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S・D・G  作者: ピジョン
第2章 黄金病

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第27話 Sadisticに!

◇ ◇ ◇ ◇



「テオフラスト……!」


 にいっ、と口元を釣り上げ、レオは哂う。


「え? テオフラスト? え、え? 聖書の?」


 困惑気味に言うアキラの声は、もうレオの耳にも心にも届かない。


 天上より抱き合う二人を見下ろし、低く、押し出すようにテオフラストは言った。


「レオンハルト・ベッカー……!」


 足場を失ったアキラを抱くレオにとって、この周囲の空間は酷く立体的に感じられる。その立体的な『星の部屋』の中で、再びテオフラストと対峙する。


「おまえは先にクリア報酬を受け取りました。レオンハルト・ベッカー、何故、ゲームを続けない!」

「……必死だな、テオフラスト!」


 レオは瞳の聖痕を赤く燃やして『威圧』を発動させる。【神】に対する『威圧』は無効だが、それは溢れる『闘志』の副産物に過ぎない。


 レオンハルト・ベッカー spirits!

  STR――UP!

   AGL――UP!

     ST――UP!


 ゲームを続けろというテオフラストの意志に反し、『アキラ・キサラギ』をパーティに加えずにいれば、もう一度この『星の部屋』に来られる可能性が高まる。読んだ上での行動だ。

 レオは言った。


「ゲーム? 続けているさ、今も。だからこそ、何も変わらない。次に会う時は、殺すと言ったぞ……!」

「まだ、そんなことを……! 私はお前の敵ではない! なぜ理解しようとしない!」


 SDGの『主人公』レオンハルト・ベッカーが告げる。


「俺がゲームを進めようが進めまいが、お前は死ぬ!」


「……」


 不思議な沈黙があった。

 怒りを露にしていたテオフラストは、少し呆然として瞬きを繰り返し、レオを見つめ返すその瞳は、動揺に揺れている。


「なぜ……なぜ、お前がそんなことを言えるんです……!」


 レオは嗤った。


「見ているだけのカカシでも命は惜しいか! 今一時の命を繋ぎたいなら――俺と戦え、テオフラスト! 屈服させてみろ! それなりのことをしろ! 見合った量の血を流すがいい! ほかでもないお前の命を刻め!!」


「――!」


 現実はどこまでも嗜虐的ということだ。あまりにも激しい挑戦の意志表示に、テオフラスト――無関心な神の表情が引きつる。


「ニンゲン……アルタニア……!!」


 戦いの間に得たものでなければ、意味はない。レオンハルト・ベッカーは言った。


「さあ、はじめようか!」



◇ ◇ ◇ ◇



 星の海の中、身を屈めたレオは左腕にアキラを引き寄せたままの姿勢で、腰の死神を抜き放った。


「レオ……これは……これは、どういうことなの、ねえ?」


 レオは応えない。その瞳は飽くなきまでの戦闘意志に燃えている。

 アキラ・キサラギを救助(rescue)している『レオンハルト・ベッカー』の戦闘力は30%低下している。頼れるのは――


「召喚……!」


 星空のスクリーンに魔法陣が出現し、翼を持った一二体の天使が現れた。

 手に手に楽器を持つ彼らはトルバドール(吟遊詩人)の名を持つ天使だ。

 レベル3の召喚兵――トルバドールは特殊召喚である。攻撃方法を持たないトルバドールたちに戦闘力はないが、変わりに敵の攻撃も受付けない。

 一二体の天使たちが、一斉に歌い出す。



「 光 り あ れ ♪ 」



 レオンハルト・ベッカー

  STR――UP!

   AGL――UP!

    ST ――UP!

     MGI――UP! 


 ――グローバルパワー解放まで、あと76ターン――



 身体中に漲る力を実感し、不敵な笑みを浮かべるレオは天上のテオフラストを睨み付ける。

 血を吸った死神が形状変化を開始した。すらりと伸びた刀身が禍禍しい血の色に染まる。『神』に三倍ダメージの特効を持つ剣、ミステルティン(神殺し)だ。


 『レオンハルト・ベッカー』はSDGの『主人公』である。主人公である以上、他のキャラクターとは一線を画する能力――『奥の手』を持っている。


 チートスキル『グローバルパワー』――『星をも揺るがす力』だ。

 『グローバルパワー』を発現させる方法は大きく三つある。

 一つ目は『アレスの珠』による任意の発動。

 二つ目はアイテムや魔法によるパワーアップを繰り返すことにより強制的に発動させる。

 三つ目の方法は、戦闘に参加しているパーティメンバーを全員死亡、或いは戦闘不能な『致命傷』を負わせ、絶体絶命の危機に陥ることで発動させる方法サディスティックシステムだが、これは確実でない。発動の可能性は50%に留まる。リアリティを伴うこの状況では非常にリスキーでもある。

 『アレスの珠』を持たないレオに一つ目の方法は不可能であり、三つ目の方法は確実性に欠く。なにより彼はこの方法を好まない。自然、二つ目の方法を選択することになる。

 『アレスの珠』を持たない『レオンハルト・ベッカー』が任意でグローバルパワーを発動させることは不可能だ。トルバドールが歌い続ける限り、『レオンハルト・ベッカー』は強化され続け、76ターン後にグローバルパワーが発動する。

 『神』に分類されるテオフラスト相手に勝機を掴むとしたらこのグローバルパワー以外にはあり得ない、そう考えるレオだが……。


(76ターンって、時間でどんだけだ?)


 戦端を開いたのは彼だが、勝つために、先ずは守る。左手にアキラ・キサラギを抱き、右手に『神殺し』ミステルティンを構え、姿勢を低くする。

 困惑した様子で、アキラが言う。


「テオフラストって、キミ……神と戦ってるの?」


「ああ」


 警戒を絶やさぬまま、上空のテオフラストを睨み付け、何でもないことのように言い放つレオの様子に、アキラは目眩を覚える。

 レオンハルト・ベッカーという男が、アキラの想像を超えることは、これが初めてというわけではない。だが、こればっかりは遥かに理解を超えている。


「なんで、なんで……神と、戦うの……?」


「あいつのやり口が気に入らないんだ」


 レオンハルト・ベッカーは何処までも不埒に言い放つ。


 テオフラスト concentration(集中)……

 ――meteor impact 発動まで3ターン ――


 レオは上空のテオフラストを見上げ、堪え切れないように笑う。

 現在のレオンハルト・ベッカーは、アキラ・キサラギを救助した過重量ウェイトオーバーの状況にある。

 文句なしの強敵である『神』を相手に圧倒的不利を背負い、レオは不敵に笑っていた。


 このスリル!

 与えられた強靭な身体。魔法。スキル。彼にとって、全ては朧であり、虚ろに過ぎる。間近に死を実感できるこの状況だけが――リアル。

 レオンハルト・ベッカーのために、天使が歌う。



「 語 ら ず 示 せ ♪ 」



 レオンハルト・ベッカー

  STR――UP!

   AGL――UP!

    ST ――UP!

     MGI――UP! 


 ――グローバルパワー解放まで、あと75ターン――



「はははははははははは!」


 レオは笑いに噎せながら、新たに湧き出す力を実感している。


(俺には戦いだけが……!)


 上空では、テオフラストが杖を天に振りかざして集中を続けている。バトルウィンドウには、『魔術』である『メテオインパクト』の詠唱破棄を示唆する表示が出ており、発動まで3ターンの猶予がある。


 『レオンハルト・ベッカー』は『騎士』である。戦闘時、最高のパフォーマンスを発揮するためには『盾』と『鎧』を装備し、且つ『スクワイア』か『ペイジ』等の『従者』の補助を必要とする。強固な装備に身を固め、武器を持ち替えながら戦うのが本来のスタイルだが、この状況下では、本来のスタイルなど望むべくもなく――戦闘は加速する。


「召喚!」


 レオはミステルティンを振りかざし、剣の切っ先を上空の『神』に差し向ける。

 二回の召喚を行い、計二二体のグラディエーターの召喚に成功した。数の上ではテオフラスト(一体)に対し、レオとアキラ+グラディエーター(二四体)ということになる。数字上の戦力比が通常戦闘の枠を超えたとき――



 war,a battle(戦争)!


 war,a battle(戦争)!


 陣形を組んで下さい!



「レギオー!」


 レオは星の海の中、テオフラストと己の間に展開するグラディエーターに向けて叫んだ。

 陣形『レギオー』の特徴は二列に組まれた隊列にある。必要に応じ隊列を組み替えることで持久戦に優れ、且つ散開による包囲戦に優れる。部隊防御値と攻撃値を10%アップさせる効果を持つ。

 これに、ゲストメンバーである『アキラ・キサラギ』の戦争用スキル『統率』が陣形効果に更に+5%の補正を加え、グラディエーターは強化される。



 指揮官はレオンハルト・ベッカーです。

 作戦遂行レベル――impossibility(不可能)



 数の上でこそ、優位であるが実力には天と地ほども差がある。SDGのシステムが下したテオフラストとの戦力比がこれだ。


「プロテクション!」


 更にレオは防御力をアップさせる『プロテクション』の神官魔法を発動させ、部隊防御値を底上げする。


「来るぞぉっ! 防御態勢!」


 二二体のグラディエーターたちは姿勢を低くして、円形のラウンド・シールドを天に掲げる。


 星空のスクリーンに浮かぶ無数の星々が、赤く糸を引きながら小型の隕石群と化して降り注ぐ。

 テオフラストのメテオインパクトだ。

 『魔術師』という職業は、この『メテオインパクト』を習得するために存在するといっていい。雑魚の殲滅、対ボス戦にも猛威を振るう最高レベルの『魔術』である。


 雨のように降り注ぐ隕石群からグラディエーターが身を削り時間を稼ぐ間、レオは瞳を閉じ、眼前に手を翳し、更に『召喚』を行った。

 ややあって、白く輝く魔法陣から、ゆっくりと身を擡げるのは羽根飾りの付いた兜と上下セパレートの鎧に身を包む戦乙女『ヴァルキリア』だ。

 召喚魔法による『兵士』の召喚数は五体~一三体の間で完全にランダムで召喚される。この時、レオが召喚に成功したヴァルキリアの数は一三体であった。


「よし! ヴァルキリア、前線に参加するんだ!」


 指揮を執るレオの黒髪が炎のように巻き上がる。この瞬間も天使トルバドールたちは歌い続け、『レオンハルト・ベッカー』は強化され続けている。

 召喚兵を用いた『乱戦』を得意とする『レオンハルト・ベッカー』が無理にでもこの状況に持ち込むのは必然と言える。相手の土俵で戦う理由などないのだ。

 そのレオの首にしがみつき、アキラ・キサラギがコバルトブルーの瞳に大粒の涙を湛えて戦況を見守っている。


(ボクが足手まといなんて……)


 『プレイヤー』技能により、アキラが所持する『統率』のスキルが今し方召喚された『ヴァルキリア』も含めた召喚兵たちに恩恵を与えている以上、完全に足手まといというわけでもないのだが、それはアキラには理解のしようがない。『脇差』と『菊一文字』が失われてしまったことがどうしようもなく悔やまれた。

 星空のスクリーンの中、冷たく見下ろすテオフラストを睨み上げ、アキラは唇を噛み締める。


(菊さえあれば、あんなやつ……!)


 『妖刀』――菊一文字。『女性』に対してのクリティカル値が20%を超えるこの武器は『特殊武器』であり、別名『女殺し』と呼ばれる。


 レオとアキラの頭上ではグラディエーターが『レギオー』の陣を組み、円形のラウンドシールドを天に掲げ姿勢を低くして、防御の構えで雨のように降り注ぐ隕石群を受け止めている。ラウンドシールドの中央部分にあるオーブが青く輝くのは『プロテクション』の神官魔法による付与効果の現れだ。

 レオの首にしがみついたままのアキラは、ぶるりと身体を震わせる。

 その瞬間、アキラの身体は九つに分かれた。

 エクストラスキル『分身』を発動させたのだが、『分身』たちは発動のその瞬間、ばらばらと星の海の中をどこまでも『落下』して行った。


「な、なんで……!?」


 アキラが察するに、戦域は三つに分かれている。

 テオフラストの居る『上段』。グラディエーターたちが居る『中段』。そして、アキラとレオが居る『下段』である。

 レオは戦闘開始直後、三つのフィールドを看破し、『中段』にグラディエーターを配したが、アキラはこれに違和感を感じている。


 『レオンハルト・ベッカー』と『テオフラスト』は、アキラ・キサラギとは別の『ルール』で戦っている。

 理由は分からないが『アキラ・キサラギ』はその『ルール』から弾かれたのだ。


「くそっ……くっそぉ!」


 唇を噛むアキラの頭上では、戦線に変化が見られた。強固な『タワーシールド(大盾)』を持つヴァルキリアが戦線に参加したことにより、著しく防御力の上がった『部隊』が『メテオインパクト』の攻勢を凌ぎ切る様子を見せた。


 その瞬間、ぐらりとレオの身体が傾いた。


「フィールドトランスファーだ!」


 レオは叫び、一歩大きく引き下がるようにして後方に向き直る。

 テオフラストが移動したことにより、重力と戦闘域が変化したのだ。この立体的な戦域の変化にアキラは付いて行けず、困惑する。非現実的過ぎる。


 戦域は横一列に展開している。


 ヴァルキリアを先頭に『召喚兵』の存在する『後方』。

 アキラとレオの立つ『此処』。

 そして、杖を構えたテオフラストの存在する『前方』。


 激しく舌打ちするレオの首にしがみつくアキラが、はっとしたように叫んだ。


「ダイヤモンド(防御型密集隊形)!!」


 メテオインパクトによりやや数を減らしたものの、『召喚兵』は未だ二二体が健在である。アキラの指揮を受け、散開した。

 術者であるレオを中心に戦力の再集結の狙いがあったが、無論テオフラストはそれを待たず動く。


 アキラの目に、テオフラストは点滅したように映った。


 前方にいたはずのテオフラストは、ゆっくりと右へ歩いて行くが、アキラには瞬間移動したように見えた。


「な、なに!? どうやった!?」


 『ニンジャ』であるアキラが見る限り、テオフラストの動きは特殊な歩法や術を用いたものではない。動体視力に自信のある己が目で追えないことに納得が行かない。

 動揺して叫ぶアキラだが、レオは、しっかり視線で追っている。言った。


「俺はやつに集中する。指揮は任せた」


 お荷物でいるわけには行かない。アキラは力強く頷いた。


◇ ◇ ◇ ◇


 テオフラストはオーブの付いた杖を突き出し、言った。


「レオンハルト・ベッカー、再度のインストールによるリペア(補修)を提案します。これは最後の警告です」


 レオは忌ま忌ましそうに鼻を鳴らして応える。


「いらん、特に問題ない。俺は俺だ。このままでいい」

「……」


 険しい表情を浮かべるテオフラストに、レオは問う。


「聞きたい! 何故、俺だ! どうして俺を選んだ!」


「それは私が聞きたい。見所のある者は幾人も居ました。何故、お前は二度も召喚されたのでしょう」


 切実な問いに、納得の行く答えは得られない。だが、他人事のように言うその様子は新たな疑問を喚起した。

 レオは新なる怒りを漲らせ、問いかける。


「何故、『ゲーム』に拘る!」


「お前の存在が、私を『より高き場所』へと押し上げる……」


「サディスティックシステムとはなんだ!? 何故、こんなものが存在する!」


「人は……何処いずこかに至ろうとするとき、己というものを諦めねばなりません……」


 その返答は余りにも抽象的に過ぎ、レオには理解できなかった。

 テオフラストは際限無く苛立たしそうに首を振る。


「何故、何故、何故……。そればかりです。大体、お前は与えられた答えに納得するほど単純でもなければ、純粋でもないでしょう。

 話は終わりです。レオンハルト・ベッカー、全ての答えには己の足で向かいなさい」


 結局、何も分からない、変わらないということだ。そのことにレオは唇を噛み締める。


 次の瞬間、テオフラストは凄まじいスピードで左右に動いた。

 出鱈目なスピードではあるが、変化がない。目で追えないほどではない。レオは僅かな違和感を覚える。

 背中に抱えるアキラは『召喚兵』の指揮を執りながら、レオと同じように、テオフラストを目で追うが若干の遅れがある。違和感を覚えるのはそこだ。

 どうやら、アキラにはテオフラストが見えてない。バトルウィンドウで明滅を繰り返す文字は――



 【PAUSE】



 テオフラストはPAUSE(一時停止)コマンドを使用しながら高速でジグザグに移動し、距離を詰めて来る。アキラには瞬間移動しているように見えるだろう。


(ナメやがって……!!)


 レオは激しい怒りを覚えたが、敢えて表には出さず、ぎっと歯を食いしばるのみに止める。

 テオフラストの動作は素早いがジグザグに刻まれるリズムは一定で単調だ。右手のミスティルティン(神殺し)を警戒しているのか、左方向から突っ込んで来る。


 PAUSEを解き、眼前に迫ったテオフラストが面白くも無さそうに言った。


「チェック(詰み)」


 瞬間、その鼻面目がけ、レオは思い切り左拳を振り抜いた。


 ――power strike! 600%!

     counter! ――+150%!!


 強い衝撃がレオの左拳を突き抜け、直後テオフラストは鮮血を撒き散らしながら吹き飛び、ごろごろと星のスクリーンの床を転がり、うつ伏せに倒れた。

 レオは叫んだ。


「この間抜け! そんなもんが俺に効くか!!」


 レオは肩を怒りに震わせ、うつ伏せのまま動かないテオフラストを睨みつけたままでいたが、不意に眉を寄せ、俄に湧き出した疑問を口にする。


「お前……『プレイヤー』か……?」


 ――グローバルパワー解放まで、あと51ターン――


 ゲームは続く。





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