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紅蓮の契約  作者: ZEN
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第23話「運命の綻び」【中編】

【シーン:別荘・緊迫する空気】


ヨンジュンは、

すぐに荷物をまとめるようセリナに指示した。


ジュンソクは、

銃を手にして外を警戒する。


**


「どうして……」


セリナが、震える声で訊ねる。


**


「誰が、居場所を……?」


**


ヨンジュンは、

険しい表情で答えた。


**


「わからない。」


「けど、裏切り者がいる。」


「それも、すぐ近くに。」


**


**


【シーン:迫る影】


その頃。


別荘を取り囲むように、

黒服たちがじわじわと接近していた。


静かに、確実に。


まるで、獲物を追い詰める狩人のように。


**


【シーン:疑念】


ジュンソクが、

低く呟く。


**


「ヨンジュン……。」


「もしかして、俺たちの中に――」


**


言葉を途中で飲み込んだ。


自分で言っていても、信じたくなかった。


**


ヨンジュンは、

無言で頷いた。


**


「今は疑ってる暇はない。」


「まずは、生き延びる。」


**


彼の声は、冷たく、鋭かった。


**


【シーン:脱出の決断】


ヨンジュンは、

地図を広げた。


この別荘地には、

裏道を抜ける隠しルートがある。


だが、それももう時間の問題だった。


**


「セリナ、ジュンソク。」


「今から俺が囮になる。」


**


その言葉に、

セリナが悲鳴のように叫ぶ。


**


「そんなのダメ!!」


**


ヨンジュンは、

静かに微笑んだ。


**


「大丈夫だ。」


「約束しただろ。」


「守るって。」


**


**


【シーン:セリナの決意】


セリナは、

涙を堪えながら首を振った。


**


「私も一緒に行く。」


**


ヨンジュンは、一瞬だけ目を見開いた。


だが、次の瞬間、

力強く頷いた。


**


「――ああ、行こう。共に。」


**


**


【シーン:迫るラストチャンス】


外では、

黒服たちが最終包囲を始めていた。


猶予は、あとわずか。


運命の綻びは、すでに目の前に迫っている。



(続く・後編へ)

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