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⑵『海中の渦に巻かれて』
⑵『海中の渦に巻かれて』
㈠
色彩の変容と共に、海中では、様々な現象が起こり得る。無論、メタファとしての、話なのである。つまり、社会の構図を海中に見立てるならば、我々は、その渦の中で、必死に生きているということになる。例えば、その呼吸は、海面で行われる訳である。
㈡
しかしどうだろう、人間はやはり、傷付きやすい動物だから、海中の渦によって、渦の外へと追いやられる時もあるだろうし、其処で、ショックを受けたり、或いは、何かを学んだりしながら、明日へと希望を持って生きていると言えるだろう。
㈢
海中がどうであれ、人間は生きて行くのである。それは、社会とて、同じことなのである。生を持ったからには、簡単に終わらしてはなるまい。抜き足忍び足しながら、豪胆で生きること、強い精神を持つこと、我々には、そして自己には、人生を全うする責務と自由が、渦巻いているのである。