好かれないなら好きでいたい
昔からそう
今だってそう
何をやっても中途半端
サッカー始めてもシュートなんざ
蹴る前に辞める有り様さ
好きなのに必死になれないっていうかなんか
スポーツは遊び程度が丁度いい
音楽にハマり集める機材
集めるだけ集めてそこから音楽が鳴る機会は無い
曲を作る根気すらないただの収集癖
なんなら誰か曲を提供してくれよと思う始末
昔からそう
今だってそう
何をやっても中途半端
車にハマった
昔から好きで整備士にもなった
好きな車を買い好きに自分でイジり
満足するかと思いきや案外そうでもない
家族ができ車にお金を一切かけなくなる
整備士の仕事も朝から深夜まで
家族との時間を優先し仕事を辞める
家族のせいにするつもりは無い
もともと心身共に限界だった
むしろきっかけが出来て感謝している
後に精神病でほとんど車に乗らなくなり
車への熱も冷めていく
冷めても興味が無くなる訳ではない
嫌いになった訳じゃないから
人で例えるならば恋人から友人になった様なもの
そんな距離感
おかげで友人は増えていく
広く浅く
昔からそう
今だってそう
何をやっても中途半端
それでも書き物だけはこうやって続いている
詩を書き続ける
文法なんて知らない
学ぶ気もない
詩や文を書いたところで金にもならず
何かが生まれる訳ではない
ただこうやって書いているのが好きだから
辞められないのだろうな
どこで韻を踏もうか
どうやって韻を繋げようか
どうやってもうまくいかず苛々する事もしばしばある
それが楽しい
結局な話
韻を踏むのがだいすきなんだ
下手でもいい
自己満足に評価はいらない
なんだかんだ好きな事やれてるじゃないか
良きかな
ちなみにこの文も
少しでも韻を踏みながら書き始めたが
自分では無理と悟りやめた
中途半端