第115話:ナダレの町(信用手形編)⑤
それぞれ分かれた、聖矢とナターシャ・シルフィーとフィオナ・シンシア達。
◆ 聖矢編 ◆
屋敷に戻ってきた聖矢。
マリア「聖矢さん、おかえりなさい。」
聖矢「ただいま、皆はまだみたいだな。」
マリア「ナターシャさんとシルフィーさんは、明日に帰る予定ですよ。」
聖矢「そうか、じゃあフィオナとシンシアは月の塔だな。」
マリア「月の塔へ、行かれますか?」
聖矢「いや、他にやる事があるから。」
マリア「お手伝い出来ますか。」
聖矢「この用事が可能ならありますよ。」
マリア「聞いても良いですか?」
聖矢「店ごと転移できないかと思って、ゴールドスライム女王様に聞こうと思っていて。」
マリア「たしかに、店ごとてんあできれば、便利ですが。」
聖矢「何か困る事が?」
マリア「えっと、物は転移出来ませんよ。」
聖矢「そうなの!?」
マリア「はい、生物だけですね。」
聖矢「う〜ん、どうにかならないかな…。」
マリア「学院のケイン先生なら、わかるかもしれませんよ?」
聖矢「あと、わかりそうなのは…。」
白ちゃん「すみません、場王様ならわかるかもしれませんよ。」
聖矢「白ちゃん、急いで呼んでもらっても?」
白ちゃん「わかりました。」
ゴス女王「その必要はありませんよ。」
2人「!?」
白ちゃん「女王様!?」
ゴス女王「話は聞かせて頂きました。」
聖矢「良い魔法はありますか?」
ゴス女王「テレポータルと言う魔法があります。」
聖矢「それだと建物ごと移動出来ますか?」
ゴス女王「ええ但し、4人で使う魔法です。」
聖矢「すごそうですね。」
ゴス女王「城ごと移動したりできますからね。」
マリア「城が無くなれば、大騒ぎになりそうですね。」
ゴス女王「まあ、国を遷都する時くらいですね。」
聖矢「でも、4人は、皆が帰ってからだな。」
マリア「では、土地を決めないといけませんね。」
ゴス女王「私も見ても?」
聖矢「はい。」
聖矢達は、中央広場に向かった。
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中央広場にやって来た聖矢達。
マリア「ここの空き家を入れ替えてはどうでしょう?」
聖矢「立地は良さそうだけど、空き家なの?」
マリア「はい、以前居られた方が引越されたので。」
聖矢「ここにしようか。」
マリア「手続きしますね。」
聖矢「ここの建物は何処に?」
マリア「月の塔の隣へ移したいと思います。」
聖矢「移動は、夜にやるとして、先にここからだな。」
マリア「そうですね。」
ゴス女王「テレポータルをする準備をしましょう。」
聖矢「準備?」
ゴス女王「はい、土地ごとなので。」
聖矢「女王様に従いますよ。」
ゴス女王「わかりました、では引越先へ案内してもらえますか?」
マリア「はい。」
聖矢達は、月の塔へ向かった。
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月の塔へ来ると。
聖矢「フィオナ達、頑張ってるかな。」
ゴス女王「3体のドラゴンと戦う見たいですよ。」
聖矢「わかるんですか!?」
ゴス女王「はい、娘や息子の行動はわかりますので。」
聖矢「人間には真似できない技ですね。」
ゴス女王「引越先は何処ですか?」
マリアは、月の塔の隣の囲を指し。
マリア「この敷地でお願いします。」
ゴス女王「広さは大丈夫ですね。」
聖矢「何かするんですか?」
ゴス女王「グラビティー!」
敷地が四角く窪んだ。
ゴス女王「敷地を固めました。」
マリア「これで、大丈夫そうですね。」
ゴス女王「はい、今の間に移動させますか?」
聖矢「4人居ませんよ?」
ゴス女王「大丈夫ですよ。」
2人「??」
ゴス女王「皆さん、集合ですよ!」
???「はっ!」
ゴールドスライム女王の周りに、4体のスライムが現れた。
2人「!?」
ゴス女王「私の護衛のメイジスライムです。」
メイジスライム「私達にお任せください。」
聖矢達は、再び空き家へ。
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ゴス女王「では、皆さん頼みましたよ。」
メイジスライム「はい!」
メイジスライム達は、空き家の角に移動して。
メイジスライム「テレポータル!」
すると、メイジスライムを包み光が上がると、一瞬で建物ごと消えた。
2人「!?」
ゴス女王「これで移動できましたよ。」
聖矢「マジですか…。」
ゴス女王「マジです。」
マリア「これは便利な魔法ですが、少し怖いですね。」
ゴス女王「そうですね、建物ごと盗みができますし。」
聖矢「それは大変だ!?」
ゴス女王「今回だけですよ。」
聖矢「はい。」
聖矢とマリアは頷く。
ゴス女王「グラビティー!」
空き家のあった土地を固める。
ゴス女王「これで、夜に移動できますね。」
聖矢「はい、ありがとうございます。」
聖矢達は、移動させた空き家へ向かった。
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月の塔へ来ると、空き家が見事に移動していた。
聖矢「おお〜!」
ゴス女王「皆さん、ご苦労さまでした。」
メイジスライム「いえ、またお呼びください。」
メイジスライムは、何処かへ行ってしまった。
マリア「後はお店ですね。」
聖矢「はい、皆が戻ってからですね。」
マリア「明日の夜ですね。」
ゴス女王「私も居て良いですか?」
聖矢「どうぞ、好きなだけ居てください。」
ゴス女王「ありがとうございます。」
聖矢達は、屋敷に戻った。
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◆ナターシャ・シルフィー編 ◆
船で沖に出た4人、一体何が釣れるのか。
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今回の報酬
特になし。
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名前:光野聖矢
Lv:48
(経験値:1126745 )
体力:3220
攻撃:450
防御:400
魔力:420
速度:390
幸運:350
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体攻防魔速運
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火水風光闇補回
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特殊
調剤・検査・召喚・変身
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.48
シルフィー:lv.48
ナターシャlv.50
フィオナ:lv.48
シンシア:lv.50
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
ミリス:lv.30
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読んでいただきありがとうございます。
いよいよ引越の準備は整った!
ナターシャやシルフィーの釣りはいかに。
感想や評価を頂けると幸いです。