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我が人生  作者: 下水管
10/24

森からの脱出

次から人間が出て来ます。長かった・・・・。

あれから20日が過ぎた。


川の側にいた、左腕だけ妙にでかい鋏の蟹を倒したり、森の中にいたでかい蟷螂やら木の魔物を倒したりしていた。


朝起きてメシ食って、昼から夕方まで探索して、夜は魔力回復薬飲みながら魔法の練習したり、治癒魔法かけながら筋トレしたりして、寝る前に各種回復薬を作る。


俺のレベルも上がり、《魔石吸食》のステータス補正(2匹目からは補正無し)のお陰もあって大分強くなれた。

因みにステータスは、



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:「人間」

性別:男

名前:なし

年齢:7


LV:10

HP:740/740

MP:540/540


筋力:620

物理耐久:340

魔法耐久:300

敏捷:480

体力 :590

魔力出力:250


スキル

「アイテムボックス」

「ステータス偽装」

「ステータス回覧」

「魔石吸食」

ーー《エルフロッグの舌》

ーー《ラリアットシザーの大鋏》

ーー《テラーマンティスの鎌》

「暗視lv3」

「索敵lv4」

「剣術lv1」

「短剣術lv1」

「体術lv5」

「斧術lv1」

「槌術lv1」

「鎌術lv2」

「掘削lv4」

「闘気lv2」

「剛力lv4」

「火魔法lv4」

「水魔法lv3」

「氷魔法lv2」

「土魔法lv5」

「風魔法lv3」

「雷魔法lv3」

「光魔法lv2」

「闇魔法lv2」

「治癒魔法lv7」

「錬金魔法lv3」

「魔力精密操作lv5」

「魔法多重発動lv3」

「複合魔法lv3」

「魔力感知lv3」

「魔力視認lv3」

「下級眷属生成lv5」

「危機感知lv2」

「気配察知lv2」

「気配遮断lv2」

「潜伏lv2」

「隠密lv2」

「衝撃耐性lv1」

「切断耐性lv1」

「痛覚耐性lv8」

[称号]

「魔喰ライ」「御主人様」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔喰ライ:あらゆる動作での経験値取得量が上昇し、また魔石吸食によるステータス補正効果が上昇する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

御主人様:隷下の眷属、奴隷のステータスに補正効果。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鎌術、剛力、下級眷属生成は魔石吸食で奪った。ゴブリンとトレントの発現能力

は無かった。

魔喰ライの称号は、発現能力が3つ目になったときに出てきた。


もうゴブリンなんかに苦労はしないし、それどころか、魔石吸食の能力を組み合わせれば、ランクの高い魔物ですら狩れるようになってきた。《痛覚耐性》のレベルがこんなに上がるくらい労苦を賭した甲斐があるというものだ。

因みに森の探索の方も順調に進み、南の方に森の出口があるかもしれない、ということがわかった。一気に南進してみても良いかもしれない。


さて。

因みに今、俺の前には蜂、蜘蛛、蟻の3匹の眷属がいる。3匹とも《下級眷属生成》で呼び出したものだ。因みに使役できる眷属の数はスキルレベルに準拠している。俺はlv5なので、5匹まで使役可能だ。

最初はスキルを試すだけのつもりだったのだが、俺の体に自分の体を寄せてくる様子が可愛くて、癒しを求める俺はつい3匹も呼び出してしまった。


眷属とは、見えない繋がりがあるらしく、どこにいるのかがこちらからすぐにわかる。これであれば一緒に戦うのも楽になるだろう。



さて。今日はどうしよう。

選択肢は2つ。1つはいつも通り探索を続けること。もう1つは、思い切って南進してみることだ。


「う〜む………」

どちらにも新しい発見があるだろう。少なくとも、俺の好奇心を満たしてはくれるはずだ。



結果。俺はあと一週間だけ森の探索をして、それから南進するという煮え切らない選択をするのだった。







〜〜〜6日後〜〜〜





眷属達のレベルアップをしたり、自身のスキルへの理解を深めたりして5日間を過ごした。中々に有用な時間だった。

今、予定通り俺達は南へと歩を進めている。

今は昼食のため、小休止中だ。

俺に擦り寄って来る眷属蜂を撫でてやりながら、ゴブリンの肉を与えてやる。すると眷属蟻と眷属蜘蛛も此方に擦り寄って自己主張し始めたので、同じくゴブリンの肉を与える。


本来眷属達は、魔力供給を怠りさえしなければ、食べ物がなくても平気なのだが、やはり食欲を満たすというのは生物として大事なことらしく、こうして餌をやると喜んでくれる。


俺も眷属達を愛でつつ、魔物の肉や木の実を食べる。アイテムボックスから瓢箪のような植物の中身を繰り抜いて作った水筒で水分補給を済ませたら出発だ。


時折出てくるゴブリンは、眷属達の経験値の肥やしになって貰う。



数時間後、暗くなってきたので、夜営をするために土魔法でかまくらのようなものを作り、中に入る。


その後地面に眷属蜘蛛に作って貰った寝袋を敷き、横になる。

一応《索敵》と感知系スキルをオンにして、眷属達にはかまくらの周りの警護を頼んでおいた。






この日は何事も無く、夜は過ぎていった。







次の日、軽く朝食を済ませた俺達は南進を再開した。


歩き始めて3時間程。

少しずつ出てくる魔物の種類が変化し始めた。例えば目の前にいるよくわからない幼虫とかね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランク1

種族:キャタピラー

性別:オス

名前:なし


LV:2

HP:80/80

MP:15/15


筋力:35

物理耐久:10

魔法耐久:10

敏捷:10

体力 :30

魔力出力:3


スキル

「体当たりlv1」

「繰糸術lv1」

[称号]

なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


此方に飛んできた糸の固まりを余裕をもって避ける。

キャタピラーはもう一度糸を吐こうと口をモゴモゴさせ始めるが、そんなことは眷属達が許さなかった。

毒針で刺され、糸で体を絡め取られ、蟻酸で濡れた牙で噛みつかれる。

あっという間にキャタピラーの体は地へと沈んだ。


俺はキャタピラーから魔石だけ取り出して肉は放置する。毒が回っていて使えそうにないからな。


《スキル《魔石吸食:キャタピラーの紡糸腺》を獲得しました》

《繰糸術スキルを獲得しました》

《魔石吸食により魔石を取り込んだため、ステータスに上昇補正がかかります》


申し訳なさそうな雰囲気を醸し出している眷属蜂を撫ででやりつつまた歩き出す。


すると、俺の索敵に多数の気配が引っ掛かった。群れで行動するタイプのようだが、ゴブリンとは違う。


果たして、俺達の目の前に現れたのは狼の群れだった。

おそらく一番奥にいる大きな狼が群れのリーダーだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランク2

種族:ウルフリーダー

性別:オス

名前:なし


LV:15

HP:240/240

MP:35/35


筋力:230

物理耐久:180

魔法耐久:100

敏捷:320

体力 :380

魔力出力:15


スキル

「威圧lv2」

「連携lv3」

「索敵lv2」

「気配察知lv2」

「俊足lv2」

「危機感知lv1」



[称号]

なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今まで戦った中では強い方にはいるだろう。他のウルフはリーダーの3分の2程度のステータスか。いつぞやの蟹やら蟷螂よりはステータスが劣るが、此方は数で戦うタイプだ。強くは無くとも、危険度では今までで一番高いだろう。


「だが、腕試しにはちょうど良いな」


俺も強くなった。変な油断さえしなければ、負けることはないだろう。

取り敢えず、眷属達ではまだ危険なので一旦魔力に戻して俺の中に入っていて貰う。



俺は《闘気》で体に魔力を纏わせて身体能力を強化する。続いて、左腕に魔力を纏わせて強化した《ラリアットシザーの鋏》を発現させ、周りに火と風の複合魔法で作った炎槍を多数展開する。


左腕に長大な鋏を生やした容貌と、体から吹き出る膨大な魔力にウルフ達の顔が引き攣った様な気がした。



俺は鋏の長いリーチを生かして一気呵成に攻め立てる。

尖った先端で突き、その重量で薙ぎ払い、鋭利な刃で切断する。

右から来るウルフには《エルフロッグの舌》と《闘気》を纏った拳が、左腕の更に外側から来るウルフには炎槍が降り注ぐ。


最初は20匹はいた筈のウルフ達は全て骸を晒し、残すのは炎槍で体のあちこちを焼かれ、鋏による刺突で腹に穴を開けたウルフリーダーだけだった。



最後の意地だろうか。

腹から夥しい量の血を吹き出しながら、尚も《威圧》を飛ばして此方を睨んでいた。


一瞬の間。


飛び掛かってきたウルフリーダーの攻撃をスウェーで避け、右手に発現させた《テラーマンティスの鎌》で腹に縦一本の線を引いた。








《レベルが上昇しました》

《威圧スキルを獲得しました》

《俊足スキルを獲得しました》

《連携スキルを獲得しました》

《魔石吸食により魔石を取り込んだため、ステータスに上昇補正がかかります》


その場の後片付けをしたあと、俺は更に進んでいく。

日が真上を過ぎ、そろそろ昼食にしようかと思っていると、突如、木々の連続が終わり、広大な平原が姿を見せた。


生えている草が、草原を抜ける風に倣って一斉に揺れる。


うっすらと見える山脈をバックに、向こうの方には、壁で覆われた町のような物が見えた。


「あれは………」


近付いていくと、徐々に人間の喧騒が聞こえるようになってきた。


せっかくだ。昼食は町の中で食べさせて貰おう。


俺は軽い足取りで、歩を進め始めた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:「人間」

性別:男

名前:なし

年齢:7


LV:11

HP:1100/1100

MP:700/700


筋力:870

物理耐久:430

魔法耐久:380

敏捷:750

体力 :780

魔力出力:300


スキル

「アイテムボックス」

「ステータス偽装」

「ステータス回覧」

「魔石吸食」

ーー《エルフロッグの舌》

ーー《ラリアットシザーの大鋏》

ーー《テラーマンティスの鎌》

ーー《キャタピラーの紡糸腺》

「暗視lv3」

「索敵lv4」

「剣術lv1」

「短剣術lv1」

「体術lv5」

「斧術lv1」

「槌術lv1」

「鎌術lv2」

「繰糸術lv1」

「掘削lv4」

「闘気lv2」

「剛力lv4」

「俊足lv2」

「火魔法lv4」

「水魔法lv3」

「氷魔法lv2」

「土魔法lv5」

「風魔法lv3」

「雷魔法lv3」

「光魔法lv2」

「闇魔法lv2」

「治癒魔法lv7」

「錬金魔法lv3」

「魔力精密操作lv5」

「魔法多重発動lv3」

「複合魔法lv3」

「魔力感知lv3」

「魔力視認lv3」

「下級眷属生成lv5」

「危機感知lv2」

「気配察知lv2」

「気配遮断lv2」

「潜伏lv2」

「隠密lv2」

「威圧lv2」

「連携lv3」

「衝撃耐性lv1」

「切断耐性lv1」

「痛覚耐性lv8」

[称号]

「魔喰ライ」「御主人様」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランク1

種族:レッサービー

性別:メス

名前:なし


LV:10

HP:60/60

MP:40/40


筋力:45

物理耐久:20

魔法耐久:20

敏捷:80

体力 :50

魔力出力:10


スキル

「毒液lv1」

「毒針lv1」

「連携lv1」


[称号]

「眷属」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランク1

種族:レッサーシュピンネ

性別:メス

名前:なし


LV:10

HP:50/50

MP:50/50


筋力:55

物理耐久:15

魔法耐久:25

敏捷:80

体力 :40

魔力出力:10


スキル

「繰糸術lv2」

「裁縫lv1」

「潜伏lv1」


[称号]

「眷属」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランク1

種族:レッサーアーマイゼ

性別:メス

名前:なし


LV:10

HP:75/75

MP:35/35


筋力:60

物理耐久:30

魔法耐久:10

敏捷:60

体力 :55

魔力出力:10


スキル

「蟻酸lv1」

「硬化lv1」

「衝撃耐性lv1」


[称号]

「眷属」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


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