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桃花記 ~ たれかれ、花思ふ ~  作者: 一色家家人 何某彼某
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人物紹介

 こっそりと投下。ここなら放置しててもいいかなw

○一色桃太郎(19歳)

 男性。

 豪胆で根性があり仲間思い。内外ともにイケメン。チャラい。たらし。女の子を落とすのはライフワーク。一色家嗣子としての自覚を持ち、民も友も国も守っていくことが目標。


○犬養忠治(19歳)

 男性。

 桃太郎の側近。真面目で誠実な性格。そのため頭が固い。桃太郎に尽くし、彼を支えるのが生涯。剣術の腕は誰にでも引けを取らない。


○猿田五右衛門(19歳)

 男性。

 桃太郎の従者。おどけた性格でよく忠治と美羽をからかう。桃太郎に対しては素直で忠実。武道は得意ではないため、情報収集や鉄砲をいじったりしている。忠治にライバル視を向けている。


○雉野美羽(19歳)

 女性。

 桃太郎の従者。冷静で凛とした美人。巨乳。弓の使い手。よく喧嘩をするイヌとサルの仲介役。桃太郎のことを主君として大切に思い、慕っている。女たらしなところは気に食わないが。「……べ、別に好きとかそんなんじゃないから///」


○鬼柳千哉(推定21歳)

 男性。

 一色領内の住む若き『鬼』、鬼柳一族の頭領。

 桃太郎の想いに惚れ、人間と共存する道を歩み出す。無論、同族を想うことは忘れない。人間<同族。

 寡黙で冷淡なところもあるが、認めた相手には敬意を払う。

 重度のシスコン。妹のためなら割腹も厭わない模様。桃太郎その他森羅万象<<<越えられない壁<<<妹。

 変化時は額に二対の角、金色の瞳と燃えるような赤髪。


○鬼柳千鶴(推定16歳)

 女性。

 千哉の妹。明るくて元気、ちょっと世間知らずな女の子。彼女も『鬼』ゆえ何かと鋭い。しかし兄の奇行には気づいていない模様。桃太郎のことを好いている。


○一色政春(49歳)

 男性。

 一色家棟梁。桃太郎の父。当主の座についてから一色の領地を戦なしで守ってきた強者。不戦の謀将、政春に戦なし。家臣からの信頼も篤く、国を守るためならどんなことも厭わない。


○浦島瑠璃(16歳)

 女性。

 一色家家臣団浦島一族の娘。高飛車で誰に対しても遠慮が無い真っ直ぐな女の子。海賊の被害に苦しむ港町のことを想い、何か出来ないと邁進するも空回り。


○浦島達海(18歳)

 男性。

 一色家家臣団浦島一族嫡子。礼儀他正しく、節度を持って人と接する几帳面な男。桃太郎とは正反対。桃太郎と会話がかみ合わないことが多い。忠治:「同じ若殿なのに……(涙)」


○秋那(推定17歳)

 女性。

 鬼柳の女鬼。鋭い目つきで険のある表情がやや残念な美人。千哉と桃太郎を見て少しだけ人間を認めるが、人間は好かない。千鶴や千哉の護衛役として、戦闘能力は高い。チャラい桃太郎に振り回されている。


○香織(推定17歳)

 女性。

 鬼柳の女鬼。秋那の良き友人。ミーハーで快活のある女の子。別に人間に偏見は持っていない。むしろ興味津々。戦闘能力はまあまあ。


○乱丸(年齢不詳)

 たぶんオス。体長:翼広げて130cmぐらい。

 千哉が飼っている鷹。くすんだ白色の羽毛。伝令役として大活躍。人見知りしないとても良い子。


○茨城稔(推定17歳)

 男性。

 鬼酒の男鬼。里を蹂躙した皆元、もとい人間を憎み、鬼酒一族の復興に向けて突き進む。人間を排し、鬼だけの国を創ることが夢。かなりの激情家。慎重派の兄を揶揄し、自分が千早を、そして鬼酒を救うことが可能であり、そのためなら同族にも容赦はしない。

 変化時は一対の角、深い青色の髪、金色の瞳。


○鬼酒千早(推定21歳)

 女性。

 鬼酒の女鬼。鬼酒一族頭領。鬼酒が皆元に敗北したあと隆光に見初められ、人質として軟禁される。稔の行動は自分のせいだと責任を感じ、何もできない自分は頭領の資格がないと嘆く。最愛の千雪の死を知って心を病むが、千哉の懸命の言葉にもう一度、鬼酒の頭領として立ち上がる。

 変化時は二対の角、輝く銀色の髪、金色の瞳。


○鬼酒千雪(推定24歳)

 男性。

 鬼酒の男鬼。千早の婚約者。鬼酒に婿入りし鬼酒の頭領補佐に就く。千早が隆光に連行されたあとは千雪が頭領を務めた。鬼酒の独立の悲願は彼も同じ。誰よりも一族、弟、そして千早を案じているが、伝わることなく散る。


○坂上金吾(20歳)

 男性。 

 皆元家家臣団。隆光四天王のひとり。

 おかっぱ頭で筋骨隆々とした体躯。筋金入りの脳筋。ごちゃごちゃ考えるのは嫌い(作戦は正面突破のみ)。他人のことにほとんど興味は無く、自分の才能に絶対的自信を持っている。

 口癖:「割るぞ(まさかりで)」


○熊野熊吉(25歳)

 男性。

 皆元家家臣団。隆光四天王のひとり。立場上は金吾の配下。立派な髭をたくわえ、身長が六尺以上ある大男。背丈だけで威圧される(体格にビビッて敵兵が逃げたとかなんとか)が、性格は穏やかで冷静沈着。策略家で金吾の知恵袋的存在。彼をいさめるのが日課。


○碓氷貞道(24歳)

 男性。

 皆元家家臣団。隆光四天王のひとり。蛇のような目つきをした痩せ型の男。陰湿な性格(戦術も陰湿)。頭を使うのは苦手。金吾をからかうのが日課。得物は両端に鎌が付いた鎖鎌。


○渡邊頼綱(35歳)

 男性。

 皆元家家臣団。隆光四天王筆頭。皆元家宿老、隆光の側近。皆元家に絶対的忠誠を誓い、皆元家栄華のために動く。

 皆元家内で『鬼』の存在を知る数少ない人物。彼らを化け物だと軽蔑して嫌悪している。

 愛刀の拵えは特殊。居合の達人で鬼の目でも追うことも難しいほどの抜刀術を誇る。その刀で鬼を斬り殺したのは多々。

 座右の銘:「兵は拙速を尊ぶ」



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