表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本百人名山  作者: 割れせんべい
56/58

ダイビングキャッチ

海斗「ボピくん。たとえば、こういう状況を考

   えてみてくれ」

ボピ「どんな状況でちゅか」

海斗「弱小チームと強豪チームが野球の試合を

   しているとしよう。ボピくんは弱小チー  

   ムのセンターを守っているとしよう」

ボピ「はい。弱小チームのセンターでちゅね」

海斗「試合の状況は0対99でボピくんのチー

   ムは負けているとしよう」

ボピ「すごい差でちゅね」

海斗「さらに試合は9回表で強豪チームの攻撃

   で、2アウトでランナー3塁という状況

   だよ」

ボピ「一応、ピンチなんでちゅね」

海斗「味方の選手達も、どうせなら0対100

   になったほうがギネスブックに載るから

   その方がいいや、なんて気分になってい

   るとしよう」

ボピ「あきらめちゃってるんでちゅね」

海斗「その時、バッターの打ったボールがフラ

   フラッとボピくんの前に飛んできたとし 

   しよう。ケガを恐れずダイビングキャッ

   チをすればアウトにできて相手の攻撃を

   終わらせることができるとしよう。ボピ

   くんはダイビングキャッチをするかい」

ボピ「もちろん、しまちゅ」

海斗「でも、味方の選手達も0対99より0対

   100の方がギネスに載るからいいなん  

   て気分になってるんだよ。それなのにケ

   ガをしてまでダイビングキャッチをする

   意味があるのかい」

ボピ「だけど、全力でプレイしないというのは

   間違っているような気がしまちゅ」

海斗「なるほどね」

ボピ「海斗くん、このたとえ話しは一体何なん

   でちゅか」

海斗「この場合、試合の結果は地球環境を意味

   してるのさ。そして、強豪チームは地球

   を痛めつけている人類の悪のパワーを意

   味してるのさ。あきらめている味方の選

   手は環境問題に興味のない大多数の人間

   を意味しているよ。そんな中でどう生き  

   るかということがダイビングキャッチを

   するかしないかということなんだ」

ボピ「むずかちい例え話しでちゅね」


   

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ