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骸欠血損する食品群に関する一連の報告書  作者: 初枝れんげ(『追放嬉しい』7巻3/12発売)


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15/33

★しばらく更新できて_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘おらず申し_̷̨̡̢̡̢̜̬͕̜͕̠̱̞͉̩̰͔͓̞͍̜͙͐͋͆͊͗͝訳ありません_̸̨̠͙͎̞͔̙̹

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タイトル

「骸欠血損する食品群に関する一連の報告書」


キャッチコピー

「 関係者はメニュー表にない料理を絶対に出さないでください 」


ジャンル

「ホラー(モキュメンタリー)」


作品リンク

https://kakuyomu.jp/works/822139836343947661

皆さま_̵̡̜̝̘͔͙̞͇ こんにちは。

佐倉さくら 山羽やまはです。


この度は大変ショッキングな出来事があったため、_̸̨̠͙͎̞͔̙̹しばらく更新できませんでした。

申し訳ありません。


さて、前回くだんのお店を発見して、婚約者の三輪さんに同行してもらって、現地調査を行いました。


その三輪さんさんのことについて、その後の経緯をお話致します。


ショッキングな内容と思いますので、そういった内容が読みたくない方はブラウザバックをお願いします。


この内容は私も書くかどうか迷いましたが、少しでも今回の事件がなぜ起こったのか知りたくて、記事にすることにした次第です。


まず、彼とともに滋賀県の●●●の●●●(実在の住所のため伏せます)に訪問し、そこで入ったお店で私が奇妙な光景を見たことはお話しました。


ただ、彼はその時、そちらには背_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘を向けている形でしたし、無意識に首にナイフを当てているという異常な行動をとっていました。

傷も浅く、記_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝憶もないとのことでした。

そのため、私がそのあとに事情を説明しても、すぐに理解することが出来なかったのです。


むしろ、疲れているのではないか。

新しい会社を立ち上げたばかりで心労が溜まっている可能性があるのではないかと、暗に通院をすすめられたりといった具合でした。

実際、私が誤認した可能性ーーー白昼夢を見た、という可能性が高い方が確かです。


あんな光景が実際に起こっていた、と認めるよりは、はっきり言ってその方が楽です。


ですが、あれは確かにあった光景でした。


あの食品サンプルの割れ目から奇妙な何か_̸̨̠͙͎̞͔̙̹が這い出して来た。_̵̡̜̝̘͔͙̞͇_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘

その実感_̷̨̡̢̡̢̜̬͕̜͕̠̱̞͉̩̰͔͓̞͍̜͙͐͋͆͊͗͝は、遠目ではあったけれども確かなもので、白昼夢とは思え_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝ません。


そう説明を繰り返したところ、彼も私の資料を見たいと言い出しました。

実はこの時、若干私は、自分の身に起こったことへの恐怖とともに、理解してもらえない苛立ちを覚えていました。

なので、この提案をつい承諾してしまいました。

少しは私が置かれた状況が分かるだろう、ぐらいの、軽い気持ちでした。


今はその判断があんな事態を招いたのだと、後悔の念でいっぱいです。


すみません、続きます。


資料を持ち帰った三輪さんさんは、早速、資料を物色しはじめたようです。


目を通した後、彼からは定期的にメールや遠隔通信を使って、あの資料はこうだ、この資料はああだった、など、知らせてくれました。


その過程で彼は『こんな資料を毎日調査していれば、精神的にまいってしまうのは仕方ない』とも言いました。


それによって私も幾分楽になってきました。


実際に日にちが過ぎるにしたがって、あの光景が夢の様に思えて来たからです。


私の見間違いに違いない。


そう思い始めていた時でした————


_̸̨̠͙͎̞͔̙̹その日もいつも通り、彼と遠隔通信をしていたところ、様子がおかしいことに気づきました。


部屋の中だというのに、帽子をかぶっているのです。


『どうして帽子をかぶっているの?』


『ははは、いや、実は床屋が下手でさぁ。ちょっと見せられないんだよね』


と言いました。


私は面白そうな話題だと思って、


『いいじゃん、見たい、見たい!』


とからかい半分で言いました。


しかし、なぜか彼はいきなり興奮した風になって、


『これは人間には見せちゃいけないんだ!』


と大きな声でいったのです。


彼は普段から落ち着いているタイプで、決して声を荒げたりしません。というか初めて聞いたかもしれません。


しかも、内容が少し変じゃないか、と思いました。


見せたくない、なら分かります。


でも、見ちゃいけない、とはどういうことでしょうか。


あと、人間には、とはどういう意味でしょうか?


奇妙な感触が汗とともにツーっと背筋を流れます。


雰囲気を変えたくて、謝りました。


「ご、ごめんごめん。大丈夫だよ。ちょっとデリカシーがなかったね」


そう言うと、彼も怒鳴ったことにハッと気づいたようで、


「す、すまない」


とバツが悪そうに答えました。


その日は何となく、日常会話を努めて行うようにしました。


何か妙なことが起_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝こるような、嫌な予感がして、あの奇妙な資料の話題には触れないようにしていたのです。


しかし、彼の方から例の資料について触れ_̸̨̠͙͎̞͔̙̹ました。


「佐倉、もうあの資料については見ない方がいい。思い_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝出すのもまずい。すぐに捨てた方が_̷̨̡̢̡̢̜̬͕̜͕̠̱̞͉̩̰͔͓̞͍̜͙͐͋͆͊͗͝いい」


「え、でも、会社のブロ_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘グで報告しないといけないし…_̵̡̜̝̘͔͙̞͇…」


_̸̨̠͙͎̞͔̙̹「このまま_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝じゃダメだ。ガイケツケッソンしてしまう。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる。社食になる」


「ど、どうっ……」


したの————


そう続けようとした時でした。


彼の両眼がポロリと落ちました。


まるで最初から外れる部位のように、コロリとそれはモニターの向こうで落下したのです。


「ひぃぃぃぃぃっ⁉」


私は突然の出来事に悲鳴を上げます。


モニターの向こうの彼も絶叫していました。


「いだい⁉ ああああああああああああああああああああああああああ! 目が見えない⁉ あああああああああああああああああああああああああああ今度は目か。ああああああああああ_̷̨̡̢̡̢̜̬͕̜͕̠̱̞͉̩̰͔͓̞͍̜͙͐͋͆͊͗͝ああああ全部変わる。持って行かれるぁあああああああああああああああ⁉」


「三輪さん‼ 三輪さん⁉」


「佐倉、いいか_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘、絶対に資料は捨てるんだ! 捨てるんだ! 捨てるんだ捨てるんだ捨_̸̨̠͙͎̞͔̙̹てるんだ捨てるん_̵̡̜̝̘͔͙̞͇だ捨てるんだ捨てるんだ_̸̨̠͙͎̞͔̙̹。捨てちゃいけない_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝」


彼は最後、両眼から血を流しながら、突然、落ち着いた声音に戻りました。


でも、それは明らかに。


知っている彼のものではありません。


その『何か』はニタリと笑いながら言いました。


「大丈夫、ちゃんと食べて下さる。捧げなければいけない。骸を、血を、社食へと捧げなくては」


「な、何を言ってる……の?」


私がその光景に戦慄しつつ、何とか言葉を発しました。


しかし、


「ああ、うそ……」


私は目の前。モニター越しに起_̸̨̠͙͎̞͔̙̹こる奇妙な光景に茫然とするしかありませんでした。


彼の頭からスルリと帽子が_̵̡̜̝̘͔͙̞͇落ちます。


それと同時に彼の頭がグチャ_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘グチャと蠢いて、何かが二本生えてきます。


_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝それは何か_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘の『_̸̨̠͙͎̞͔̙̹角』でした。


「こ、これもお納めくださいいいいいいいい_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝いいいいいいいいい_̸̢̢̠͙̥̯̞͓̙͕̦̰̙̱͑͑͆͊͗͝いいいああああああ_̸̨̠͙͎̞͔̙̹ああああ_̸̨̠͙͎̞͔̙̹_̸̨̠͙͎̞͔̙̹_̸̨̠͙͎̞͔̙̹_̸̨̠͙͎̞͔̙̹_̸̨̠͙͎̞͔̙̹ああ_̸̨̠͙͎̞͔̙̹あああ_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘_̷̡̜͍̝͚̝̯̬̘アアアアアアアアアアアア」


彼は目が見えないため、周りを手探りで何かを掴もうとします。


そして、それに手が触れてようやく落ち着きました。


それは彼自身にかつてはついていたはずの眼球でした。


その眼球がパカリと二つに割れて。


その中から出てきたのは。


「元気な蚕だ。良い蟲だ。ゲゲゲゲゲゲ」


彼の姿をした『何か』が嗤いました。


巨大な蚕は黒いつややかな光沢を放ちながら、周囲をキョロキョロとみます。


そうして画面越しにこちらを見つけると。


「ユビケノドシタミミ」


と人ならざるザラザラとした声で言ったのです。


「ひいいいいいいいい⁉」


私はもはや目の前の常軌を逸した光景に割れんばかりの悲鳴を上げました。


ですがそのおかげでしょうか。


彼が一瞬動きを止めました。


そして、


「に、逃げろ、佐倉! ぐおお、通信をっ……!」


三輪さんさんのそんな声が響くのとほぼ同時に、ガシャンという激しい音が鳴り響きました。


気づけば、映像が切断されました。


恐らく三輪さんさんがPCのHDを叩き壊したのではないか。


そうすぐに理解しました。


しばらく茫然自失としていた私でしたが、気づくとすぐに彼へと電話しました。


当然のように出ません。


家は知っています。


すぐにそちらに向かいました。


ですが、結局家まではたどりつくことはできませんでした。


彼の家は戸建ですが、家は炎に包まれていたからです。


やじ馬でとても近づけませんでした。


ですが、彼は死にました。


しかし死因は焼死ではありません。


その身体は庭の塀の上に設置されていた、鳥よけの槍状の尖った部分に突き刺さって死んでいたようです。


確認したところ、その突端は以前インタビュー後に死亡された学生Tさんと同様、心臓を貫いていたとのことでした。


ただ、その庭の塀はベランダから飛び降りても届く距離ではありません。


どうやってそこに身投げしたのか、いまだに分かっておりません。

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