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神のみぞ知る異世界転移

思ったより短くなったので早めに投稿!

前回のあらすじ


神さまの頭がおかしくなりました。









「悠真くんにはスキルを渡せない。」


何言ってんだコイツ。


「どこで手に入れたのかわからないけど悠真くんはもうスキルを持ってるんだ。」


そう言って神さまは俺に1枚の紙を渡した。


ースキルをコピーするスキルー


1度、目にした事のあるスキルを完全にコピーすることができる。

使用回数等は制限がなく、コピーしたことのあるスキルは永久に使用可能。そしてオリジナル同様の効果を発揮することができる。


たたし固有の能力はコピー不可能。



なるほど。昔から覚えるのが得意だったのはこのスキルがあったからだったのか。


「なぁ神さま。このスキルって強いのか?」


「わからない。だけど、少なくとも僕が知っているスキルの中では1番強いと思う。」


僕の知らないスキルが存在するなんて……

じゃあだれが悠真くんにこのスキルを?


神さまはそう言うとオレにいくつかの質問をした。



「この部屋に来る前に誰かに会わなかった?」


「いいや。会ってない。」


「このスキルはいつから持っていた?」


「わからない。だけど小学校に入る頃にはもうあった気がする。」


似たような問いに答えていると、神さまは深いため息をつき、おもむろに立ち上がった。


「はぁ、またあの方のしわざか。」


「なんか言ったか?」


「ん?いいや、こっちの話だよ。それよりも早く異世界に行く準備をしないと。」


神はそう言い俺に近づいてくる。

そして俺の頭に手を載せ、語りかけて来た。


「あなたが行く世界はあなたが暮らしてきた世界とは異なります。

あなたが行く世界にはあなたが元いた世界にはない現象や生物などがたくさんいるでしょう。

とても危険です。

しかし、あなたにとってとても有意義な場所になるでしょう。この異世界であなたの知的好奇心を存分に満たしてください。

そしてついでに魔王とかも倒してくれると嬉しいかなーなんてーー



それでは佐々木悠真さんに神のご加護があらんことを!」


俺の周りに光が集まってくる。


視界がフェードアウトする。


「いってらっしゃ〜い」


胡散臭い神の声が聞こえてくる。


数秒後、目を開けるとそこには平原が広がっていた。


異世界に来たのだった。

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