クリスマスイブ
オレの名前は勇気。
ごく平凡な男です、年齢は18歳…。
でも、ごく平凡なオレも彼女が居るんだ!!!
彼女の名前は優香里なんだ。
オレ達は中学1年から付き合ってる大の仲良しカップルなんだぜ!!!
だけど、優香里は心臓が悪く…走ったりしたら死ぬ危険があるらしい。
まぁ、紹介はここまで!!!
12月23日、アルバイトから帰っている途中に携帯が鳴る…『プルプルプル』優香里からだった。
急いで電話に出た。
勇気.『もしもし。』
優香里.『あっ、勇気〜!!!突然ですが、明日は何の日でしょう???』
優香里はとても嬉しそうな声をしていた!!!
オレは答えた。
勇気.『クリスマスイブ…??』
優香里.『正解ッ!!!さすが、ウチの勇気じゃね!!!』
ちょっと照れたオレ…。
勇気『明日は、一緒にデートするって約束してたもんな。』
優香里『うんッ!!!明日は大事な日なんだよ!!!もう、寝るね。おやすみなさい。明日は風邪ひくなよ。』勇気『ひくわけねーよ!!!おやすみ。』
オレは家に帰った…。
明日は午後7時に待ち合わせだから、ずっと寝てよ。
次の日、午後6時にプレゼント【指輪】を持ち出発した。
午後6時50分に待ち合わせ場所に到着。
周りを見たら、雪が凄く積もっていた…それに寒すぎて鼻水が垂れそうだった。
午後7時10分になっても優香里は来なかった。
勇気.『バカだから、道に迷ってんのかもな。電話してやるか!!!』
オレは優香里に電話した…留守電だった。
携帯置いて来たのかな…。
8時になっても優香里は来なかった。
オレは心配になった。
オレは優香里の家まで走った…。
そして、優香里の家に行く途中に誰か道に倒れていた。この道はあまり人が通らない…。
オレはもしかしてと思い、倒れている人を抱きかかえた。
倒れている人は優香里だった…。
もう、息はしてなかった。
勇気『優香里…なんでバスで来なかったんだよ…。心臓が悪いだろ…。』
オレは泣き崩れた…。
優香里のポケットに手紙が入っていた…。
内容は…『勇気、浮気してないでしょうね???ウチはアンタ一筋なんだからね!!ウチは勇気と会えたのが一番幸せだよ。これからも、バカップルで居ようね。』オレは涙が止まらなかった…。
オレも優香里に会えて一番幸せだよ。
ありがとな…。
最後にゴメン…優香里を守れなくて…