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篠宮優の物語  作者: 塩川叉來
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第一話「開いた扉」3

泣いていたら妹が帰ってきた。

名前は夢華、歳は一つ下の中学三年生

優とは真逆で明るい性格、優は夢華の事になると見境がなくなる。それほど優は妹の事を愛しているのだ。

夢華:「ただいまー!」

私は涙を拭き取り元気に

「おかえりー!」

と言った。夢華は優が虐められている事を知らない。

そう、彼女は実の妹にすら虐められている事を言っていないのだ。

私:「新しいクラスはどうだった?」

夢華:「普通だったよー。お姉ちゃんわ?」

と聞かれた時優は一瞬困った。

何故なら、初日から嫌がらせを受けていたからである。

私:「普通だったよ♪」

と答えた。妹に心配をかけたくなかったのだ。

私:「後で洗濯するから洗濯物出しててねー。それと夕御飯何食べたい?」

夢華:「はーい!夕御飯はねー、んー…お好み焼き!」

私:「わかった♪お好み焼きにするね!」

と言うとカバンを持って自分の部屋に入る。

カバンを置き、溜め息をついてから自室を後にし夕御飯の支度に取り掛かった。


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