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S・D・G  作者: ピジョン
第2章 黄金病

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第29話 星の部屋にて

 ――グローバルパワー解放まで、あと21ターン――



 テオフラストは言った。


「行きます」


 星の部屋に稲光が荒れ狂う。

 『地』と『風』のエレメントを混合させた魔術『サンダーボルト』のパワーレベルを上げることで発動する中級魔術『サンダーストーム』だ。


 『神官騎士』である『レオンハルト・ベッカー』は、魔術師と司教に次いで高いレベルの魔法防御を誇る。その魔法防御を更に『オールガード』が上昇させている。彼自身は勿論、『サンダーストーム』は召喚兵の築いた防御陣を崩すことすら敵わない。


 話し合う時間はもうない。内心では扼腕するアキラもまた、この戦いに身を沈める。苦しそうにレオの耳元で囁いた。


「……勝算はあるの?」

「もちろん、ある」


 レオは難しい表情でそう答える。

 こと防御に関する限り、『レオンハルト・ベッカー』の引き出しは多く優秀である。負けない戦い――『粘り』には自信がある。

 防御力を底上げした召喚兵で守りを固め、致命的な攻撃はエクストラスキル『パーフェクトガード』で凌ぎ切る。最終的にはチートスキル『グローバルパワー』を発動させ、テオフラストを打倒する。それがレオの立てた基本戦略だ。

 しかし、テオフラストに関する情報は未だ不鮮明だ。その反面で『レオンハルト・ベッカー』の戦力は筒抜けと言ってよい。戦略は見抜かれていると考えていいだろう。

 もしもの時はパーフェクトガードで凌ぎ切る。この絶対防御の盾に、テオフラストは何を用意するか。レオの懸念はそこにある。



 teo-frust 211

  ――suspended game

   ――under preparation



 星空を駆けるレオは、バトルウィンドウに走る表示を見て眉を寄せる。


 表記が変化した。グローバルパワーの解放と無関係ではないだろう。そして、テオフラストは何かを『準備』している。

 レオの予想では、テオフラストの『準備』しているものは『システム』――この世界の『理』を司る『何か』だ。

 不吉な予感がする。レオは飛ぶように星の海を駆けるテオフラストを追った。


 テオフラストは『何者』か。この疑問は先の邂逅のときからあった。


 『テオフラスト』は、SDGゲームの世界の『理』を『一部』司る何者かである。それは『プレイヤー』ではなく、『エンジニア』や『プロデューサー』などの部類に入るのではないか。

 その思考を遮るように炎の嵐が迫る。中級魔術『ファイアストーム』だ。


 レオは俄に引き下がる。追い抜くようにして前に出たヴァルキリアたちの周囲を旋回する光球が輝きを増し、ファイアストームの熱風を寄せ付けない。

 術者の強化に伴い召喚兵たちも強化されている。元よりヴァルキリアは攻勢より守勢に優れる。更には召喚兵の指揮権委譲により、アキラ・キサラギの『統率』のスキルが遺憾なく発揮され、強化されたヴァルキリアの防御はなんなくファイアストームをレジストした。

 威力は大きいが隙も大きい上級魔術の使用を避け、『溜め』の少ない中級魔術を使っている。――距離を詰められることを嫌っての行動だ。レオはそのように推察する。


 teo-frust 211は大鎌を構え、遠距離からこちらを観察している。


(211……)


 それは何かの特殊コードのようにも見え、製造番号のようにも見えた。


 ――造られた『神』。造られた『世界』――


 その思いが脳裏を掠めた時、アキラが差し迫った悲鳴を上げた。


「上と下から来る!!」

「――!」


 上下から迫るのは無属性のエリクシールで作られた『矢』(ダークネス・アロー)。上級魔術ではあるが、発生の『溜め』はなく、威力は低いものの連発が利き、広範囲に展開できる。

 レオには暗色を基調とするこの星空の世界で、黒色のダークネス・アローを視認することは出来なかった。『見切り』は『忍者』であるアキラの方が優れている。



 レオンハルト・ベッカー ――perfect guard!!



 絶対不可侵の盾がレオとアキラを包むように球形に展開する。

 テオフラストのこの攻勢に、ヴァルキリアとグラディエーターは守りを固め、サジタリウスは短弓ショートボウで応戦する。

 ダークネス・アローは四体のグラディエーターと二体のヴァルキリアをかき消し、パーフェクトガードに直撃して大きな爆発を起こした。

 間髪入れず、アキラが叫んだ。


「来る! 下方、左45度!!」


 爆煙で霞む視界の中、鎌を振り上げたテオフラストがレオに肉薄する。

 パーフェクトガードの守りを解いたレオは、即座にアキラの声に呼応して、両手でミステルティンを振り上げ、上段からの打ち落としで迎え撃つ。


(チャンスだ!)


 テオフラストは、レオのダークネス・アローに対する反応速度を見て、接近戦も有利を損なうものでないと踏んだのだろう。劣勢に立たされ、守勢を旨とするレオであるが、守り続けるために守りを解く。


 レオとテオフラストは、鍔ぜり合いの形になり、互いに睨み合う。

 両者の接触直後、青と赤の光が衝撃波となって四散した。相反するエリクシールの波動に耐え切れず、更に二体のグラディエーターが消え去った。


「いいぞ! らしくなってきた!!」


 レオは不敵に言い放ち、渾身の力でミステルティンの刃を前方に押し込む。


「レオンハルト・ベッカー……笑っています。楽しい、のですか……?」


 鎌の柄の部分で刃を受け止める格好のテオフラストは、力みに震える声で問いかけながらも刈り取るように鎌の刃を引こうとする。

 咄嗟にレオは一歩詰め寄り、させるものかと鎌の柄をひっ掴む。


「ああ、楽しいね! 次は何をする!? もっと見せてくれ!!」


 レオが攻勢を緩め、守勢に回った瞬間を見計らったかのように、その背中をよじ登るようにして、ぐっと伸びをしたアキラが触れ合わんばかりに、テオフラストに接近した。


「神だか何だか知んないけどさ、死ねよ」


「――!」


 ぎょっとしたテオフラストが目を剥く。


 要するに、レオが捨て身の『奥の手』を使用する前に、テオフラストを始末してしまえばよい。そう考えるアキラは、『レールガン』の銃口をテオフラストの額に押し付け――レオが後ろ手に渡して来たものだ――容赦なく、引き金を引いた。



◇ ◇ ◇ ◇



 SDGで登場する一部の銃器は、強力な『科学兵器』である。

 『宇宙の殺し屋』ベアトリクスの所持する原子破壊銃『P・H・A』(PHAsed enagy rectification 位相エネルギー整流作用の略)に関しては『チート』とされ、極めて強力、且つ悪辣な破壊力を誇る。

 『P・H・A』は、『位相変換型エネルギー兵器』である。個人携帯用のビーム型原子破壊銃であるこの銃が極めて悪辣とされる所以は、対象を原子未満のレベルで破壊してしまうため、蘇生が不可能という点にある。


 アレクサンダー・ヤモの所持する『レールガン』は、この『P・H・A』に対抗するために開発された。電磁誘導を利用して発射される特殊な弾丸は、対象を周囲の空間ごと破壊する。この『科学兵器』で殺害された者も、やはり蘇生不可能である。『連射』がきかず、発射の際、一瞬の『溜め』があるという弱点の為、この『レールガン』は準チート扱いだが、一発の破壊力に関する限り『P・H・A』とほぼ同等とされる。


 『チート』クラスの『科学兵器』によるゼロ距離射撃は相打ちの危険すら孕んでいるものの、流石の『神』――テオフラストもこれには怯み――


 発射の際、僅かながら『溜め』の時間が生じることを、アキラ・キサラギが知っていれば、この一手が決め手となり得た可能性すらある。

 ゼロ距離からレールガンの射撃を受けたテオフラストは、発射の際に生じる瞬きほどの刹那の瞬間に首を捩り、銃口を逸らすことに成功した。

 弾丸は、テオフラストのくすんだ金髪を一房と左耳を半ばほど破壊し、星空の彼方に消えて行った。


「アアアッ!」


 テオフラストは左耳を押さえ、悲鳴を上げながら弾かれたように引き下がる。その表情は、今初めてアキラを発見したかのような驚愕に染まっていたが、見る見る内に憤怒に歪む。


「アキラ・キサラギ……! 出来損ないのクズ!!」


 口汚く呪詛の言葉を吐き出したテオフラストに、レオは追撃を開始する。



「 燃 え る 血 潮 ♪ 」



 ――グローバルパワー解放まで、あと16ターン――



 電光石火のスピードで接近したレオはミステルティンを上段から袈裟がけに打ち落とす。返す刃をなぎ払い、一歩詰め寄り切り払う。

 この行為は無謀である。その背で準チートのレールガンを手に隙を窺うアキラがいなければ、切り捨てられて終わっていただろう。


(まだだ! もっと早く! 速く! 疾く!)


 レオの赤いの瞳に映るのは、白い光線が目印の剣術スキルの発露だ。


(見るな! 感じるんだ!!)


 感覚は誤らない。判断が誤るのだ。判断でなく、感覚を信じる。戦士の条件。神官騎士の戒律に含まれる『武勇』。理屈ではなく、刷り込まれたもの。或いは――



「 戦 士 の 魂 ♪ 」



 アキラが見るに、現在のレオンハルト・ベッカーは、強いが強すぎはしない。早いが疾すぎはしない。剣を振り切った後に息継ぎ(ブレス)の決定的な隙が生じる。それでいてなお、未だ剣劇に興じていられる理由は大きく二つある。


 赤いエリクシールの奔流を巻き起こし、『チート』を使うテオフラストだが、本来の型は『魔術師』だ。接近戦は得手でない。

 グローバルパワーによる強化により、圧倒的身体能力を得たテオフラストではあるが、その動きは前線で剣を握る者のそれではない。直線的、かつ無駄が多く見切りは容易い。比して、『レオンハルト・ベッカー』の元のスタイルは『戦士』である。『サバントの殲滅戦』を経て、未だ固さが残るものの、動作自体は洗練された戦士のものだ。これが一つ。もう一つは、


(まだだ! もっと、もっと早く!!)


 レオの動きは一動作ごとに変わる。直線から流線へ。足さばきは無駄なく軽く、踏み込みは鋭く強く。

 ブレスに生じる隙には肩の入れ具合や目線でのフェイントが入るようになり、対するテオフラストは、圧倒的身体能力故に、若干ではあるがこれに反応してしまう。


 壊れてなお、過ぎ去ってなお――その身体に、その魂に、刻み込まれたものがある。


 レオは変わりつつあった。今まさに、彼は『戦士』として目覚ましい成長と発展を遂げている。


(俺は、誰だ?)


「俺は……! 俺は……!!」


 かくして、彼は名乗りを上げる。


「俺はレオンハルト・ベッカーだ!!!」


 余裕を持ち、レオの速攻を受け止め、絶え間無く隙を狙うアキラにも警戒を怠らなかったテオフラストの無表情が、僅かに歪む。

 レールガンの銃口をテオフラストに突き付け続けたアキラにも徐々に余裕はなくなり、召喚兵の指揮も覚束無い在様になった。両手でレオの首にしがみつき、悲鳴を上げた。


「うわあああっ! レオ! レオ! 早、早過ぎ――」


 踊るように、舞うように。時に鋭角、流線的に。レオの動きは一動作ごとに洗練され、適したものへ淘汰され、錬磨されて行く。これらの動作は、その昔、確かに彼の中に存在したものだ。



「 熱 き 血 潮 ♪ 」



 度重なる強化により、全身を駆け巡る血が沸騰するかのような感覚があった。その血液の奔騰に耐え切れず、レオは叫びを上げた。


「うおおおおおおっ!」


 ミステルティン(神殺し)がテオフラストの髪を、頬を、擦り切れたローブを嬲り、削り取る。目前に迫る牙は余裕と無関心を奪うのか、テオフラストの額にはじっとりと汗が浮かび始めた。


(身体が、爆発しそうだ……!)


 優勢の状況にあり、自らが巻き起こす激しい剣風の中、レオの表情は身体に走る激痛に歪む。この方法は無理がある。あり過ぎる。彼がそれを痛感したとき――



「 死 せ よ 成 れ ! 」



 天使たちの歌声が、より勇壮なものに変わり、剣呑な響きを帯びる。


 ――グローバルパワー解放まで、あと14ターン――


 突如、身体を襲った一際大きな激痛に、レオは一瞬、固まった。

 その機を逃さず、テオフラストは大振りの一撃を叩き込む。動作の遅れたレオはこれに対処せざるを得ず、ミステルティンで防御する。

 接近戦ではレオに分があった。彼の身体能力も度重なる強化のため、チートとは行かないまでもそれに近いものになっている。剣を通す強い衝撃に引き下がるが、ダメージを受けるまでには至らない。

 テオフラストは再び、赤い流星と化して、レオとの距離を取る。


「ダイヤモンド陣形!」


 咄嗟の場合、出遅れる。指示なくしては、目まぐるしい戦況の変化について行けない。自己判断能力のない召喚兵の弱点はこれだ。防御型密集隊形の指示を出すアキラに焦りの色が浮かぶ。


「くそっ……!」


 レオは圧していた。だが、逃した。テオフラストはもう接近戦に応じないだろう。

 アキラ・キサラギというバラスト(重り)がなければ、この攻防が決め手となったかもしれない。その思いから、アキラは唇を噛み締める。


 荒々しく肩で息をするレオの視線の先には、険しい表情のテオフラストが、半ば吹き飛び、形を変えた左の耳をさすっている。

 受けたダメージを確かめているテオフラストの表情に、激しい怒りが浮かぶ。言った。


「遊びは終わりです……忌ま忌ましい、アルタニア……! 小人ホビットでもない。まして猫でも人間でもない、モザイク……! アキラ・キサラギ!」


「……」


 その罵倒に応えることはせず、アキラは大きな溜め息を吐き出した。

 弱者からの痛撃は、強者の過度の反撃を誘発する。相対しているのが『神』だ。その反撃はどれほどのものになるだろう。逃した。そのことの意味が全身にのしかかる。

 レオも同様に、こちらは少し疲れたように溜め息を吐く。


「あいつ、マジでキレてるな……」


「キミが半端にいたぶったからね」


「お前だって、銃で撃ったじゃないか」


 アキラは笑った。


「あー、あれね。少し笑えたかな」


「アキラ、俺は腹が痛くなって来た。残念だが、やつはお前に譲ろう」


「武器があればね」


 レオの冗談に、アキラはお道化たように肩を竦めて見せた。浮かぶ笑みには諦観のようなものが漂っている。


「すまん、アキラ……どうやら、無事に済みそうもない」


「いいさ」


 テオフラストの反撃は、想像を超えて苛烈なものになるだろう。二人の胸中にはその思いがある。

 テオフラストは赤いエリクシールのスパークに、くすんだ金髪を巻き上がらせ、声高に叫んだ。


「今、まさにこの瞬間! 取り返しのつかぬ過ちを犯したと知るがいい!!」



 teo-frust 211 ――suspended game――



 レオはバトルステータスに閃く表示に視線を滑らせる。

(サスペンデッドゲーム? 再ゲームの宣告……?)


 まるで意味不明だった。

 テオフラストの目前に、巨大なコントロールパネルのエフェクトが出現する。『現実』に飛ばされた時と同じだ。その意味をレオが思考する間もなく、続けざまに閃く文字は、



 teo-frust 211 ――end of the world――



 エンド・オブ・ザ・ワールド――『終わる世界』。


「なにっ!?」


 鼻白み、レオは目を見開いた。『魔術チート』。その文言が脳裏にちらつく。

 テオフラストは右手で天を、左手で地を指した。


「終われ終われ! 世界よ終われ!! 狂え狂え! 世の理!! ――死ね! レオンハルト・ベッカー! お前の最期にはこれが相応しい! イザベラ・フォン・バックハウスが編み出したこの禁呪で、星の海に沈むがいい!!」



 teo-frust 211 ――escape――



 次の瞬間、テオフラストは煙のように消え去った。


(サスペンデッドゲーム……一時中断……退避の準備……)


 パーフェクトガード――『レオンハルト・ベッカー』の持つ絶対防御のこの盾に、テオフラストが何を用意するか。

 ここまでの展開は予想通りだった。だが、結局上を行ったのはテオフラストだ。エクストラ対チート。結果は想像など遥かに超えている。

 おかしいとは思っていた。

 チートを奮うテオフラストに、強化を重ねたとはいえ、何故『レオンハルト・ベッカー』が優勢のうちに抗し得ることが出来たのか。

 ここまでの攻防は、この下準備に過ぎなかったのだ。


 レオの背中のアキラが首を傾げ、言った。


「何? 逃げたの、あいつ?」

「……」


 ごくり、と息を飲み込み、レオは吹き出した冷たい汗を手で拭う。


 テオフラストが去った『星の部屋』は驚くほどの静寂に包まれている。


 奇妙な間があった。


 星空のスクリーンには色とりどりの星が瞬いている。


「きれいだね……」


「ああ……」


 のんびりと言うアキラに相槌を返しながら、ステータスウインドウに閃いた表示を見つめる。



 ――super nova――(超新星)



 ゆっくりと直上から迫る光を見上げ、アキラは言った。


「太陽?」

「違う……星の終わりに起こる超規模の大爆発だ……」


 レオは迫り来る衝撃に備え、グリムの魔力解放を停止した。黒い蔦は右腕の肘の辺りまで侵食している。引き抜く際、耐え難い激痛が走ったが、それよりも大きな危機感と怒りが胸中に渦巻いている。


(あの野郎、やりやがった……!)


 天使は歌い続ける。



「 神 の 試 練 ♪ 」



 ――グローバルパワー解放まで、あと10ターン――


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