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第128話:ナダレの町(信用手形編)⑱

エイセツの町、年中雪に覆われた、漁業の盛んで、ガイアス王国と交易を行う町である。


漁師長「ここが、エイセツの町だ。」


ナターシャ「沢山の船があるわね。」


漁師長「漁船や、ガイアス王国との交易船ばかりだな。」


ナターシャ「タコの村以外の船もあるの?」


漁師長「まあ、少しな。」


ナタリー「エイセツの町に着きましたが、どうじしょうか?」


漁師長「まずはギルドに行くと良い。」


聖矢「わかりました。」


ナターシャ「全員で行くの?」


漁師長「5人で行って済ませるべきだな、ナタリーは案内してやってくれ。」


ナタリー「はい。」


漁師長「じゎあ、元気でな。」


聖矢「もう戻るんですね。」


漁師長「まあな。」


聖矢「またいつか会いましょう。」


漁師長「ああ、でわ!」


聖矢達は船に手を振り見送った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ナタリーに案内され、ギルドへやってきた聖矢達。


受付「いらっしゃいませ、ギルド登録・クエスト受注・ご相談、何でもいたします。」


ナタリー「ガイアス王国の冒険者で、信用手形のクエストを受けに来たのですが。」


すると、受付の表情が変わり。


受付「では、登録証を見せてください。」


5人は、登録証を見せる。


受付「あなたは?」


ナタリー「私は、ナダレの町の出身なので、受けませんよ。」


受付「では、5人の登録証を確認します。」


受付は、登録証と本人を確認する。


受付「フィオナさんは貴方ですね?」


フィオナ「うん。」


受付「レベル48で間違いはないですか?」


フィオナ「うん。」


受付「確認しました。」


登録証をフィオナに返し。


受付「シンシアさんは貴方ですか?」


シンシア「はい。」



受付「レベル50で間違いはないですか?」


シンシア「はい。」


受付「登録が、500年前なんですけど!?」


シンシア「はい。」


受付「ギ、ギルマス!?」


ザワザワ…。


突然、席を立つと、バタバタと階段を上がって行った。


≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈


数分して、芽体の良い男とともに受付が降りてきた。


男「何かの見間違いだろ、しっかりしてくれよ。」


受付「本当なんですって。」


ザワザワ…。


冒険者A「何だ、何だ…。」


冒険者B「ギルマスが降りてきたぞ。」


冒険者達がざわめき出す。


男と受付がカウンターに来ると。


男「私は、ここのギルドマスターだ、例の者は誰なのだ?」


受付「こちらのシンシア様です。」


ギルマス「見た所、人間のようだか、登録証を確認させてもらうぞ。」


シンシア「はい…。」


ギルマスは登録証の表裏を確認し。


ギルマス「本当に500年前に登録したのか?」


シンシア「はい、ガイアス歴30年に。」


ギルマス「だとすると、500年は生きてる事になるが?」


シンシア「私は、太陽の塔でずっと封印されていたんです。」


聖矢は、解除の短剣を取り出した。


聖矢「僕が封印をときましたか。」


ギルマス「君は?」


聖矢「光野・聖矢と言います。」


受付「5人組のパーティーみたいです。」


ギルマス「だが、それを信じさせる証拠がな…。」


聖矢「解除の短剣で解いたのですが。」


聖矢は短剣を渡す。


ギルマスは、短剣を受け取ると鑑定する。


ギルマス「確かに解除の短剣だな。」


聖矢「では。」


ギルマス「疑いは拭いきれんが、信じるしかないだろう。」


受付「良いんですか!?」


ギルマス「全員許可してやれ。」


受付「ギルマスがそう言われるのであれば…。」


ギルマス「君達は、王都に入るつもりか?」


聖矢「はい、星の塔を攻略したくて。」


ギルマス「星の塔か…。」


聖矢「王都スノームにありますよね?」


ギルマス「あるにはあるが、誰も近寄らない塔だぞ。」


聖矢「そうなのですか?」


ギルマス「ああ、誰も入口を見つけられないからな。」


聖矢「入口が無いんですか!?」


ギルマス「実際にはあるのかもしれんが、見つかってはいないな。」


5人「…。」


ギルマス「まあ、王都スノームに入るための信用手形が必要だがな。」


聖矢「はい、その為のクエストを受けに来ました。」


ギルマス「信用手形クエストの依頼書を出してくれ。」


受付「はい。」


受付から依頼書を受け取る。


ギルマス「今年の依頼は討伐だ。」


聖矢は依頼書を見る。


聖矢「えっと…。」


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


◆信用手形依頼書


フレアドラゴン×2体

ダークドラゴン×2体

ソードコボルト×4体

ツインホーリードラゴン×1体


‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡


聖矢「太陽の塔に居るモンスターばかりですね。」


ギルマス「依頼期間は10日だ。」


聖矢「スノーム王国以外で討伐は可能ですか?」


ギルマス「出来るのであればな。」


聖矢「わかりました。」


ギルマス「わかりましたって、本気で言ってるのか!?」


聖矢「はい、飛べば良いので。」


ギルマス「飛ぶだむめ!?」


聖矢「はい、早速出発しますね。」


ギルマス「まあ、以来達成を待ってるよ。」


聖矢達はギルドをでていった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


聖矢「早速行っても良いんだけど、どうしようか?」


ナターシャ「取り敢えず、宿をとろうよ。」


シンシア「ナタリーさんも居ますから。」


聖矢「そうだな。」


ナタリー「私の事は気になさらなくても…。」


ナターシャ「ナダレの町へ案内して欲しいから、宿屋で待ってて。」


ナタリー「では、おすすめの宿屋を教えますね。」


聖矢「お願いします。」


ナタリーに連れられ宿屋に向かった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ナタリーおすすめの宿屋を取ると、部屋に入った。


ナターシャ「討伐は明日からにしまひょ。」


聖矢「まあ、10日あるから良いけど。」


ナタリー「船旅の疲れもあるでしょうから。」


聖矢「そうだな。」


聖矢達は、宿屋で休むのだった。


***************


今回の報酬


特になし。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:48

(経験値:1126745 )


体力:3220


攻撃:450


防御:400


魔力:420


速度:390


幸運:350


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯✕○✕✕○✕


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

調剤・検査・召喚・変身


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.48

シルフィー:lv.48

ナターシャlv.50

フィオナ:lv.48

シンシア:lv.50

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40

ミリス:lv.30


\/\/\/\_/\/\/\/

読んでいただきありがとうございます。


いよいよ、クエスト開始!

太陽の塔が無くなった今、どうやって討伐をするのか…。


感想や評価を頂けると幸いです。

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