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例え話
海斗「つまり、本来の目的を達成することがで
きない状況でも正しいと思うことをする
ことに意味があるのか、という例え話な
のさ」
ボピ「なるほど」
海斗「昔、この例え話を友人に話したら、そん
な状況あるわけないから考えてもムダだ
と言われたよ」
ボピ「例え話の意味がわからなかったのかな」
海斗「こういう話というのは、いかに生きるか
という問題を考える材料なんだから、そ
の状況がありえるかどうか、なんて大事
じゃないんだよ」
ボピ「きっと、そのお友達は猛烈に体調が悪く
て答えを考えたくなかったんでちゅよ」
海斗「とにかく、その返事を聞いたときはガッ
カリしたよ」
ボピ「それで、海斗くんのこの例え話に対する
答えはどうなんでちゅか?」
海斗「僕にはわからないよ。すごく難しい問題
だからね」
ボピ「それを聞いたら、ボクも何だかわからな
くなってきまちた」
海斗「その答えはきっと、日本百人名山を制覇
したらわかると思うんだ」
ボピ「そうでちゅね。いつか、もう一度チャレ
ンジしまちょう」
海斗「うん。そうしよう!」




