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ロード・オブ・エリクシル  作者: ナムル
第一章 旅路の始まり
1/71

錬金術師との出会い

 錬金とは、『魔石』と追加の素材を用いて薬や武器などを作る技術のことである。


 始まりの錬金術師アルジール=ヴェゼガが家に納まりきらないほどの『黄金』を作り出して、レヴィス皇帝に献上したという神話が錬『金』という名前の起源になっている。

 しかしその神話では、錬金されて作られた物は10年ほどで再び魔石と素材に分解されることが発覚し、彼の一族は貴族位を剥奪され、また島流しとなったともある。


 言ってしまうとその男は、歴史に残る大詐欺師でもあったわけだ。

 しかしそんな決して輝かしいとは言えない始まりにも関わらず、今日では錬金術師は人々から信頼され、また尊敬を受けるまでに至っている。

 

 それがなぜかというと、錬金された物は、逆に言ってしまえば10年は持つからだ。体内で吸収され素材に戻ることの無い薬や、元より10年も持たない武器の作成などにおいて、錬金術師の右に出る者はいない。


 ただ、錬金術師は並大抵の努力でなれるわけではない。その職能を得るには人体や魔法や物質に対する膨大な知識と、錬金を行うための根気、器用さ、技術、体力、魔力量などが必要だ。


 ゆえに、錬金術師になれる人間は大別してこの三種類のどれかに属している。

 すなわち向上心や欲望の非常に強い人間か、錬金術師の家系の者か―――、もしくは何らかの理由で、大切な人を失った者である。


 蘇生の神薬エリクシルを求めて、今日も果てなき荒野を歩き続ける者たちがいる。





 この小さな寒村の橙髪の少年ラルクは、村に錬金術師が訪れたと聞いて、その人が泊っているという家を訪れていた。

 賓客を迎えるための小さな藁葺きの屋根の家。大きなテーブルと椅子と、その後ろの棚を除けばわずかに小物が散乱しているだけの、小さな家だった。

 

 目の前の椅子には黒のローブを纏い、目以外をのっぺりした仮面で隠した、いかにも怪しい男が座っている。


「……それで、」


 目の前の男は口を開いて、


「お前は妹を治すために、幾ら出せる?」


 年の割に大柄なラルクよりは、小柄な男だった。

 金銭の要求。ラルクは立ちあがって、


「さ、3000ゴールドまでなら!」

「ふむ、3000か……」


 それを聞いて、目の前の男はおそらく難色を示すように腕を組んだ。


「お前の話を聞くに、お前の妹はおそらく重度の肺炎だろう」

「……、」

「それを治すには、なかなかの魔石と技術がいる。相場は10000ゴールドといったところか」

「そ、そんなの、払えるわけが、」

「そう、払えるわけがない。お前が半年や一年働いてようやく稼げる額だ。この貧しさの中、貯蓄はできなかろう」

「ッツ!!」


 そこまで知っていて何でと、彼は言おうとした。

 しかし目の前の男は、つまらなそうにぼりぼりと頭を掻いて、


「労働には対価が必要だ。3000ゴールドで仕事をやっても魔石などの分だけ損するだけだし、何よりその優しさに付け込もうとする輩どもが湧き始める。貧民の頭ではその程度のことも分からんのか?」

「……くっ」

「ああ待て、俺を恨むな。恨むのなら、貧乏なお前自身か神様を恨むんだな」


 人情味はないが、彼の言っていることはひどく現実的な正論だった。少なくとも17歳の子供の、ラルクの主張よりかは。

 だがしかし、正論だからと言って何もしないわけにはいかなかった。

 このままでは、妹は高確率で死ぬのだから。


 そこで彼は俯いたまま、必死に言葉を絞り出して、


「……何を、すればいい?」

「ん?」

「お金の代わりに俺にできることなら何でもする!俺は自分の命だって妹の為なら惜しくはないんだ!人体実験の生贄でも、魔物に対する弾避けでもなんにでもなる!だから妹を、助けてくれ!」


 ラルク自身、そんなもので1万ゴールドに匹敵する価値を生み出せないことは分かっていた。

 人間などいくらでもいる。貧困の激しい大陸南東では、人間の奴隷がたった1000ゴールドぽっちで売られているらしい。


 彼は内心、選択を間違えたかと思って、

 


「くはっ、」


 ひどく乾いた、笑っているような声が聞えた。おそらくは笑っていないのだろう。ただ仮面の男はは身を机の上に乗り出して、


「面白いな、お前」

「……へ?」

「錬金が成功するかは半分は実力、そして半分は運だ。どれ、お前の運を試してやるとするか」

「何を、する気だ?」

「分からんか?お前の運を試してやろうというんだ」


 そう言うと彼は後ろの棚から、『黄色の湯の花のような薬』と『赤い魔石』を取り出して机の上に置いた。


「これは……」

「片方は血流を良くする薬。そしてもう片方は、肺炎の薬には十分なサイズの魔石だ」

「!?」


 それは彼にとっては宝石のような物だった。いや、どんな宝石よりも価値のあるモノだった。

 彼は同程度の、小石程度のサイズの二つを見せて、


「今から賭けをしようじゃないか」

「……賭け?」

「ああ、そう賭けだ。ルールはシンプル、お前がどっちの手に赤い魔石が入っているかを当てられたら、無料で妹とやらを治してやる」

「いいのか!?」

「勿論、失敗した場合の条件もあるがな」


 失敗した場合、と彼は息を呑む。当てられたら、金額にして相当な価値のある治療をただで行ってくれるのだ。

 なら失敗した場合は。


「妹の為なら自分の命も惜しくないと、そう言っていたな。宝石の在処を外した場合、レッドドラゴンの巣に卵を取りに行ってもらう」

「レッド、ドラゴン、」

「その卵が次の薬の錬金に必要でな。十中八九お前は死ぬが、構わないのだろう?」


 そのぞっとするほど冷たい声音で青年は理解した。この錬金術師は、自分が失敗したら本当に命を失いかねない事をやらせて来ると。


 しかもまさか、こんな陰気な、仮面にフードを被って身元をわざわざ隠した男が、何の策も講じてないわけはないだろう。

 この賭け、おそらく自分は敗北する、と彼は感じた。


「……、」

「どうする、乗るのか乗らないのか」

「う、ぐ、」


 彼は息を呑んだ。自分の命も掛かっている。負けたら自分は、妹を助けることもできず死ぬ。

 だからラルクは躊躇った。


「どうした、やらんのか?」

「……少し、考えさせてくれ」

「まあいくら肉親の為とは言え、自分の命は惜しかろう。ここで下がるのも、」

「それはどうでもいい」

「……ほう?」


 意外な言葉に、仮面の男は意外そうな声を出した。

 それはどういうことかと疑問に思って、


「俺が気にしているのは、これが本当に妹が最も助かる可能性の高い選択肢なのかってことだ」

「……ふむ、」


 仮面の男は、今度こそ本当に驚いた。

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「直情型と思ったが、そうでもないようだな」

「……でも俺にはこれよりいい選択肢は思い浮かばない」

「くは、いいぞ」

 

 相も変わらず、到底笑っているようには見えない笑いだった。

 対するラルクは自信半分、虚勢半分と言った笑みを浮かべた。

 

「……俺は、騎士を目指している」

「ほう?」


 彼は魔石を凝視した。ゆったりと、目以外から力を抜いて、しかし目だけは全力で凝らして、


「お前がどっちの手に隠したかなんて、あっさり見切ってやる」

「良い威勢だ。だがそう言って、お前の見ていないところで隠されるとは思わなかったのか?」

「……あっ」

「……馬鹿め」


 彼はため息を吐いて……、次の瞬間、目にも止まらぬ速度で腕を動かした。


「速ッ!?」


 右手から左手に向かって赤色の残像が走ったかと思ったら、同時に右手から左手に赤の残像が走る。

 一瞬間に何度も何十度も魔石の位置が入れ替わる。


 全くもって、目で追えない。

 しばらくして男が、ピタリと動きを止めて、


「さあ、当ててみると良い」

「う、ぐっ、」


 おそらくこの10秒間で、少なく見積もっても300回は移動を行っただろう。ラルクにはどっちの手に魔石があるか、判断が付かなかった。

 仕方がなく彼は、男の顔を見ながら、


「ええと、どっちだ。こっちか、それともこっちか?」

「仮面をつけた者の顔色を窺って何になる」

「うぐ……、」


 ラルクは普段思い切りの良い男であったが、それでも今回ばかりはすぐには選べなかった。自分と妹の命が懸かっているのだから仕方ないが。


「くそ、えっと、」

「諦めろ。お前が何年考えようとも分かりはしない。俺の時間を無駄にするな」

「ぐぅぅ、」


 もはや彼には、二分の一を当てるしか方法はなかった。本当に二分の一なのかも怪しいが。

 ラルクは左手を見て、右手を見て、左手を見て、右手を見て、


「さあ、選べ」

「……確か、」


 そこで彼が動きを止めて、


「ええい、ままよっ!多分こっちだぁーーーッツ!!」


 左手を……、指さした。


「……ふむ」


 どくんどくんと、ラルクの心臓が高鳴る。汗が滝のように流れる。

 ゆっくりと、手が裏返されようとする。


「……本当に、こっちでいいんだな?」

「あ、ああ!」


 そして彼はラルクの運命を決めることとなる、手を、ゆっくり開いて、

 


「……チッ」

「あ、」


 そこには真っ赤な色をした、小さな魔石が握られていた。


「ませ、き、」


 なぜか小さな黄色い花も握られていたがそんなことは気にならず、喜びのあまりラルクはガッツポーズをした。


「やった、当たりだっ!!」

「ふん、運のいいやつめ」

「約束は勿論、守るよな!?」

「ここにきて撤回するほど、俺も恥知らずではない」


 歓喜に打ち震えるラルクを横に、男はいくつかのビンとその魔石を持って、しぶしぶといった風にゆっくり立ち上がった。


「お前の妹とやらは、どこにいる?」

「あっ、俺の家だ!付いてきてくれ」

「分かった」


 ラルクも急いで立ち上がると、玄関を出て、畑のあぜ道を通って走っていった。男はゆっくりと、後を付いてくる。








 木の屋根の、小さな家の外でラルクは立っていた。所々朽ちた木の壁を背に、初夏の夕日を浴びる。

 

 本当は妹と共にいたかったが、錬金の邪魔になるから出ていろと言われていた。


「……リース、頼む、助かってくれよ」


 彼は懇願するように、祈るように家に向かって手を合わせる。その姿はどんな幼子よりも純粋で、どんな信仰者よりも信心深かった。


「肺炎、アイツは大した病気じゃないって言ってた。治せる病気だって」


 そうは言われても、肺炎はこの村では死に直結する重病である。これまでも彼は、何人もおそらく肺炎だと思われる病気で死んだ人を見てきた。ラルクは怖かった。


 するとそこに、いかにも豪胆そうな、恰幅の良い中年の女性がやってきた。


「やあ、ラルク」

「ジーナスおばさん!」


 彼女は父親が貴族に殺され、母親が病気で早世してしまったラルクが、小さいころに何度も世話になった人間だ。おそらく今回も、彼の妹を心配して見に来たのだろう。


「しっかし、何だってアンタ、家の外に立っているんだい。リースちゃんの世話をしなくていいのかい?」

「それは、」


 そこでラルクはこれまでの経緯を説明した。

 すると彼女は眼を見開いて、大きな口を開けて言った。


「へえ、アンタもかい!ちょうどアタシも話そうと思っていたんだよ!」

「……え?」

「アタシの弟も肺炎だったじゃないか。こっちが移したのか移されたのかは知らないけれど!昨日アタシも賭けをやって、そして賭けに勝って治してもらったんだよ!」


 おばさんも、同じことを……?


「まさか、」


 ラルクはそう思うとともに、ドアを開けていた。

 開けるなと言われていたのに。


 ……すると、


「……ああ、くそ、これでは効くかは分からんな。まだ完璧じゃない。いやだが、まだ作り直せる」


 彼が緑色の砂利のような物を握った。その瞬間。


「!!」


 その粉は、赤色の魔石と何かの牙に戻っていた。ラルクは学校で習ったことがあった。腕のいい錬金術師は、簡単なレシピなら錬金のやり直しができると。錬金で作られた物質を素材へと分解できると。


「お前、」

「……もっと魔力を、少なめに、」


 ラルクが思わず声を出すが、男は集中しているのかそれに気付かなかった。

 彼の仮面の下、顎から汗が垂れてきている。


「……簡単な、薬なんだろ?」


 いや、おそらく既に何回か薬は出来ているんだと彼は気づいた。彼の妹の生存率を高めるために、より完成度の高い薬を作ろうとしているだけで。


「そこまでする義理はないだろ。無料の治療なんだし、薬を作れば取り合えず体裁は保てるんだし」

「こうか、いや、こうでもない、」


 そこでごほっ、ごほっとリースが咳をした。見ているラルクが怖くなるほど顔を真っ青にして、ひゅーひゅーと息を吸いながら、


「……ごめん、なさい、錬金術師様」

「…………気にするな」


 このとき男は初めて、明確に錬金から意識を逸らした。


「亡くなった姉さんが言っていた。誰かを救うために、錬金術師はいるのだと。ならばその存在意義すら果たせずどうする」

「……分解。まさか、」


 そのときラルクは何かに気づいたように、畑の方に向かって飛び出していた。


「あっ、ちょっ、どこに行くんだい!リースちゃんが大変な時に」

「知らないといけないことがあるんです!」


 ジーナスの制止も聞かず、彼は村を疾走する。両脇を畑に囲まれた土の道。

 向かう先は、50mほど先の錬金術師の住居。



「はあ、はあ、」


 数秒で辿り着いて、不用心にもカギを掛けずに出ていった彼の部屋にラルクは入っていく。

 いくつもの魔道具や魔石が散らばった部屋。室内側から筒状の魔道具が山に向けて出ていたり、机の上にひび割れた釜のような物が置かれていたりするが、それらはどうでもよかった。


 彼は躊躇うことなく、テーブルの錬金術師の座っていた側に回った。……そして、



「……やっぱり、あった」


 そこには小さな、赤い魔石が落ちていた。肺炎の薬に使うはずの赤い魔石が。

 

 窓から射す真っ赤な夕日に照らされて、思わず少年は跪いていた。







 

 ……それから三日後。錬金術師が村を出ていくという噂を聞いたラルクは、元気になった妹を置いて彼のもとに向かっていた。


 村を出る門の下。変わらず陰気な声のまま、男は言ってくる。


「……何の用だ?」

「アンタが両手に魔石を握っていたこと、知ってるんだぞ」

「……馬鹿と、侮りすぎたか。いや、騎士見習い。錬金術にも多少の造詣はあるか」

「ああな」


 ラルクの片手には、鋼の剣が握られていた。彼は仮面で顔は見えないが、おそらく怪訝そうに眉を顰めて、


「本当に、何をしに来た?」

「俺は赤い魔石を当てられたが、赤い魔石を外してもいる。だってそうだろ、アンタの言った方の魔石は、別の手にあったんだから」

「……なんだ、急に訳の分からん屁理屈を言って。しかもお前に得のない」

「だからさ」


 話を遮られたことに男は一瞬ムッとしたが、そのときラルクは煌めくような笑顔を浮かべていた。

 仮面の男が何年も見たことのない、屈託のない美しい笑顔を。


「アンタが約束を守ってくれたんだ。俺も約束を守る。――手伝うぜ、レッドドラゴンの巣に行くの」

「はぁ?」

「約束だろ?たぶんアンタがここに留まっていたのも、本当にレッドドラゴンの卵を狙っていたからだろうし」

 

 ラルクはそう言って、古来より赤竜が住んでいるとされている裏山を指さす。彼も実際に、何度も赤竜が飛び立つのを見たことがある山を。


「……お前には妹がいるだろう」

「アイツはもう大丈夫。働ける年だし、美人さんだから」


 錬金術師の男は、面倒くさそうに眉根をまげた。そこでまるでお前などいらんとでも言いたげに、腕を払って、


「……去れ。俺より弱い奴が付いてきて何になる」

「人数が多いに越したことはないだろ」

「……」

「まあいいや。アンタが何と言おうと、世界の果てまで付きまとってやる」

「……本当に、面倒臭い奴だな」

「よく言われる!」


 馬耳東風というか兎に祭文というか。いや、実際は決意が固いだけかもしれない。

 ともかく彼は、ラルクに何を言っても無駄と呆れたのだろう。変わらず冷然とした態度のまま、


「……勝手にしろ」

「おお!!」

「言っておくが、お前が窮地に陥っても、俺は危険を冒してまで助けんからな」

「俺はもう、アンタに一度救ってもらったんだ。ぜひ見捨ててくれよ!」

「……」


 暑苦しく、少年らしく笑う彼を男は心底苦手そうにしていた。

 だがそれも構わずラルクは彼の肩を持って、


「俺はラルク。騎士を目指しているラルクだ。アンタはなんて言うんだ?」


 おそらくラルクは、答えが返ってくるとは思っていなかったはずだ。それでも彼は、とりあえず挨拶だけはしておこうと思って。



「……アルマ。錬金術師のアルマだ」


 しかし彼はそう答えた。意外そうに、嬉しそうにラルクは笑った。


「アルマか、よろしくな!」 

「ふん……、」


 アルマはまた、そっぽを向いてしまった。けれどそれでも、名前を教えてくれたことがラルクは嬉しかった。

 ラルクはゆっくりと、裏山に向かう道を歩むアルマの後ろを歩いていく。


 これが彼らの運命を大きく変える、最初の出会いだった。

 

 

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