表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/43

世界情勢1

ちょくちょく世界観の説明入ると思います。それはあれですよ、作者の力量不足って事で勘弁してください、まじで。

 この世界の情勢、この一年で良く分かった。ここは大きな大陸で、名はアイラス大陸。大小合わせて数百という国が集結している、戦乱状態の大陸だ。


 俺が召喚された国はマルボスという比較的大きな国で、国土だけは大陸でもトップ10に入る。同時に民も多いが、それだけ内政状態が著しくない。


 そして、それは反乱分子となる勢力がある事も意味する。まあ、これは当然だな。


 軍事力という観点から見ればあまり強くはない。数だけの烏合の衆、反乱分子を抑える為には割かれる兵力も考えれば、弱小の部類に入るだろう。


 だが一年前、強大な力を持った者が現れた。それこそが順也であり、圧倒的な力でマルボスの軍事力を一気に跳ね上げた。


 今、大陸の覇権を争っている主な国はマルボス、ガラシアという国、ミルバ、ギアラ、サスバルの五つ。


 それぞれ文化は違えど言語は大陸で統一されている。不思議な事にそれは日本語に近いが、さして意味は無い。


 ついで、各国の主な戦力、というか戦闘手段は魔法による攻防。魔法については未だ分からない事はあるが、二種類に別れる。呪文を必要とする魔法と、必要としない魔法。もちろん呪文を必要とする魔法は威力が高い。


 だが、それだけ隙が多い。前線で使われるのは呪文を必要としない魔法で、呪文を使う魔法は主に後方からの援護だ。


 呪文を使わない魔法は威力こそ弱いが一人につき乱射ができ、威力ではなく殺傷力は充分にある。


 これがこの世界の主な情報。


 だが忘れてはいけないのが魔物という驚異的な存在。数こそ人間に比べれば少ないが、一体一体の戦闘能力は目を見張るものがある。覇権を争う五大国の内、ギアラだけは魔物の国だ。


 だけど魔物はギアラにとどまらず、世界各地に存在する。まあ放っておいても害はなく、自分達に危害を加えなければ、少なくとも人間よりは温厚な生き物だ。例外は常に存在するがな。


 一年間、俺は調べ尽くした。この世界の情報を。今、時は熟した。行動を起こすべく、俺は立ち上がる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ