三話 射撃場
5時、ご飯まで時間がある、今日のご飯は7時半ごろだからそれまで暇だ。
そういえば帰りにミリタリーショップとシューティングレンジ(射撃場のこと、作者が知る限りエアガン用と実弾用と種類がある)が一体化した面白そうな店があったな、ちょっと行ってみよ、ついでにガスとBB買ってこよう。そう思ってカバンの中にハンドガンケースを入れて行ってみる。
政治家クーデター(MHT一話プロローグ参照)が起きてからエアガンに関する規定が変わった。10禁、18禁と分けられていたエアガンは14禁という新しい年齢規制ができて、一部ガスガンが所持可能になった。結構うれしかった記憶がある。
そんなことをふと思い出していると店に着く。「シューティングレンジ、三十分、5メートルレンジで」「500円ね」500円を払いシューティングレンジゴーグルをつけてに入る。
時間制なのは初めて経験した。
マガジンににガスとBB弾を詰めて構える。久しぶりに撃つなと思いながら狙いを定める。5メートルを光学機器なしで当てるのは至難の業である。そして結構的が小さい、息を整えて引き金に力をかける。的の真ん中にあたる。
三十分そんな感じで持ってきたハンドガンを使ったり、お店の貸し出しのハンドガンやらアサルトライフルやらを打ちまくって終わった。
その後はbb弾1000発入りとノンフロンガスを購入して店を出る。学区だから出る時が一番緊張する。そして案の定出た瞬間に和水と遭遇する。「お、菜月じゃんこんなところで何してるの?」「疲れたからジュース飲もうと思って外出ようとしたら、お兄ちゃんが{ガスと弾が少なくなってきたからここで買って来い}って言われたから買いに来た。」「大変だね、ジュース買うなら私もおかし買いに来たから一緒に行くわ、この先に安いスーパーあるから」なんとかごまかせた。
この後スーパーでジュースとお菓子買った。和水と別れて帰路に就く
いつこの趣味がバレるか、ちょっと遊んでみようと思った。いつばれてみんなはどんな反応をするだろう。スマホを見ると匿名で日本中の人と話せる日コミに通知が来ていた。
私はスマホを取って日コミを開く、エアガンとかが好きな人たちが集まる部屋で口論になったから部屋の管理人の私が呼び出されたのだ、頼むから喧嘩やめてくれと思いながら仲裁に入る。
そんなこんなで仲直りしたのを確認して副管理人に後処理押し付けて別の部屋を開く、こっちは雑談やら愚痴やらを言いまくる部屋だ。
とりあえずその部屋で雑談をしていると6時半ごろになっていた。
下の階に降りて風呂にお湯を張る。
ご飯を食べてお風呂に入って部屋で自主学習をして寝る。
さて、いつ私の趣味がバレるかな、そう思って寝る
久しぶりの更新です
二ヶ月ぶりです