短編台本シリーズ へその緒 作者: バケツから声 掲載日:2024/12/04 これは、忘れられた作品のキャラクターたちのおはなし。 忘れられたキャラクターは、これからも自由に選択をして生きていく。 夜の波に揺られた月が、原形を失って浮かんでいる。 穏やかな時間だった。 へその緒が切られて何年も経つ。 忘れられてしまったのか、覚えられているのか。 もう成長することも無いし、設定が更新されることも無い。 きっと僕は、自由になってしまったのだろう。 これからもきっと、退屈になるほど穏やかな時間の使い方を、自分で選択していく。