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8.5.
「集まった情報はこうだ」
宿屋の部屋内。俺は手帳片手に説明しつつ壁に貼った大きな紙にペンを走らせる。シエルとアイゼンは丸テーブルに備え付けられた丸椅子に着いて俺の話を聞く。
「先ずは竜の特徴」
堅い鱗に覆われ、鋭い牙と爪を有する事。
「そして遺跡の場所と破壊対象」
遺跡は村を出て北上し少しの高い山の頂上に築かれている。襲われたのは畑を数カ所、家屋を二件。幸い死傷者はいない。
俺は手帳の情報を大きな紙にまとめる。
「そして行動目的だ」
これだけは白丸内を白紙にしておく。
「こればっかしは実際に聞いてみないと分からないがな」
俺はやや苦笑気味で言う。シエルとアイゼンも微笑をこぼした。
「それじゃ遺跡に向けて出発だね」
シエルは立ち上がる。アイゼンも立ち上がり、
「竜退治だな」
「これから危険な場所に向かう、準備を念入りに。魔獣との途中の戦闘も視野に入れて準備を進めよう」
俺たちは村を出て北上する。やや高台に築きあげられた遺跡を目指して進む。出現する魔獣たちを退けながら




