表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅蓮の契約  作者: ZEN
55/84

第17話「すれ違う復讐」【前編】

【シーン:ソウル・静かな朝】


新たな朝。


ヨンジュン、セリナ、ジュンソク――

三人はそれぞれの罪と向き合い、

ようやく未来に向かう覚悟を決めていた。


**


だが。


その裏で、

別の”復讐者”が静かに動き出していた。


**


【シーン:チェ・ミランの動き】


ハンギョングループの元法務部長――

冷酷な弁護士、チェ・ミラン。


彼女は、

すべてを失ったハン・ギョンウの命令も無視し、

独自に動き始めていた。


**


(ハン家も、ヨンジュンも、セリナも。)


(すべて――壊してやる。)


**


ミランの胸に燃えるのは、

ただ冷たく、激しい”怒り”だった。


**


【シーン:ヨンジュンの決意】


一方、

ヨンジュンはセリナと並んで、

ハンギョングループの最終的な清算手続きを進めようとしていた。


もはや、

復讐のためではない。


未来を守るために。


**


「これで……

 本当に、終わるんだな。」


**


セリナは、優しく微笑んだ。


**


「ううん。

 これから始まるの。」


「私たちの人生が。」


**


ヨンジュンは、

その言葉を胸に刻んだ。


(そうだ。

 これからは、守るために生きる。)


**


【シーン:新たな罠】


だが。


彼らが知らないところで、

ミランが仕掛けた罠が静かに動き出していた。


**


ヨンジュンの過去の罪――

孤児院時代、必死に生き延びるために犯した、

小さな「咎」を。


それを暴き出すために。


**


(お前もまた、

 “真っ白”じゃないんだ。)


(すべて、引きずり下ろしてやる。)


**


【シーン:すれ違う復讐】


すでに復讐を捨てたヨンジュン。

だが、捨てきれない者たちが、彼を狙っていた。


**


ヨンジュンが、

まだ知らない「過去」。


セリナが、

まだ知らない「闇」。


そして、

ジュンソクすら気づかない「新たな敵」。


**


運命の歯車は、

またしても静かに狂い始めていた。



(続く・中編へ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ