第7話
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《ねえ、〝貴女〟はどうしてそんなに何時も悲しそうな顔をしているの?》
これは私に初めて声をかけてくれた人の声・・・・
親に捨てられたらしい私は教会が運営する孤児院にいた。
何故か表情らしきものを表に出せ無かった私を周りの人達は避けていた
シスターさん達も避けるようになっていたからしょうが無いともいえる。
そんな無表情の私にあの人は《悲しそうな顔をしている》と言った
なぜ?と思った。
私は悲しくなんて無いはずだ・・・無いはず・・・・・
私には自分がどんな感情を持っていたのか、自分には分からない事にその時きずいてしまった。
その時心の中にもやもやしたモノが有るのにきずいた
なに?これは・・・・・そう思っていた時
《・・・決めた!》
びくっ、と私の肩が揺れる
何かを決意したらしい言葉をあの人が突然大声で叫んだからだ。
《あなたの傍にずーーーーっと居てあげる‼》
その時のあの人の屈託のない笑顔を見て私は思ったのだ
”眩しいな”・・・・と・・・・・・
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ちょっとシリアスな場面を入れてみました!