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クシャミ
ここまで順調に来たボピくんは足を速めまし
た。
ボピ「5人だろうと8人だろうと平気でちゅ。
ちっとも心配ありまちぇん」
そのとき、山の冷気が風となってボピくんの顔
に当たりましいた。
ボピ「ハックショーン!今日は少し寒いでちゅ
ね。シャツをもう一枚着ておけばよかっ
たでちゅ。あれ?今のクシャミのせいで
覚えておいた名前を忘れたような気がし
まちゅ」
そこへまた力士が現れました。
力士「さあ、わしは誰かな?」
ボピ「えーっと。春ノ山さんでちゅね」
力士「むむっ。違う!」
ボピ「えーっと。隆の山さんでちゅよね」
力士「なんじゃとお~!」
ボピ「あのお~、そのお~」
力士「おまえはわしをナメとんのかあ!」
ボピ「ちがいまちゅ。ただ、さっきクシャミを
したら名前を忘れてしまって、、、。」
力士「名前を言えなかった者には張り手をする
決まりになっておる」
ボピ「待ってくだちゃい。入口に戻って出直し
まちゅから。」
力士「決まりを破ることはできん」




