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篠宮優の物語  作者: 塩川叉來
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第一話 「開いた扉」

第一話 「開いた扉」


高校入学式、家から自転車で30分かかる学校に着いた。

ここが、今日から私の学校…と心に言い聞かせ、門をくぐった

私はクラスに入った

「1人か…」

と、少し安心したように溜め息を付いた。

そうして、1人の女の子がクラスに入ってきた。

その子は

「おはよう!私は中川凛!よろしくね!」

と私に言ってきた。

そして私は

「おはようございます。篠宮優です。よろしくお願いします。」

となるべく笑顔で言った。

ある出来事のせいで人との付き合いを避けていた私は同い年の人と話すのは久しぶりなのだ。

凛:「篠宮さんは何処の中学から来たの?」

と聞いてきた

私は後で自己紹介するのに…と思いながらも

私:「咲川中学から…」

と答えた

凛:「咲川中学?それって何処にあるの?」

私:「あそこの山の上の学校…」

少し怖がりながら私は凛に答えた

凛:「そうなんだ!私は南川中学から来たの!これから同じクラスだからよろしくね!」

と言ってきたので私は

私:「こちらこそ…よろしくお願いします。」

と言っておいた。

そうするとぞろぞろとクラスに人が入ってきた。

凛も同じ学校から来た人の所に行き話している。

私は1人になったので本を読み始めた。

そうしていると男が複数で私の周りを囲った。

私:「なんですか」

と男達に言った。

男達は私の机を蹴るとクラス中に悲鳴が響き渡ったと同時に数名から笑い声が聞こえた。

私:「なに」

と男達を睨みつけると無言で何処かに行った。

そうして凛が走ってきて

凛:「大丈夫⁉」

と聞いてきた

私:「大丈夫。」

と言い、眼鏡を取ってケースに閉まった

凛:「よかったぁ。あいつらイジメとか普通にするから気を付けてね!じゃあ席に戻るね!」

と言って凛は席に戻った

私は机を直し心の中で思った。

「これからの私の高校生活…どうなるんだろ…」

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