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初クエスト!

バトルの表現って難しいですね…

結構簡潔な感じにしているかもです

バトルものが好きな方は物足りなさを感じるかもしれませんが、読んでもらえたら嬉しいです。


〜町の外〜

初めてのクエスト(依頼)に挑戦!

依頼の内容は難易度Eのゴブリン集落の討伐。

ゴブリン単体は難易度Gくらいだが、集落になると数が分からないため難易度が上がる。

そしてゴブリン集落の討伐は基本的に3人以上のパーティで挑むのが定石らしいのだが…

俺1人…いや、エンがいるから問題無いんだろうけど…

『やっぱ怖ぇな、オーク倒した時も白狼の牙メンバーがいたから大丈夫だったけど、1人って…不意を突かれたらどうするよっ!?』

ネガティブになりながらも教えてもらったゴブリン集落へと向かっていく。

町から出て歩くこと1時間ほどでゴブリン集落が見えてきた。

近くに行けば行くほど、ギャーギャーとうるさい声が聞こえてきた。

集落を観察するとゴブリンの数は30体ほどで色々作業もしてるから比較的新しい集落なのかなと思いつつもゴブリンたちを討伐しないといけない気持ちに駆られていた。

『エン、準備はいいか?お前が頼りだ。やるぞっ!』

「ピピィ!」

俺は立ち上がり合図を出すとエンは一瞬で近くにいたゴブリン数体を貫いていった。

俺も向かってくるゴブリン達に立ち向かおうと石ころに雷属性を付与し投げて当ててゴブリンを麻痺させていった。

麻痺したゴブリン達は当然エンの攻撃の餌食となった。

こうしてエンの攻撃と俺の麻痺攻撃連携によってゴブリン集落は壊滅した。

そして俺とエンは討伐報告しにギルドへと戻った。


〜ケータルの町〜

『グレイさーんっ戻りましたよぉ〜』

「おっ思ってたより早いじゃねぇか!討伐証明は持ってきたか?」

『もちろん持ってきましたよ…』

討伐証明はクエストの討伐対象魔獣を持ってくるか、その魔獣の体内にある魔石と呼ばれる石を持ってくる必要がある。

魔石の場合、魔石鑑定機みたいなものがあるそうで、それを使うと魔石が取り出された時間や何の魔獣から取れたものか分かる仕組みになっている。

『約30体のゴブリンがいました。集落も作りかけって感じでしたね』

「やはりそうか。早めに手を打ってよかったわ!討伐証明の魔石は受付で渡してくれりゃこっちで確認しておく、お疲れさん。あとは、これを交換しておこうか」

グレイさんが差し出してきたのはEランクのギルドカードで、俺は前のカードを渡して新しいのを受け取った。

『ちょっと疲れたんで宿に帰りますね…』

「ああ、依頼達成の報酬と魔石買取の精算は明日には用意できてるからいつでもいいから来いよ!」

一言分かりましたと言ってギルドを後にした。


〜宿〜

宿に着くと疲れがグッときたのかベッドに倒れた。

仰向けになってステータスを開くとレベルが上がっていた。


燕昇司 蒼 Lv3

職:万能者 巻き込まれた異世界人

固有スキル:カタログ

魔法:回復魔法Lv2、属性付与Lv2


俺のレベルは3になっており、魔法にもレベルがついていた。

ということは魔法のレベルが上がれば威力とかが上がるってことか!

と思ったが、俺の魔法って回復と付与で攻撃系じゃないから意味あるのか?と思ったが疲れていたので考えるのをやめて寝ることにした。


〜翌日〜

昨日受け取ったオークのお金があるので市場に行って物色することにした。

食べ物から骨董品みたいな物があちこちで売られており、美味しそうな焼きたてパンが売っていたので朝食として買って食べた。

出店を見てまわっていると気になるお店が、

『ここって何のお店ですか?』

「お客さん、お目が高いですな。ここは魔道具を取り扱っています」

『魔道具?』

ラノベとかで読んだりはしたがいまいちピンとこない、ラノベによっては使い切りだったり装備品だったり元から魔法が付いているものや魔法をストックするといった色々なパターンがあるからな。

『どんな魔道具があるんですか?』

「そうじゃな、例えばこの腕輪は装備型の魔道具で腕輪に魔力を保存できる。使い道としては冒険者が戦闘とかで魔力が足りなくなった時に腕輪を使えば補充していた分の魔力が還元されるって感じじゃな」

おお!冒険者にはお得な魔道具だ!

『ちなみにいくらするんですか?』

「これは金貨3枚じゃな」

金貨3枚…

俺の手持ちがほぼなくなってしまう…

『手持ちがアレなんでまた来ます…』

「いつでも起こしよ」

魔道具って高いなと思いながら他の露店も見てギルドへ向かった。


〜ギルド〜

ギルドに来てクエスト報酬と魔石買取の精算をしてもらい金貨3枚を受け取った。

・・・魔道具買えるやん!

と思ったが浪費家にはなりたくないのでもう少し稼いでから買うことにしようと決意した。

これから何をしようかなと考えているとクエストボードが目に入った

クエストボートとは依頼主から送られてきたクエストを掲示してあるものでそれを剥がして受付へ持っていくことでクエストが開始されるようだ。

そういえば、まだ一回しかクエスト行ってないし、それもグレイさんからの直依頼。

クエストボードをしっかり見るのは初めてだな。どんなクエストがあるんだろ?


ふむふむ、薬草採取に魔獣の討伐、護衛や調査ってのもあるのね。

少し楽しくなって色々と依頼を見ていると受付嬢のリーラさんが声をかけてきた。

「あら、アオさん何か依頼をお探しですか?」

『リーラさん!ちょっとどんなクエストがあるのかなって見てたんだ』

「そうでしたか!それなら、えーっと、これなんかどうですか?ソロでも受けれる依頼でランクも低いので登録したばかりのアオさんに合っているかと思いますよ!」

見せてもらった依頼は町から少し離れたところに山があり、その山に住んでいるガクさんという人から鉱石を受け取って持ち帰る依頼だった。

「行って戻るだけではありますが、魔獣の少ない地域なので危険も少ないですし、山頂からの景色もキレイなのでいいかなと思いますよ!」

次の町までの旅資金もまだ心許なかったのでクエストを受注することにした。

「これから行くと夜になってしまいます。夜道は危険かもしれないので明日の朝出発することをお勧めしますよ」

リーラさんのアドバイスで明日の朝に出発することに決め、宿に戻ってカタログで食料を色々と購入した

少しピクニック気分になってきたぞ

朝早めに出るつもりなので少し早めに寝ることにした。


事がトントン拍子で進んでしまいますが、そこは素人の愛嬌ということで…

これからほのぼのな内容とかも入れていきます!

4話目以降は定期的の更新を予定しております。

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