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こまかい詩集2

詩 世界の歴史を記すモノ

作者: 仲仁へび



『何もない』


『何にもなせない』


『だから何モノでもない』


 全て ありのままに

 始まりから 終わりまで

 

 全部を記録する

 この世界で起こった出来事を


 白の歴史書に 綴っていく


 真っ白なページを文字で埋め尽くしていけば

 達成感に満たされる

 充実感で満ちていく


 何もないことなんてない

 何もなせないわけじゃない


 そう思う事ができる


 声を記す

 言葉を記す

 心を記す

 歴史を

 営みを


 自分にないものを

 一つずつ探して

 埋めていくために


『その果てに私は知る事ができた』


『何もなくても存在していいのだと』


『何もなせなくても生きていてもいいのだと』



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