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第十五話  最悪なおはよう

 今回初投稿です!


 楽しんでいただけると幸いです。



 目を開けると明音が私を覗き込んでいた。室内のようだった。きっと私を手当してくれたのだろう。

 

 いや、まて、少し近づきすぎじゃないか?よく見ると明音は目を閉じて、唇を突き出している。身体中に悪寒が走る。待て待てやめろ。必死に体を動かそうとする。

 


"しかしうまく動けなかった"


 

 私は絶望する。これなら焼死したほうがマシだったか。いや、まだ希望はある。明音が無事なら近くに居た千も無事だろう。目の能力を全力で千の捜索に当てる。


 

 案の定千はそこに居た。私から見て右奥で私の方を向き座っている。問題は恥ずかしそうに顔を手で隠していることだ。


 

 こっちを見ろ!千!助けてくれ!!!そう目で訴える。しかし千は私の方を見ない。なんで声が出せないんだ!!!私は金縛りに合っているようだ。


 

 というか千、お前はなんて純粋なんだ。年頃の男の子だろう?少しぐらい見てもいいんだぞ?興味があるんじゃないのか?いや待て、興味があるなら止めないんじゃないか?そうやって考えている間に明音はぐんぐん近づいてくる。


 

 そして私は考えるのをやめた。ただ遠くの壁の染みを見つめて、綺麗だなぁと思いながら地獄の時を過ごす。


    

    「お姫様ぁ、早くお目覚めください〜」


 

 明音はそう言いながら何度も何度も。うぅ。こいつは何を考えているんだ。今は戦争中だぞ。というか目覚めたかどうか確認しろよ。そういった思いが頭の中に浮かんでは、無へと戻る。


 その地獄の時間は千によれば10秒にも満たなかったらしい。しかし私には無限に思えた。







 皆さん初めまして、ブルングです。今回初投稿ですので、もしかしたら読みにくかったりするかもしれません。


 誤字脱字等ありましたら、コメントで指摘していただくと嬉しいです。(他にも、ここが読みにくい などのコメントもお待ちしています)


 読んでくれてありがとう!!!

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