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日本百人名山  作者: 割れせんべい
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穴山

ボピ「最初の山を無事に越えまちたあ」

海斗「さあ、どんどん歩いていくよ」

ボピ「次の山と看板が見えてきまちた。看板に

   は穴山という文字とスキンヘッドの人の

   顔が描いてありまちゅ。海斗くん、この

   人の説明ができまちゅか」

******

海斗「この人は穴山梅雪だ。あなやまばいせつ

   と読むよ」

ボピ「どんな人でちゅか」

海斗「戦国時代の武将だよ。武田氏に長く仕え

   た人なんだ。でも、最後は不運な結果に

   なってしまったんだ」

ボピ「くわしく教えてくだちゃい」

海斗「武田氏が織田、徳川の連合軍に攻められ

   てピンチになった時、穴山梅雪は武田を

   見限り織田信長の配下になったんだ。」

ボピ「裏切ったんでちゅか」

海斗「うん。おかげで武田氏は滅亡したんだ」

ボピ「クピー」

海斗「でも、そのわずか二か月後、本能寺の変

  が起きて、今度は信長が明智光秀に殺され

  てしまうんだ」

ボピ「クッピー!」

海斗「その時、信長の部下になっていた穴山は

   明智に追われて、伊賀の山中で命を落と

   してしまうんだ」

ボピ「つぶれそうな会社を見限って新しい会社

   に入ったら、そこもつぶれてしまったと

   いう感じでちゅね」

海斗「うん。ちょっとかわいそうだね」

******

ボピ「さあ、どんどん道を進みまちょう」


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