第十三話 ゆっくりとした死
今回初投稿です!
楽しんでいただけると幸いです。
投稿する順番を間違えてしまいました。こっちが十三話です。
ガソリンと鉄が焼ける匂いがあたりに立ち込める。キーンという音が頭に響く。私はアスファルトの地面の上で倒れていた。
身体は言うことを聞かない。ただ地面の上でバタバタと。死にかけの虫のようだった。
視界の左奥からガソリンが流れ込んでくる。ゆっくりと燃えながら流れ込んでくるその炎の津波は、私に本能からくる恐怖を植え付けるものだった。
息が荒くなる。逃げなければならない。しかし声など出せるはずもなく、身体もうまく動かせない。
体の芯から冷えていく感覚を味わう。体から流れ出るたくさんの血が見えた。おそらく電車で負った傷が開いてしまったためだろう。
遠くであの黒い奴が逃げ惑う人々を殺している。このまま失血死できれば、きっと痛くは無いだろう。あの流れてくるガソリンに飲まれ火葬されるより、あの機械の兵士に引き裂かれるより、
ゆっくりと冷たい死の方がずっといい。そんな考えが私を支配していた。
私はそっと瞼を閉じた。
皆さん初めまして、ブルングです。今回初投稿ですので、もしかしたら読みにくかったりするかもしれません。
誤字脱字等ありましたら、コメントで指摘していただくと嬉しいです。(他にも、ここが読みにくい などのコメントもお待ちしています)
読んでくれてありがとう!!!




