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思い通り?

 画面内では、ミレンという名前のヴァーチャルレディが黄色のパンツスーツのスタイルで立っていた。そして画面内の部屋は、三分の二くらい和室で畳が敷かれているが、残りは洋室のような部屋になっている。

これらは、漠然とそうありたいと思っていたことだが、今、プレイしているこのソフトはヘッドセットからプレイヤーの思考を読み取るらしい。

ヴァーチャルレディミレンが話しかけてきた。

「はじめまして、あたしはミレン、よろしく。」

そして、ミレンに着替えてほしいと思う服がヘッドセットから読み取られたらしく、

和室の鴨居には黄色の鮮やかな振袖が衣紋掛けにかけられていた。

さらに振袖の後ろに、赤い長襦袢や肌襦袢に裾よけなどがかけられていて、畳の上に広げられた風呂敷には、帯や帯揚げ、帯締めや伊達締め、腰ひも、足袋などがならんでいた。

「この振袖に着替えればいいのですね。」

しかしミレンがここまで言った時気づいたことだが、髪型やかんざしなどを忘れていたのだった。

そこでどうしようか考えていた時、ミレンが「ご心配なく・・・アップの髪型がいいですね。」と言い終わらないうちに、ミレンの髪型が振袖に似合うようなアップのヘアに結い上がり、いくつかの髪飾りやかんざしがかざられた。


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