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第四話  防衛軍

 今回初投稿です!


 楽しんでいただけると幸いです。



       同時刻《日本国防衛軍本部》


 

 「第2および第4から第8レーダーサイト破壊されました!」


    オペレーターが告げる。


「早期警戒管制機に穴を埋めさせろ!防空システムはどうなってるんだ!」


        そう文句を言う彼は 


      山本 林 (やまもと りん)


      ここ防衛軍本部の副司令であった。


       「国井司令官入られます」


 全員がドアに顔を向ける。スライド式のドアが開き、60代の女性が入ってくる。

 

       国井 佳奈 (くにい かな)


       日本国防衛軍本部司令官であった。


       「総員!けいれ……」


 山本がそう言いかける。すると食い気味に国井がその言葉を遮る。


 「今は敬礼などはいい。我が国は侵略を受けているのだぞ!」


    「はっ!申し訳ありません国井司令」


       「現状報告をせよ!」


 その言葉を聞き、次々にオペレーターたちが報告する。


 「関門海峡ケーブルが断線し、九州各基地と連絡が取れません。無線もダメです」


 「レーダーサイトの半数が破壊されました。我が国はミサイル迎撃能力を失いつつあります!」

 

 「ジャミングにより半径200キロ圏外と連絡が取れません…地下ケーブルによる通信、一方向通信は可能」


 「現在すべての連絡可能な基地に、緊急防衛命令を発令しました」


 「敵の巡航ミサイルが多数飛来。都市と基地に甚大な被害が出ています」


 状況は悲惨だった。国井が考えるより遥かに絶望的だった。敵は日本の主要都市を同時に攻撃。日本の反撃能力を奪い去ろうとしていた。しかも兵士を使わずに。


         国井が口を開く。


       「敵はどこからきた?」


      その問いにオペレーターが答える。


 「ミサイルは北西より飛来しています。ですが、どの国からの攻撃かは………不明です。」


「そうか。」


 とにかく情報が足らない。なぜ攻撃を受けているのか。被害はどれほどなのか。どれほどの部隊が残っているのか。


       国井は考えを巡らせる。


   「一方向通信であればどこまで届く?」

 

      国井がオペレーターに問う。


 「最大出力で発信すれば本州全域までカバーできます」


          「そうか」


    国井はすぐに通信機を取り、命令する。


 「全部隊に一方向通信。民間人の保護を優先。日本アルプス付近は無事だ。現在より飛騨山脈以南を指定避難地域とする」


 「艦隊はできる限りの人間を乗せて出航せよ。輸送部隊も同様だ。地上部隊は住民の避難を援護し、下呂に集結。反抗作戦立案まで待機せよ」


 「F10は巡航ミサイル迎撃用ミサイルを搭載しスクランブル発進」


      「F50部隊は周辺哨戒をせよ」


「……………………!


 そして一通り要項を発信し終えると最後にこう付け加える。


     「生きて帰ってこい!!」


 本来このような通信は行ってはならない。しかし、彼女はそう言わずにはいられなかった。



 


 

 皆さん初めまして、ブルングです。今回初投稿ですので、もしかしたら読みにくかったりするかもしれません。


 誤字脱字等ありましたら、コメントで指摘していただくと嬉しいです。(他にも、ここが読みにくい などのコメントもお待ちしています)


 読んでくれてありがとう!!!

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