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実験室の棚

パーフェクトガールの災難

日本語、英語を話せ、成績優秀、運動もできる、友達も多いく人からの信認の厚い中学生の私こと若草わかくさ 綾香あやかは現在悩みを抱えています。


事の発端は文化祭

私のクラスでは出し物として眠れる森の美女の劇をすることになった。

あみだくじに名前を書き、先生名前と役名を辿っていった結果、私は王子役になった

男女の役位分けろと抗議したが先生は爽やかな笑顔したままのらりくらりと抗議をかわし、私が王子役のまま文化祭当日になってしまった。

半ばやけくそで台本に沿いつつも私の思う王子を演じた結果、男子生徒、女子生徒、一部教師果てはただ文化祭を見に来た他校の生徒まで虜にしてしまった。

役名の王子の名前ジーフォルト・クライス・レイチャーの愛称をとりジークと呼ばれるようになってしまった私。


文化祭が終わってからは、靴箱を開けると毎日大量のラブレターが入っている。

放課後に呼び出されたかと思うと女子から告白される。

町を歩けば近所の女子高生、女子中学生から握手、サイン、写真を求められる有り様


保育園からの親友には

「モテモテでいいじゃん」

と爆笑され

兄には

「さっすが俺の妹」

とどや顔で言われ

弟からは

「兄貴、勉強教えて」

姉なのに兄貴と言われる


私何か悪いことした?

そう思いたくなるほどモテる

今まではちっともモテなかったのに


最近ではファンクラブまで出来たようで、よくファンクラブの総会に誘われる

行かないけど


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