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⑸『海中の渦に巻かれて』

⑸『海中の渦に巻かれて』



命の雫を飲みながら、海中を遊泳することが、如何に難しいかは、現世の人間関係の中でも分かることだろう。しかし、我々は、泳ぐ使命の様なものがあるのである。まさに、渦に巻かれて、生きとし生けるものとしての、生命を全うする訳である。



いつだって、時間という定刻には、幸せと不幸せが混濁している。殊更な命の不安も、ギターの旋律で、海中の水泡の如く、其処でまた、命の渦を巻いている。守るべきものが、自分だけではなくなった時、そっと手を差し伸べる勇気が、差し伸べた手から、水滴が滴り落ちる。



何が正しいなどと、其れがさも分からなくなっている様に見えて、本当に分からなくなる世界に、足を踏み入れた時に、その意思の姿勢が、言葉の詩となっては、心の命の本質を、正してくれる時、海中の渦に巻かれて、心は躍動する、まるで、海中の渦に巻かれて。

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