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エピローグ 平凡なんて程遠い
初投稿です。
私の名前は宮本紫苑≪みやもとしおん≫。
いたって普通の女子高生、と本当なら言いたいところだが、実際は違う。
いたって非凡の女子高生―――――いや、なんかおかしい。
・・・まあ、そこにはこだわらないことにして。
実は霊能力者だったりする。
と言っても、出来るのは霊を見ることだけだ。
話すことも出来るのかもしれないが、私はそこまでチャレンジャーじゃない。
見てるだけで十分だ。
そんなこんなで、この方16年この力を隠してきたのだが・・・
なぜかばれてしまった。
同級生に。
教師に。
家族に。
・・・・・・恋人に。
ああ、もう本当に―――――平凡なんて程遠い。