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その6、私は貴方に憧れていた

私は過去に小説を書くことに折れて、諦めることを良しとして受け入れました。

何年経っても過去の自分が望んでいたものを形にできず、進展せず、辿り着ける見通しが立たないことに疲れ果てました。


日記を書く理由はこの体験から来るのかもしれません。

過去の私が望んだことを形にできなかったから、なんとしてでも感じたこと考えたことを残骸でもいいから形にしたかったのかもしれません。

何も書けなくなった私が何かを書いた時点で、私の望みは常に叶っているのです。


「感想が欲しい」というこの言葉に引っかかりを覚えるのは、私が創作を投げ出す時に「相棒が欲しかった」と発した気持ちに似たものを感じたのが1つ。


感想を得られるに相応しいだけの形となった作品を仕上げられたことへの羨望があるのかもしれません。

私は自分が投稿した作品が感想を得るには足りないとどこか心の奥で納得していて、小説を書くことを諦めましたから。


日記をつけましょう。

何か欲しいと願うほどに、形を遺せた誰かが羨ましかった。

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