表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅蓮の契約  作者: ZEN
66/84

第20話「あの日の手紙」【後編】

【シーン:ヨンジュンの自宅・夜明け】


空が白み始め、

街が静かに目を覚まそうとしていた。


ヨンジュンは、

セリナと並んで座りながら、

ゆっくりと話し始めた。


**


「俺は……」


「これから、何をすればいいんだろうな。」


**


それは、かつての彼なら絶対に口にしなかった弱音。


セリナは、

そっと彼の肩に寄り添った。


**


「あなたが望むことをすればいい。」


「誰かのために生きるって、

 そんなに難しいことじゃないよ。」


「あなたが、あなたでいればいい。」


**


その言葉に、

ヨンジュンの心の奥で、

何かがじんわりと溶けていった。


**


【シーン:小さな決意】


ヨンジュンは、

そっと父の手紙をテーブルに置き、

立ち上がった。


**


「……まずは。」


「この街で、生きる。」


「誰かを傷つけるためじゃなくて、

 誰かを守るために。」


**


セリナも、

微笑みながら立ち上がった。


**


「私も、一緒に。」


「どこへでも、あなたと一緒に行く。」


**


二人は、

朝日に照らされながら、

そっと指を絡めた。


もう、離さない。

どんな運命が待っていようとも。


**


【シーン:新たな始まり】


玄関のドアを開けると、

街は、まだ静かに眠っていた。


だがその静けさの中に、

確かな”希望”が満ちていた。


ヨンジュンとセリナは、

ゆっくりと歩き出した。


過去を抱きしめ、

未来を信じて。


これから、

新しい人生が始まる。



【第20話 完】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ