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紅蓮の契約  作者: ZEN
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第14話「償いの選択」【後編】

【シーン:病院・ロビー】


面会を終え、

ヨンジュンとセリナは並んでロビーを歩いていた。


朝の光が差し込み、

どこか静かな空気に包まれている。


だが、二人の心には、

言葉にならない重さがあった。


**


【シーン:ヨンジュンの独白】


ヨンジュンは立ち止まり、

セリナを見つめた。


その瞳には、

深い決意が宿っていた。


**


「……セリナ。」


「俺はこれから、

 ハン家と、正式に決着をつける。」


**


セリナは、驚いた顔でヨンジュンを見上げた。


**


「だけど――」


「復讐のためじゃない。」


「未来を守るために。」


**


【シーン:セリナの想い】


セリナの胸が熱くなった。


この人は、

復讐者ではない。


傷つき、迷いながらも、

誰よりも正しい未来を信じている。


そんなヨンジュンを、

誇りに思った。


**


セリナはそっと微笑んで、言った。


「……私も、一緒に行く。」


「あなたが歩く未来に、

 私も、隣にいたいから。」


**


ヨンジュンの瞳が、

かすかに震えた。


彼は、小さく頷いた。


(この人を、守りたい。)


(この人と、生きたい。)


**


【シーン:それぞれの選択】


遠く、教会の鐘の音が響く。


償いの鐘。

新たな旅立ちの合図。


**


ジュンソクは、

静かに拘置所へと連れて行かれる道を選んだ。


ドフンもまた、

過去と向き合うため、自ら出頭した。


そしてヨンジュンとセリナは――


新しい未来を切り拓くために、

共に歩き出した。


**


【シーン:手を繋いで】


病院の出口。


ヨンジュンは、そっと手を差し出した。


セリナは、何も言わずにその手を取った。


指先が、

温かく絡み合う。


確かに、今、二人は繋がっていた。


**


どんな過去があったとしても。


どんな痛みが残っていたとしても。


これからは、

二人で乗り越えていく。


**


【ラストシーン】


朝の光を浴びながら、

ヨンジュンとセリナは、

一歩、一歩、未来へ向かって歩き出した。



【第14話 完】

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