第2話 朱雀の巫女
普通の高校生 夕城 美朱、美朱の友達 本郷 唯
二人は突如として、四神天地所書の中に吸い込まれてしまったのだった。
二人がたどり着いた先は、現代とは一風変わったところだった。
瞬く間に盗賊が現れて、捕まったが、謎の少年に助けられたのだった。
その少年はお金を要求したが、諦めて帰っていった。
すると、唯ちゃんがいなくなったのだった。
「あのなぁ...ようがないなら帰ってくれ」ため息をつく少年と、腕にしがみつく美朱。
美朱は少年の腕にしがみついて、にらみながら言った。「唯ちゃんを返して!!」
少年は、力ずくで美朱をはがすと、「知らねぇよ。」と手を振りながら歩いて行った。
すると、「この人、唯ちゃんをさらった、悪い人ですぅー!!私、さらわれちゃうーー!!」と美朱は大声を出した。
周りは、少年と美朱を見ていた。
少年は慌てて振り向くと、「違いますよ。そんなことはありませんよ。ハハハ...」と言った。
そして、「おめぇーは馬鹿なのか!?」と一言、「じゃあ、返しなさいよ!」と美朱。
二人の口喧嘩が始まった。
「いいや!あーでこーで!!」と少年。「違うわよ!!あーでこーで!これでしょ!?」と美朱
二人の口喧嘩は止まらない。
その口げんかに終止符を打ったのは、皇帝を乗せた、立派な人力車だった。
人力車は、高い装飾品ばかりを集めていた
「ねぇねぇ、これなあに?」と美朱。「立派だろ~」と少年
「そうだね~」と美朱。「大金持ちだな~」と少年。
美朱は「ねね、あれとってきたら、返してくれる?」と言った。
「唯ってやつは知らねぇが、探すことくらいはしてもいいぞ?」と少年
「わかった!どれが欲しい?」と美朱。
「そうだな~あの赤いリボンを一切れ欲しいなぁ」と少年
「じゃあ、取って来るから!まっててね!」と美朱は走り出した
「ああ!まってる...はぁ!?」少年は言いかけて我に返った。
美朱はすでに列に入り込んでいた。
「ねね、皇帝さん。そのリボン一切れチョーだい!」と言っていた。
少年はますます青ざめた。
そのとき、カチャッと音がした




