表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/23

第二十一話  犠牲

 今回初投稿です!


 楽しんでいただけると幸いです。

       






         「これは…ひどいな」


     

 



 

 軍服姿の男が言った。その男は、最初に二人を助けた戦車の人であった。



 「30ミリの機関砲をもろに受けてます。頭部破裂により即死したと見られます。身元の確認もできなさそうです」


   軍服姿の女性兵士が手を合わせながら言った。


 「いや、身元なら問題ない。私は彼女らを知っている。助けたはずだった…」


 そう言って彼は一人うずくまっている少女の方を向く。




   「君、この子は君と一緒にいた子。そうだね?」


        私は俯いたまま頷いた。


   

       「そうか。すまなかったな」



   彼はしゃがみ込み、私の目線に合わせながら謝った。


    そこへ一人の男性隊員が走ってやってくる。


 「国井大尉。男の子を保護しました。歳は10歳ほどです。全身に打撲。幸い骨折は肋骨のみです。そして…死亡した幼児が1名…」


      


       国井。それが男の名前だった。


 


 「それと…艦隊からの撤退命令です。直ちにこの国を脱出すると…」


 


 「そうか。艦隊にベッドいくつか開けるように要請しろ。応急処置は済ませたとはいえ、多くの患者がいる。この子達も含めてな」


 

 

 その言葉の通り、怪我人は私たちだけではなかった。10台ものトラックの車列には、多くの怪我人が乗っていた。


 

 「直ちに出発する。全車に乗るべき艦艇を指示しろ。今回救出した二人は戦車の応急処置担架に乗せてくれ」



 「死亡した幼児は残念だが置いていく。墓も作ってやれないとはな…」




  国井は無線機に向かって指示した後、私をゆっくりと持ち上げる。その後私は担架に乗せられ、ゆっくりと車列は進み出した。


 


   青い空を見上げながら、私は静かに涙を流した。







 皆さん初めまして、ブルングです。今回初投稿ですので、もしかしたら読みにくかったりするかもしれません。


 誤字脱字等ありましたら、コメントで指摘していただくと嬉しいです。(他にも、ここが読みにくい などのコメントもお待ちしています)


 読んでくれてありがとう!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ