなさい。」


セシリア「最上階で待ってるわ。」


聖矢「はい。」


女神達「じゃあね〜!」


聖矢は、光に包まれた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


目が覚めると、皆が聖矢を覗き込んでいた。


聖矢「皆…。」


ナターシャ「聖矢、おかえり。」


シルフィー・シンシア「おかえりなさい。」


フィオナ「おかえり。」


聖矢「ただいま?」


ナターシャ「女神様に会ってたんでしょ?」


聖矢「何故それを!?」


ナターシャ「何回か見てるから知ってるわよ!」


シルフィーもフィオナもシンシアも頷く。


聖矢「まあ、あちらから観てたから知ってたけど。」


ナタリー「加護を貰ったって本当なんですか!?」


聖矢「はい、いつもより多めに貰いました。」


ナターシャ「光が収まらなかったのはそれなのね。」


聖矢「そうみたいまね。」


ナタリー「それなら、納得するしかないですね。」


聖矢「それしか言いようがなくてすみません…。」


ナタリー「いえ、構いませんよ。」


ナターシャ「それで、今日は何を倒すの?」


聖矢は、依頼書を見ながら。


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


◆信用手形依頼書


フレアドラゴン×2体

ダークドラゴン×2体

ソードコボルト×4体

ツインホーリードラゴン×1体


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


聖矢「月の塔に行って、フレアドラゴンとダークドラゴンを倒そう。」


ナターシャ「フレアドラゴンは確かにいたわね。」


聖矢「だから、ダークドラゴンも居るだろうしね。」


フィオナ「この前、倒したよ、ダークドラゴン。」


聖矢「そうなの?」


シンシア「あの時は、ツインドラゴンさんによんでもらいましたよ。」


ナターシャ「それなら、月の塔で、よんでもらえば?」


聖矢「行って聞いてみようか?」


4人「賛成!」


ナタリー「私は、町を楽しみますね。」


聖矢「夜には戻りますね。」


ナタリー「はい。」


聖矢は、金貨3枚と銀貨50枚をナタリーに渡す。


ナタリー「これは?」


聖矢「待たせる間の、お小遣い?」


ナタリー「いやいや、こんな大金受け取れませんよ!」


ナターシャ「良いの良いの、自由に使ってよ。」


4人「うんうん。」


ナタリーは、少し複雑な顔をし。


ナタリー「わかりました、使わせていただきます。」


ナターシャ「じゃあ、行ってくるわ。」


ナタリー「はい、お気を付けて。」


シルフィー「転移、月の塔最上階!」


5人は、転移していった。


ナタリー「なんだか、申し訳ないわね…。」


と言いつつ、町へ繰り出して行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


月の塔・最上階へ来た5人。


ツインドラゴン「お前達、どうした?」


聖矢「ツインドラゴンさんに、ツインホーリードラゴンを呼ぶ事は出来ますか?」


ツインドラゴン「出来るが、理由を聞いてもよいか?」


聖矢は、エイセツの町の信用手形の事を伝える。


ツインドラゴン「うむ、理由は解ったが、ここだと、塔が壊れるな…。」


聖矢「太陽の塔が無くなってしまったから、場所が無くて…。」


ツインドラゴン「それは知っている。」


聖矢「良い場所はないですか?」


ツインドラゴン「まあ、海上しかないな。」


聖矢「では、ライトニングドラゴンと出会った辺りは?」


ツインドラゴン「そこなら良いだろう。」


聖矢「じゃあ転移で。」


ツインドラゴン「このまま、転移したら、海に落ちるぞ。」


5人「!!」


ツインドラゴン「我に乗ってから転院すれば良い。」


5人は、ツインドラゴンの背中に乗る。


バサッ、バサッ、バサッ!


ツインドラゴン「良いぞ。」


シルフィー「転移、ガイアス王国海上!」


5人は、月の塔から転移した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


海上へ転院してくると。


バサッ、バサッ、バサッ!


ツインドラゴン「陸地を作るぞ。」


5人は頷く。


ツインドラゴンが呪文を唱えると、みるみるうちに海底から地面が現れた。


ツインドラゴン「さあ、上陸するが良い。」


5人は、地面に降りると。


ツインドラゴン「ツインホーリードラゴンを呼ぶか?」


聖矢「はい、お願いします。」


ガオー!


ツインドラゴンは、雄叫びを上げると…。


ガオー!


遠くから雄叫びが返ってきて、ツインホーリードラゴンが2体現れた。


ツインホーリードラゴン「長である私を呼んだのはお主か?」


ツインドラゴン「はい。」


ツインホーリードラゴン長「そこの人間は生贄が?」


ツインドラゴン「いえ、カクカクシカジカで。」


ツインホーリードラゴン長「ほう、私と戦いたいか、面白い事を言うでわないか。」


聖矢「倒されてくれますか?」


ツインホーリードラゴン長「戦いたい気持ちはあるが、私が長たから、倒されると、仲間の統率が取れなくなるから、手下と戦うが良い。」


バサッ、バサッ、バサッ!


後ろのツインホーリードラゴンが前に出てきた。


ツインホーリードラゴン長「戦ってみよ!」


5人「はい!」


いよいよ、ツインホーリードラゴンとの戦いが切っておとされた。


***************


今回の報酬


特になし。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:48

(経験値:1126745 )


体力:3220


攻撃:450


防御:400


魔力:420


速度:390


幸運:350


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯〇○〇〇○


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

多弾・調剤・検査・召喚・変身・分身


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.48

シルフィー:lv.48

ナターシャlv.50

フィオナ:lv.48

シンシア:lv.50

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40

ミリス:lv.30


\/\/\/\_/\/\/\


読んでいただきありがとうございます。


ツインホーリードラゴンと初の対決がはじまろうとしている。


感想や評価を頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ