現実物語
あなたを理解できるのは、あなただけ
あなたを癒すことができるのもあなただけだ。
謝って欲しい、慰めて欲しい、褒めて欲しい
愛して欲しい、信用して欲しい、抱きしめて欲しい、救って欲しい。
他人に期待して良いことなんて何一つ無かった。
物語のようには、絶対にいかない辛く苦しい現実だ。
皮肉にも物語が輝いて見えるのは、現実があるからだけれど。
もっと努力を、もっと頑張りを、もっと効率を
もっと時間を、もっと好きに、もっと期待に
夢なんてないのに夢があるふりをした。
怒られるのが怖かったから。
期待されて答えようと嘘を吐くたびに自分が分からなくなった。
あなたを決めるのは、あなただけだ。
あなたを救うのは、あなたしかできない。
それは、物語じゃない。
せいぜい、自分の心臓が朽ち果てるまで
自分を
殺して、笑って、足掻いて、抱えて、嘆いて
現実を生きろ。
読んで下さってありがとうございます。
大人になれってよく言われます。
大人の定義って何なんでしょうね。
苦しいことや辛いことを上手く見ないふり出来る人のことでしょうか?