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初めてのギターってどんなのが良いのだろうね。安物かあるいはある程度の値段のものか

作者: 朝日 橋立
掲載日:2026/01/12

 ギターには幾つかの宗派があります。

 こう宗派という言葉を使うと、何だか宗教的だと思われるかもしれません。

 大体一緒です。特定の神様はいませんが、信仰対象はあります。


 例えば、ストラトは王道でそれ以外は邪道であり、ギタリスト失格という論者。

 これも中々不思議なものですが探せば見つかる不思議です。


 その諸宗派の中でも中々苛烈なのが、初めてのギター論争です。

 初ギターはある程度高いもののべきか、あるいは安ものであるべきか。

 これを私的に考えようと思います。


 一般にギターの安いか否かは、十万円を境に分かれています。

 以下なら安い、十万円から五十くらいでしょうか? その程度までは普通。それ以上は高いと。


 結論から言うと、私は安ギターで十分論者です。


 最初からギターの良し悪しなど初心者には全く分からないものです。

 例えば最初から十万円台を買っても、その機能を持て余すだけでしょう。

 辞めてしまったら全て損になりますし。


 かくいう私も安ギターから始めた人であります。

 今調べたところ、使っていたギターは大体七、八万円台だそうです。

 スーパーストラトと言われるものですが、ある程度弾きやすかった記憶はあります。


 勿論、それなりに悪いところもあったなと思います。

 シールドのジャックが死んでいたとか……。中古だからしかたないでしょうが。

 ですからその後二万円台のギターを使い始めます。


 これは色々と使いやすいギターでした。

 ピックアップを弄ったりなどもしやすかった。

 思うに、初めて色々な挑戦をするうえで、安物こそが扱いやすいのだと言いたいです。


 けれども、同時に安ギターにはそれなりの理由があるというのも、忘れてはならないものでしょう。


 例えば、件の二万円のギター。

 これは中々フレット処理が酷かった。

 ですから色々と調整が必要になりました。


 そして、最初のスーパーストラトは、とんでもない弦高でした。

 1cmでしょうか? まともに弾けない弦高を、楽器屋がそのまま渡してきたものですから、正気を疑います。

 これは楽器屋の質が悪かっただけかもしれませんがね。


 さて、それ以外にもついこの前買った一万円台のギターについてです。

 これは相当に人を選びます。

 入門用なのに人を選ぶとは? という話ですが、事実として幾つか酷さが否めません。


 1つにチューニング。

 ペグがだいぶ酷い。安物なのは分かりますが、合わせづらいです。

 使おうと思えば使えますが、付け替える方が吉でしょう。


 2つ目に反り。

 相当に反ります。トラスロットが死んでない限りいけますが、結構面倒です。


 あとはピックアップが酷い。木材加工が相当に悪い。

 その程度でしょうか?


 ただ実際に整備すれば使えます。

 安物っぽい音も味でしょう。

 ペケペケとした音も好き好きです。


 そうですね……。

 最初から高いギターを買うべき理由はここになるでしょう。

 高いもの、具体的には十万より上でしょう。


 これはある程度ペグも良いですし、あんまり反らないなどなど最初から使えます。

 ジャパンビンテージはあんまりなこともありますが、新品でこのグレートは今なら大丈夫でしょう。


 まとめると、買ってすぐにギターをやりたい人はある程度のお金を出すべきでしょう。

 そして、整備など実験をしたいのなら安ギターも十分な視野です。


 しかし、一つヒントがあります。

 初ギターで箱物はやめましょう。これは弾き辛い。

 十万台でもこれより安くても変わりません。

 皆がやりたがる細かいフレーズは、理論上可能ですが初めてでは不可能です。


 いずれにしろ安ギターだろうと高いギター、フルアコ、どれにも関わらずです。

 心が惹かれるものを買うことが一つでしょう。

 少し諸宗派に怒られるかもしれませんが、やってて楽しいことが一番ですから。

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